昨日の午後 八戸ジュニアオーケストラの演奏会でした。
八戸は市民フィルオーケストラがあり、毎年演奏会を開いています。
すごくうまいですよ。
その後に生まれ、今年が35周年というジュニアオーケストラ。
小学生から大学生で作られています。
小学校のオーケストラ部の子供たちが入っており、熱心さに感動して聞いてきました。
今年の指揮者は八戸市出身で今はオーケストラ・アンサンブル金沢コンダクターの松井慶太さんです。
八戸の演奏会には何回も来てくれており、私も大好きな指揮者です。
今回はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を岡田奏さんのピアノでという。
岡田奏さんも小さい時から聴いている人なのでワクワクしながら出かけました。
ところが、岡田奏さんが体調を崩されて今日は出演不可という。
松井さんの説明によると「何人かのピアニストに声をかけたけれど3日前ということで調整がつかず、ただ一人佐藤卓史さんというピアニストが引き受けてくださったという。
あの難曲中の難曲をたった3日で、と聞いただけでありがたくて涙が出ました。
そして始まった1楽章。震えが来ました。
オーケストラもジュニアとは思えない重厚な音が出ていて、指揮者・ピアニスト・オーケストラが一つになって公会堂を振るわせました。
涙でよく見えなかった。
割れんばかりの拍手。アンコールに答えてくれたのが「ラ・カンパネラ」
またまた感動でした。
私は佐藤卓史さんの大ファンになりました。
田舎町の小さな音楽会で大きい感動を受けました。
音楽っていいですね。
下の写真は最後の場面です。