福島県は”原発 発電ゼロ”なのに・・
「原子力防災ガイドブック」で・・避難とは!
今月始め、双葉郡の各自治体から(資料1)の「原子力防災ガイドブック」
が送られてきた。発行は「福島県危機管理部原子力安全対策課」である。その
中身はこうだ!「万が一原子力災害が発生したら、このように行動して欲しい
・・」と言うのだ!
しかし、「原子力防災対策」と言うのは核物質ウランで原子炉を動かしてい
るからではないのか?
そこで「安全対策課」に電話して聞いてみたら「国から指示されたから!」
と言うのだ。「国に言われたから・・発行したけれど、私たちは違う」と言いた
かったのではないか?
【資料1 配布されたガイドブック】
この中身は「A3」の用紙を三つ折りにして8項目からなっている。
1.原子力災害とは・・ 「原子力発電所の外に放射性物質が異常に高い水準
で放出されることです」とある。
2.屋内退避・避難等の準備が必要な区域について(原子力災害対策重点区
域) ‥「PAZ原発から5㎞」「UPZ原発から30㎞」とある。
3.原子力災害が発生したら・・「事態の進展により避難などの指示が出されます」とある。
4.原子力災害の情報を聞いたら・・ 「マスメディア、落ち着いて行動、うわさデマにまどわれないよう、ご近所の情報を確認」とある。
5.屋内退避の指示が出されたら・・ 「避難しようと屋外に出るよりも、屋内
退避によって放射性物質を避けた方がよい」と指示している。
6.避難や一時避難の指示が出されたら・・「原則は自家用車で避難できない場合は一時避難所に集まりバス等で避難」とある。
【資料2~3 いわき市の全域がUPZ30kmと甲状腺がんのリスクが高まるとある】
(資料2~3)の 7.広域避難について・・これまでの12市町村に加え、いわき市全域が入った。県内各市町村、茨城県、新潟県の各市町村に避難すること」となった。
8.安定ヨウ素剤の服用・・「放射性ヨウ素は呼吸や飲食よって体内に取り込
まれると甲状腺がんを発症する」とある。
9.福島県当局は「過剰診断」論を声高に騒いでいる。ところがこのガイドブックでは「甲状腺がん発生のリスク 高まる!」と真逆の事を主張していることをわすれないでほしい。
P2~3 第一原発の敷地は
天文学的数値の放射性物質の山々である。
P4 建築基準法を無視する電力会社・規制庁 その2
P5 原子炉圧力容器倒壊の危機!
基礎コンクリート全周溶解
P6 60年続いた原発に・・
その歴史に幕を下ろしたドイツ!
※ お詫びと訂正 ペーパー版の1頁「1.福島県当局は・・・」の部分は「9.福島県当局は・・・」の誤りです。