この現状を決して忘れない!
(資料1)を見て欲しい! 左上から時計回りに…地震の揺れに、母親にしがみ付く子ども…中央は福島県が3分の2が「放射線管理区域」(4万Bq/m2、0.6μSv/時)を上回る線量になった。農地に襲いかかる津波‥第一原発を襲う。3号機の水素爆発…そして、あれから11年が経った!
[資料1]この光景は忘れようとしても・・忘れることはできない
この震災の直接死15,899人、行方不明2,562人、合計18,461人(2021.2.8警察庁)震災関連死3,786人(2022.3.10復興庁)福島県が2,331人で、全体の62%を占めている。これまで「脱原発情報」で特集してきた中で、多くの人たちが震災関連死として申請していなかった。この人たちを含めれば3,000人どころか4,000人に近づく事になろう!更に、当時、政府が発出した「原子力緊急事態宣言」は未だ解除されていない。環境大臣政務官は、国会で「まだ原子力緊急事態宣言解除は程遠い現状にある」と答えている。識者は「これから100年経っても同宣言下にあるであろう」と話している。こればかりではない!第一原発の敷地全体が放射性廃棄物の山・山・山である。しかも、運転開始から半世紀…爆発、炎上、浜風、塩害によってボロボロの現状にある。ここに地震、津波に襲われれば、福島県はおろか、日本全体を震撼させる事態になる可能性がある。「廃炉収束」など夢のまた夢である。
すでに266人に達した小児甲状腺がん患者は、これまでの想定発症率の約70倍である。そして「国と福島県は原発とは関係ない」と言う! 更に、老朽原発と六ヶ所再処理工場を入れれば65基を超え、全て後生に委ねることになる。この国は‥何という国であろうか?
子ども達の命を守る闘いは私の命のある限り戦い続ける決意だ!
P2~3 地震調査委員会 太平洋沖は長期間にわたり
大きな地震の可能性あり
P4 再開後 第65回東電交渉 「二次処理問題」で
ぺてんのようなことが行われている
P5 ウクライナ原発・核施設が攻撃目標に!
原発廃止・平和の維持こそ私たちの生き残りの条件
P6 デブリ取り出しの前に・・やるべき事
それは使用済み燃料プールから核燃料の運び出しだ