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「トリチウム意見を聞く会」開催・・・?
東電福島第1原発でたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水に関し、政府は、県内の自治体・漁業林業関係者らを対象に「意見聴取会」を6日の福島市内に続き、13日富岡町でも開かれた。
内堀知事ら自治体代表者と。商業・漁業関係者ら、計10名が意見を述べた。
まず、最初に内堀知事が「風評対策がしっかり出来るか不安な人が多い。トリチウムは自然界でも生成され、雨水や水道水等にも含まれる。放射線に対する知識、県産品に対する放射線物質に対する現状が十分に周知されていない」など相変わらずの主張だった。
小井戸県ホテル生活衛生同業組合理事長は「海洋放出を選択するのが最も損失が少ない。加害行為による損失は補償すべき」と発言。
渡辺県商工会議所連合会長は「原発事故の当事者である国と東電が最後まで責任を持つ覚悟を…」と語った。
秋元県森林組合連合会長は「処理水を大気や海洋放出することは反対だ」と主張。
野崎県漁連会長は「本県の漁業者は震災後、地元で土着しながら生活を再建することを第一に考えており海洋放出には反対である。海洋には県境がない…全漁業者の意見、思いを聞いてほしい」と語った。
次いで小椋県町村会長(北塩原村長)は「処理水が安全ならば県外でも処分を検討すべきだ」立谷相馬市長は「処理水の取扱次第で風評被害は更に大きくなる」門馬南相馬市長は「時間を要することからタンクの増設を…」大堀新地町長は「いずれの方法も風評被害が今以上に問題になる」
それにしても情けないのが内堀知事だ!地元知事でありながら“反対”の言葉さえない!茨城県の大井川知事は県内沿海10漁協連合会が「処理水を海洋放出しないよう求める要請書」に対し「(海洋放出)は全く容認できない!」と内閣府に白紙撤回するよう求めている。13日には富岡町でも開かれた。
超党派議員連盟「原発ゼロの会」は緊急事態宣言が解除されるまですべての中止を求めている。
P2~3 第一原発 汚染水問題
自然を甘く見過ぎた!歴史そのもの
P4 日本・津島海溝 巨大津波 30㍍!内閣府想定
P5 トリチウムの海洋放出を許すな!
内部被ばくを過小評価するIAEA・ICRP
P6 東電交渉 再開後53回
トリチウム2,069兆ベクレル海洋放出の腹づもりか