ALPS処理汚染水 海洋放出
ついに・・立ち上がった差し止め訴訟
[弁護団共同代表 広田次男氏 同 河合弘之氏 同 海渡雄一氏 他原告団]
東電福島第一原発で始まった「汚染水海洋放出」の差し止めを求めて、太平洋沿岸部などに住む住民約150名が9月8日、汚染水放出の差し止めを求めて福島裁判所への提訴に立ち上がった。
ついに漁業関係者らがALPS処理汚染水を放出させないため、太平洋沿岸部、福島、茨城、岩手、東京の人たちが立ち上がった。 「請求の趣旨」は以下の通り…
1.被告、国(原子力規制委員会)東京電力HD(株)に対して令和5年5月10日付で行ったALPS処理 水の海洋放出時の運用等に係る実施計画の変更の許可を取り消せ。
2.被告、国は令和5年7月5日付で行ったALPS処理水の海洋放出時の使用前合格処分を取り消せ。
3.被告、東京電力HD(株)はALPS処理水された汚染水の海洋への放出をしてはならない。
4.訴訟費用は、被告らの負担とする。
「請求の原因」としては…
1.海洋放出の安全性は確認しておらず、海洋環境の保全の枠組みと環境汚染に関する予防原則・環境 基本法4条に違反する。
2.汚染処理水の放出は東電自らが原告を含む関係者に行った約束に違反する。〈手続き的違法性1〉
3.より環境に負荷をかけない代替策を採用すべき義務が、汚染源である東京電力と事故責任を負う国 には課せられている。
4.国際社会の強い反対を押切って、海洋放出を強行するのは日本の国益を大きく損なうものである。
5.IAEA包括報告書は海洋放出を正当化する理由に はならないし海洋モニタリングによって安全性を確 認することにはならない。
以上である。今年10月末に予定している第二次訴訟の事務局は右の通りである。
P2 何が何でも・・汚染水放出は阻止しよう!
原発事故直後の核種は1,000核種だという!
P3 「原告らの請求は認容されるべきである」
鈴木弁護士(更新弁論)力強く!!
P4 言論統制か!「汚染水」が使えないマスコミ
世界のニュースでは汚染水が主流だ!
P5~6 再開74回東電交渉
ALPS多核種除去設備はまがい物だ!