石丸日記

反原発運動半世紀
バックは福島第一原発事故を伝える福島民報2011年3月13日号

被爆から79年一切の核廃絶を迫ろう No272号

2024-08-25 21:24:31 | 脱原発情報

被爆から79年 一切の核廃絶を迫ろう!

(資料1)1945年8月6日午前8時15分、人類史上初めての原子爆弾が広島に投下され地上600㍍上空で閃光を放って炸裂した。爆心地周辺の地表温度は3000~4000度にも達し、爆風の衝撃波は1平方メートル当たり11㌧に達し、爆風は秒速約300㍍と考えられている。無差別に一般市民を標的にした破壊力と残忍さは他に例を見ないものであった。3日後(9日)長崎への爆弾投下によって、二つの都市を一瞬にして破壊し、併せて21万人もの命を奪った。草木は一瞬にして焼き尽くされ地獄の廃墟となった。


[資料1原爆を投下する搭乗員は「目標に正確に投下を命ぜられた
一瞬のうちに屍の町になるであろうと彼らは考えた時・・
    その後「食べ物の味も分からなくなった‥」という]

  式典で長崎市長は「平和宣言」の中で、自らも被爆した詩人、故福田須磨子さん(1922~74)の「原爆を作る人々に」と題した詩を引用し核廃絶を世界に訴えた(抜粋)
  
 原爆を作る人よ!
しばし手を休め 目を閉じ給え
昭和二十年八月九日!
あなたが作った原爆で 幾万の尊い生命が奪われ、
財産が一瞬にして無に帰し 平和な家庭が破壊つくされたのだ !
(福田さんは詩の最後でこう呼びかけました)
原爆を作る人々よ!
今こそ ためらうことなく手の中にある一切を放棄するのだ
そこに初めて真の平和が生まれ
人間は人間としてよみがえることが出来るのだ
 
 福田さんは二十三歳で原爆で被ばくし、両親と長女を亡くし、十年後には全身に斑点が広がる紅班症を発症し入退院を繰り返しながら作詩を重ね、原爆の非人道性を訴え続けた。没後五十年になる福田さんの作品を「平和宣言」に盛り込むよう働きかけたのは「起草委員会」の人々であった。

脱原発情報No272号 PDF版はこちら

P2         敦賀原発2号機‥初の不合格へ‥
      活断層は原発炉心直下にある!

P3     政府の地震調査委員会
       日本海に活断層25カ所ありと公表!

P4   崩壊する事故原発
     2号機使用済み燃料プール注水停止

P5   国民まで欺いた東芝経営の罪と末路   

P6   2024年8月末から始まるデブリ取り出し‥
      この大掛かりな施設で3gとは?

 

 

 



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