石丸日記

反原発運動半世紀
バックは福島第一原発事故を伝える福島民報2011年3月13日号

台風19号死者80名行方不明11名 No214

2019-10-28 09:11:50 | 脱原発情報

暮らしへの影響 日を追う事に深刻化!

 台風19号は東日本の広い範囲で大雨を降らせた。12日、午前0時から24時間に記録されたデータを分析したところ堤防が決壊した阿武隈川、千曲川のほか群馬、栃木・福島、宮城県で100年に1度を超える雨量だったという。昨年1年間の3分の1が一度に降ったという。
 全国の死者は20日現在80名、行方不明者11人である。福島県の死者は最も多く30名、不明1名となっている。住宅全・半壊257棟。一部破損219棟。床上浸水5,679棟。床下浸水1,063棟となっている。(死者・行方不明者は20日現在、その他は同日13時現在)
 いわき市は中心部に3本の川があり、それが溢れ決壊し、多くの住宅で全・半壊が起き、水道断水により4万戸ほどが不便な生活を余儀なくされている。命の水の確保が緊急の課題になっている。
 更に、幹線道路の通行止めが国道だけでも10箇所。県道以下は把握できない状態にある。
 また、農業被害も深刻で後継者不足も伴い再建断念する農家が多数にのぼっている。県内製造業は生産停滞が懸念されている。商業も同様で一部復興需要以外は軒並み閑古鳥が鳴く状況にある。
  台風の被害状況の把握を巡り県のシステムに障害が発生し3時間ごとの公表が出来なかった。この不手際について内堀知事は欧州旅行から14日帰国した後「情報の収集が出来なかった」と言い訳している。3.11原発過酷事故時でも「初期被ばく防止」など、多くの批判があったのを忘れたのか!

脱原発情報 No214号 PDF版はこちらから

P2 改めていう!
  「建屋 流入量はゼロ」の約束は忘れたのか

P3 アルプス処理水問題は事実上破綻
   「長期陸上保管」しかない

P4 福島県議会 宿舎明け渡し訴訟議案可決

P5 99%体内に取り込まれるトリチウム水

P6 あらかぶさん裁判
   第13回口頭弁論開かれる!
  内堀知事
   海外出張総額4,000万円