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週刊文春よ、民意によるコンプライアンスの洗礼を受ける覚悟はあるか?

昨年の 2023年12月26日、週刊文春による「所謂性加害報道」によって、ダウンタウンの松本人志さん(以下、松っちゃん)が、芸能活動の一時休止に追いやられる事態となっています。

このまま引退もあり得るのかな ・・・・ と、残念な気持ちで事の成り行きを見守っていましたが、
ここへきてかなり状況が変わってきたので、「所謂」を付けさせてもらおうと思います。



週刊文春は、文春砲スクープで悪を暴く、社会正義としての一面があるのは事実ですが、
一方で、自身が数々の悪行を働いてきたことも事実です。

その代表的事例は、宮崎県知事時代の東国原英夫さんに対する女性関係疑惑報道でしょう。
東国原さんが自身の YouTube チャンネルで語ったところによると、
最初はスルーしていたものの、『知事室に女性を連れ込んで行為に及んだ』とまで書かれて、
流石にこれは見過ごせない、悪質すぎる、ということで提訴に踏み切ったとのことです。

東国原さんのこのケースは、記事の全部が全部、嘘ばかりの内容だったようなので、
ある意味で分かり易いと言えます。



しかし、記事のベースは一定の事実に基づいているが、所々に嘘を書いて話を盛っている。
そういうケースはなかなかに厄介だと思います。
この度の松っちゃんの文春報道も、その可能性が高いのではないかと思っていました。

そう思った理由は、3つあります。

1つは、週刊文春が過去にやらかしてきた行状です。
『知事室に女性を連れ込んで行為に及んだ』
こんな嘘を平気で書いて、雑誌を売り、収入を得て、メシを食う。
どんな汚い言葉で罵っても、理はこっちにある、そう思いますね。
唾棄すべき存在、社会のゴミだ。
他人の人生を壊して、それでメシを食ってのうのうと生きているんだから、
そう言われても文句は言えないんじゃないですか。
わたしはそう思います。

2つ目の理由は、警察に被害届ではなく、8年後の今になって週刊誌で ババーン! と報道されることに対する違和感が、どうしても拭えないからです。



3つ目の理由は、週刊誌が有名人の生殺与奪を左右する、昨今の風潮に対する違和感です。
週刊誌のターゲットにされる ⇒ SNS で炎上 ⇒ あとは破滅を待つだけ。
そういうパターンが、近年は増えているように思います(香川照之さんもその一人でした)。

それこそ、そういう「システム」が構築されているようにすら思えます。
これで本当にいいのだろうか、という違和感はずっとありました。

その「システム」が、社会正義の役割を果たすには、
週刊誌が絶対に嘘を書かないことが大前提です。
しかし残念ながら、今の週刊文春にそれは望むべくもない。
そして、SNS を利用する人々は、基本的にみんな匿名です。

特定の意図を持つ人間が、週刊誌に嘘を書かせ、草の根の一般人を装った SNS ユーザーを動かして、「システム」を稼働させたら、社会正義どころか、とてつもない凶器になり得ます。
狙った有名人を社会的に抹殺することが、簡単に出来てしまいます。



文春の報道が出たとき、今度は松っちゃんが狙われたのか、とわたしは思いました。
それは、ずっとダウンタウンの番組を見て育った人間の、半官贔屓だったかもしれません。
同時に、事実を見極めて、受け入れようとも思いました。

しかし、見ているとどうも、今回の文春報道は、
不同意の性加害の有無に関する重要部分について、嘘が書かれているようです。

妻子ある60過ぎが、あのような乱痴気をするのは、けしからんことに変わりはない。
そういう問題ではないと思います。
そうではなく、問題なのは、松っちゃんを追い落としてやろうという隠れた意図が存在し、
それに加担して嘘の記事を書く、週刊文春のような連中が生き永らえていることによって、
そうした意図が実行できてしまう「システム」が成り立っていることです。

記事の骨子に公益性があるとかどうとか、そんなことは関係ない。
書いてある内容に嘘を紛れ込ませる時点で、論外だ。
話にならない。
俺は何度でも言う。
唾棄すべき存在、社会のゴミだ。



同じく週刊文春とのバトルに突入したデビ夫人は、週刊文春を刑事告訴するようです。
週刊文春を刑事告訴する、素晴らしいと思います。
徹底的にやってほしいと思います。
それだけのことを、週刊文春はしてきていると思いますから。

「所詮は週刊誌の書くことだから」と言って、大目に見て勘弁してやることも、
『文春砲』などと言って持ち上げることも、我々はそろそろやめにするべきです。
今の世の中、誰一人とて例外なく、コンプライアンスで雁字搦めにされているのに、
何で週刊誌だけあんなやりたい放題が許されるのか。

松っちゃんの裁判の行方を、よくよく見極めて、その結果次第では、
民意の NO! を週刊文春の喉元に突き付け、報いを受けさせるべきです。
5億5,000万円を支払わせるだけでは、生ぬるい。
わたしはそう思います。
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ダウンタウン松っちゃんの週刊文春報道について思うこと

昨年の暮れも押し迫った 2023年12月26日、週刊文春がいわゆる『文春砲』をぶっ放し、
ダウンタウンの松本人志さん(以下、松っちゃん)が世間から疑惑の目を向けられています。

わたしは西日本出身の人間で、小さい頃は、吉本新喜劇をTVでよく見ていました。
中学に進学した頃、「THE MANZAI」の漫才ブームが到来しました。
ザ・ぼんち、ツービート、B&B、オール阪神巨人、紳助竜介、サブローシロー、のりおよしお、いくよくるよ、春やすこ・けいこ ・・・・ といった人気漫才コンビの活躍。
横山やすし・西川きよしの、他を寄せ付けない圧倒的な存在感。
などを、この目で見ました。

就職後は、「ごっつええ感じ」「ガキの使いやあらへんで」など、ダウンタウンの番組を好んで見るようになり、ガキの使いは今でも録画して欠かさず見ています。

わたしの笑いのツボというかセンスは、吉本興業、ダウンタウンの影響を強く受けて形成され、
それによって、日々の出来事を笑い飛ばす糧のようなものを得ることが出来て、人生が救われてきた部分が確かにあった、と言っても決して大袈裟ではありません。

その意味で、松っちゃんの文春報道には正直、残念な気持ちを禁じ得ません。
わたし個人としては、ある種祈るような心境で、今後の推移を見ていきたいと思っています。





今回の文春報道を知り、その後の推移を見て、思ったことが2つあります。
1つ目は、「吉本の体質」です。
こう言うと、吉本芸人を一括りにして悪者扱いしているみたいですが ・・・・

今回の文春報道後、2ch のスレを見ていると、松っちゃんに近い吉本芸人らの過去の行状が掘り起こされ、コピペで投稿されています。
それらの投稿内容が、本当の事実であるかどうかの確認を取ることは、必要です。
ただ、火の無いところに煙は立たないとも言いますし、一部が誇張・捏造であるかもしれないとしても似たようなことは事実としてあったのでは? という漠然とした印象を持ちました。

それと同時に、思い出したことがありました。
1997年から2000年頃まで、NHKで放送された「ドキュメントにっぽん」で、
吉本興業の新入社員研修の密着取材が放送されたことがありました。
その中で、吉本興業の重役か誰かが「芸人は売れてナンボ、人間性は二の次」というようなことを新入社員に向けた講話として話していたシーンが、強烈な印象として記憶に残っていました。

改めて調べてみると、日時が1997年5月9日、「いやなら辞めてもええんやで ~笑いの総合商社・新入社員研修~」というタイトルの放送で、当該講話の部分は 30分38秒から始まります。


1997年頃 笑いの総合商社 新入社員研修
https://www.youtube.com/watch?v=mSW0sqAdXT8

吉本興業という会社は、立派な芸人さんを作ろうなんて端から思っていません。
それよりも、売れるタレントを作ろうと思っています。
商売ですから、商品を作るということです。
市場性がないと何の意味もないということです。
立派な芸人さんを作る作業は、上方芸能を保存する会でやっていただければよいわけで、
僕らはそんなこと端から思っていない。

タレントと呼ぼうが芸能人と呼ぼうが、そんなことは呼び名でしかないわけで。
売れればいいわけで。
商品として流通していけば、需要がそれだけあれば、
高いギャラを取れるということは会社も儲かるということです。

タレントだけじゃなくて、ビジネスマンですらそうだと思うんですけど、
どれだけ商品性を持たせられるかということが、勝負やと思いますね。

僕が思うに、日本の映画が駄目になっていったのはまさにそういうことで、
脚本家なり監督の独りよがりでしかなかったということやと思うんですね。
映画は『作品』と言いますけど、作品じゃなく商品やと僕は思うんです。
お客さんの支持がなかったら、そんなものは何の値打ちもないということやと思います。

立派な芸人、うまいなあと言われるより、売れてるなあと言われた方が幸せだと思います。
そういう意味でよく『吉本興業は大阪の文化を破壊した』とか言われますけども、
商売でやってんですから、(そんなこと言われたって)痛くも痒くもないんですけどね。
いい文化を残そうなんて端から思ってませんし、
ウチみたいな会社が(いい文化を残すことが)できるとも思ってませんし。


改めて見直してみたところ、「芸人は売れてナンボ、人間性は二の次」とまでのドギツイことは言っていませんでしたが(汗)、それに近いことは言われているかと思います。
そういうことが、吉本の体質としてあるのではということを、思った次第です。

ただ、あの当時でも不祥事を重ねた横山やすしさんが厳しい処分を受けていましたし、コンプライアンスが厳しくなった今は、専門の部署が吉本興業にも当然設置されているでしょう。

今回の文春報道や、2ch などにコピペで投稿されているようなことが、本当の事実であった場合は、それに相応しい法的対応を取らないといけませんし、そうならなかった場合でも、そういう火種になる行動は慎むようにと、芸人らに指導が行なわれることになるでしょう。

芸人は売れてナンボ、しかしコンプライアンスもきっちり。
吉本興業も今ではそのようになっているだろうと思います。





今回の文春報道で思ったことの2つ目は、メンタリスト DaiGo 氏が同じことを言って炎上しているようなのであまり強くは言えませんが(汗)、警察に被害届ではなく週刊誌で報道する手段を取ったことについては、腑に落ちないものが残ります。

・文春の報道内容の全てが100%事実で
・強制わいせつなどの法的な罪は免れない

・・・・ であると仮定した場合、警察に被害届を出すと、吉本興業が出てきて対応し、
損害賠償や慰謝料などの「法的な補償」が行なわれることになるかと思います。
それでは納得できない、ということなのでしょうか。

今のこの時代、『裏でこっそり処理して揉み消し』なんてことは無理だと思います。
誰かが情報をキャッチして、表沙汰になり、拡散すると思います。
但し、その場合のインパクト、影響の大きさは、週刊誌でいきなりセンセーショナルに報道されるのに比べたら大幅に小さくなる、それは想像がつきます。

裁判で争うとなった場合も、時間がかかって、その間に騒動が沈静化するかもしれません。
それよりは、週刊誌でいきなりバーンと世に出した方が効果的、それもそうだろうと思います。

同じくダウンタウンの浜ちゃん(汗)の報道のケースを考えても、あの報道のインパクトによって、浜ちゃんが一時的にせよ大きなダメージを受けたことは確かだったと思います。

これ以上のことを言うには、続報を待ち、事の推移を見守るしかありません。

法的に解決するだけでは気が収まらず、社会的な制裁を受けさせてやりたい。
その心情も分からないではありません。
ですが、わたしはやはり、法的に問題があるかどうかの重要な部分については、
裁判で争うべきではないかと思います。

メディアでの報道は、それと並行して行なえる筈です。
ジャニーズ問題と同じ轍を踏まないようにと、マスコミも各界も反省している筈ですから。
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阪神優勝

2023年11月5日、岡田彰布監督率いる阪神タイガースが、
38年振り2度目のプロ野球日本一に輝きました。

わたしは基本的に、プロ野球にそれほど興味のある人間ではありません。

なのですが、11/5 の3日前の 11/2、たまたまつけた TV で、
阪神 vs オリックスの日本シリーズ中継をやっていました。
何やらいつもとは違う雰囲気が、画面から伝わってきて、
よく見ると、阪神が38年振りの日本一なるか?! と言っているではないですか。

阪神タイガースが、1985年以来の38年振りの日本一に、王手をかけている。
なるほど、それでこんなに盛り上がっているのか、と理解できました。

因みにですが、西日本出身の人間は、「阪神」という言葉に一種独特の感覚を抱いています。
たぶんですが、きっとそうに違いないと思います。
それには、ぶっちゃけ、弱い阪神を馬鹿にする気持ちが含まれていると思います。
(阪神タイガースファンのみなさん、すいません)

11/2 の阪神 vs オリックスの中継を見ながら、
わたしも最初は、そんな風に斜に構えた気持ちでした。
しかし、「38年振りの日本一」を知ったとき、ある思いが去来したのでした。


 


振り返れば ・・・・
その昔、阪神タイガースがとても強かった時代がありました。

長島・王が全盛だった、V9 の頃の強かった読売ジャイアンツと、
熾烈なライバル抗争を繰り広げ、「伝統の巨人阪神戦」と言われました。

長嶋茂雄が展覧試合で放ったサヨナラホームラン。
あの試合も、ピッチャー村山実の阪神タイガースが相手を務めました。
そんな光輝く黄金時代が、阪神タイガースにもありました。

それがいつの間にか ・・・・
阪神といえば、弱くて勝てないダメ球団の代名詞のようになりました。
強かった頃の阪神タイガースは、もう遠い昔。

阪神ファンの人たちも、それを見越したうえで、半分自虐的に応援しているように思えました。
(もし違っていたら、すいません)

たまにリーグ優勝したかと思えば、道頓堀川に飛び込んで、どんちゃん騒ぎ。
ファンのそういう気質も含めて、阪神だよなあ(笑)、という
そんな感覚を、わたしは持っていました。


 


そんな弱い阪神タイガースが、突然変異を起こして強くなったのが、1985年。
今から38年前のことでした。

「神様仏様バース様」とまで言われた、守護神ランディー・バースの活躍が決め手でした。
バース・掛布・岡田の「ニューダイナマイト打線」の手の施し様のなさといったら、
それはもう凄いものだったらしいです。

らしいです、と言うのはつまり、
あの当時もわたしは、プロ野球に大して興味がありませんでした。

1985年当時、わたしは高校3年生でした。
わたしがちょうど、洋楽にハマって間もない頃でした。
そしてあの頃は、洋楽のヒット曲の PV を流してくれる TV 番組が花盛りでした。

本家 MTV(マイケル富岡の司会だったような)
ピーターバラカンのポッパーズ MTV
全米 Billboard Top 100(40 だったかも)
小林克也のベストヒット USA

・・・・ 等々、MTV 系の洋楽番組を、受験勉強の合間に見るのが、何よりの楽しみでした。

1985年の阪神リーグ優勝が決まった 10/16(水) も、
あれは確かポッパーズ MTV を見るため、夜に TV をつけたのでしたが、
阪神が21年振りにリーグ優勝したとかで、ポッパーズ MTV が急遽差し替えられ、
阪神優勝の記念特番みたいなのをやっていました。

「何が阪神優勝なら、どうでもええんじゃ」

楽しみにしていた洋楽番組が急遽中止になった腹いせが収まらず、
「何が阪神優勝なら」「どうでもええんじゃ」「アホか」と、
1000回くらいしつこく愚痴ってキレまくったのでした(笑)

あの1985年は、日航機墜落事故など、本当にいろんなことがありました。
大学受験を控えた時期だったこともあり、今でも忘れられない一年です。


 


あれから時を隔てた2023年。
あのとき高校3年生だったわたしも、定年まであと少しのおっさんとなりました。

相変わらず、プロ野球にはそれほど興味がなく、
11/2 にたまたまつけた TV で、阪神が38年振り日本一目前と知ったときも、
最初は「おお、阪神が久し振りに優勝かw」くらいにしか思わなかったのですが、

38年前の阪神優勝といえば ・・・・
と、あのポッパーズMTV事件のことを思い出したとき、
38年という時の流れが、実感として肌身に迫ってきたのでした。

そうなると、そういうのにからきし弱いわたしは、
38年前とは打って変わって、阪神を祝福したい気持ちに包まれていき、
11/5 の中継もリアルタイムで観戦して、阪神38年振り日本一の瞬間を見届けました。

チームを率いるのが岡田監督であるのも、大きなポイントですよね。
1985年の阪神優勝の実際の立役者であると同時に、その歴史を今に伝えてくれる存在です。
TV の中継を見ていて、岡田監督の姿が映し出されるたびに、
何でしょう、個人的にちょっとグッとくるものがありましたですね。

阪神の選手も今では世代が入れ替わって、みんなシュッとした今風の選手ばかりになりました。
昔はいわゆる「関西のノリ」的なクセのある選手が多かったと思いますが。
応援するファンも、球場のスタンド席の様子を見た限り、マナーへの配慮が伝わってきます。
これも時代の流れなのでしょうか。

でも、昔からある阪神特有の「らしさ」を、球団の伝統として忘れないでほしいなと思います。
泥臭くてズンドコ、それでこそ阪神(笑)
その意味で、11/5 に日本一が決定した瞬間の TV 中継のテロップの泥臭い感じは、
阪神によく似合っていたと個人的に思います。


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楽天 Edy のセキュリティチェック

今回は、新調したスマートフォンで「おサイフケータイ(楽天 Edy)」を使い始めてから間もなくして、楽天のセキュリティチェックに遭遇した顛末について、お話してみたいと思います。
既にネットに出ている体験談の結末(楽天のサポートに電話して解決した)と内容的には同じですが、何かの参考になれば幸いです。


ドコモ(Xi) ⇒ ahamo(Xi) ⇒ ドコモ(5G) ⇒ ahamo(5G) で機種変更完了

先日、スマートフォンを約7年振りに新調しました。
高性能化が進む近年のスマートフォンですが、自分の主な用途は 2ch でニュースをチェックするくらいなので、古い端末のままずっと使い続けてきました。
しかし、バッテリーが劣化して一日持たなくなったため、やむを得ずの機種変更となりました。

7年前に買った端末なので、Xi 契約の SIM が刺さっていました。
その状態で、去年の夏にドコモから ahamo へ移行済みでした。
そして、ドコモショップで 5G 対応の新端末を購入し、モノが届きました。
そこでふと、手元にある Xi の SIM をこのまま刺して使って良いのだろうか、と思いました。

普通に考えれば、『5G 通信はできないが 4G 端末として問題なく使える』となりそうに思いますが、念のため調べてみると、5G 端末に 5G じゃない SIM を刺して使用するケースはドコモの保証対象外になるとのこと。
自己責任だと分かって怖気付いてしまい(笑)、5G の SIM を刺して使うことにしました。

・・・・・ が、ahamo 契約のまま Xi ⇒ 5G に変更するやり方がどうしても分からず、結局、ahamo から一旦ドコモに戻し(Xi ⇒ 5G ギガライトプラン)、5G の SIM が手元に届いたのを新端末に刺して、使用開始。

そこですかさず ahamo に戻すことは、やろうと思えば出来ますが、ドコモ ⇒ ahamo の変更がこれで2回目となるため、月末までの料金が 5G ギガライトプランと ahamo の二重徴収となります(※)。
なので、大人しく月末まで待って、月をまたぐ瞬間に再び ahamo に変更して、現在は amaho 契約で 5G 端末を使用中です。

※[要注意]ドコモからアハモ/ahamoからドコモへのプラン変更 いつから適用?二重課金が発生する罠もあり
https://mvno.xsrv.jp/docomo/ahamo-docomo-henkou/


おサイフケータイ(楽天 Edy)をセットアップ

そんなことで、約7年振りに新しいスマートフォンを手にすることになりました。
そうすると、今までは 2ch ビューアーにしか使っていなかったのが、いろいろといじりたくなってきて、その一環として「おサイフケータイ」を使ってみることにしました。

会社での支払いが Edy メインである関係上、楽天 Edy に登録し、アプリをセットアップ。
スマートフォンをかざして「シャリーン」で支払い完了、の新生活がスタートしました。
いやはや、なかなか便利且つ痛快で、良いものです。

今までは Edy カードを使っていたので、銀行でお金を卸してチャージする必要がありました。
その面倒さから解放されるのも大きなメリットです。
そういう作業は、近場のコンビニの ATM で済ませてしまいがちで、そうすると ATM 手数料数百円の積み重ねだって馬鹿になりません。
アプリの自動チャージ機能を使えば、そうした問題も解決です。

ちなみに、わたし個人の話として、楽天にはあまり良いイメージがありません。
今はどうか分かりませんが、ネットの常時接続が普及し始めた2000年代初頭の頃、メールソフトを起動するといつも、楽天からの大量の DM で受信トレイが溢れかえっていたものでした。
それらの DM を削除しつつ、メールのタイトル文字列に 『楽●天』、『 楽 天 』などのワードが入っているのを見て、「ああ、迷惑メールのフィルタリングをすり抜けようとしているんだなあ(笑)」と苦笑いをした、あの頃のイメージが頭に残っているからです。

あと、楽天は二段階認証が未だに導入されておらず、これを問題視する向きもあります。
ネットで調べると出てきますが、二段階認証の対応予定について実際に楽天に問い合わせてみた人がいて、そのブログ記事によると、『担当部署と連携して検討する』という木で鼻を括った回答だったようです(笑)。


Edy アプリに、銀行口座からの自動チャージを設定

『二段階認証未対応』に一抹の不安を禁じ得ないので(笑)、クレジットカードではなく銀行口座からの自動チャージを、Edy アプリに設定することにしました。
調べてみると、自分が使用する〇〇銀行の公式サイトで、楽天 Edy 対応が謳われています。
なのできっといける筈です。


Edy アプリを起動し、「チャージ設定 → チャージ方法」と進むと、
・楽天会員情報に登録済みのクレジットカード
・銀行口座
の2つのどちらにするかの選択肢が出てくるので、銀行口座を選択して進むと、どの銀行口座を指定するかの画面に移り、そこで指定した銀行の口座から Edy アプリに金額をチャージ出来るようになる、という算段です。

ところが、自分が指定したい〇〇銀行が、銀行選択画面の選択肢の中に現れません。
公式サイトで楽天 Edy 対応が正式に謳われているのに、なぜか出てきません。
そのときのアプリ画面に、『一時的にサービス停止中である場合もあります』的なメッセージが表示されていたので、それが原因かと思い、数日後に再びトライして、ということを何度か繰り返しました。

結局、〇〇銀行を楽天 Edy のチャージ元に指定することは、出来ませんでした。
仕方ないので、もう1つ持っているメイン口座である△△銀行を、Edy アプリに登録しました。
ただ、その際にも若干の問題が起きました。


「収納機関サイトに戻る」ボタンが押せなかったが、たぶん成功した?

Edy アプリの「チャージ設定 → チャージ方法」から△△銀行を選択して進むと、△△銀行の外部サイトに一旦飛ばされて、支店や口座番号等の指定を行なうのですが、その最後の画面で「収納機関サイトに戻る」のボタンが出てくるので、それを押して Edy アプリに戻って、手続き完了となります。
要約すると、次のようになります。

Edy アプリ上で、△△銀行を選択

△△銀行の外部サイトに飛ぶ
支店、口座番号等を指定する
最後の画面に出てくる「収納機関サイトに戻る」ボタンを必ず押す

Edy アプリに戻って、手続き完了

実際にやってみると、Edy アプリから△△銀行サイトに飛ぶときに、「最後に必ず「収納機関サイトに戻る」ボタンを押してください、そうしないと手続きが正常に完了しないかもしれません」的な警告メッセージが出ます。

しかし、△△銀行のサイトの最後で「収納機関サイトに戻る」ボタンのある画面は出てきたのですが、それを押す前に勝手に画面が遷移して楽天 Edy アプリに戻ってしまい、そのときのアプリ画面はエラー表示となっていました。

これは失敗したかなと思ったのですが、△△銀行からの手続き完了メールが届いたことと、Edy アプリの「チャージ設定 → チャージ方法」を見ると、「設定中のチャージ方法:△△銀行 ◎◎支店 *******」となっていたので、たぶん成功したものと見て取れました。

これで、いちいちお金を卸して Edy チャージャーでチャージする面倒な作業をしなくて済む。
そう思ったのですが ・・・・・・。


楽天 Edy のセキュリティチェックが発動

△△銀行の登録に成功(?)後、しばらく経ってから、残高が少なくなったのでチャージ操作をしようと思って Edy アプリを起動すると、次のような状況に陥っていることに気付きました。

Edy アプリの「チャージ設定」を選択すると、通常は
・チャージ方法
・オートチャージ設定
の2つのどちらかを選択する画面に移ります。
その画面へ行く前に、セキュリティチェックの警告メッセージが出て、先へ進めません。

△△銀行を登録した直後は、「チャージ設定 → チャージ方法」と進んで「設定中のチャージ方法:△△銀行 ◎◎支店 *******」となっているのを見ることが出来ました。
セキュリティチェック発動により、それさえも出来なくなりました。

セキュリティチェック画面の中の「報告する」ボタンは、その都度押しました。
画面のメッセージに、「お客様の直近の利用状況により ・・・・・」という文言が確かあったような気がして、何か良くないことでもしたのかなと、不安にさせられました。
次の日も、その次の日も、状況は同じでした。

調べてみると、楽天のセキュリティチェックは発動の条件が公開されておらず、人によっては「何でやねん」とキレて当然な目に遭っている、つまり、普通に使っていただけなのにセキュリティチェックになって何だよこれふざけんなよ、というケースも多いのだとか。
自分としても、スマートフォンをかざしてシャリーンの痛快な生活が、このような訳の分からない出来事によって挫かれるのは、憤懣やるかたなしでした。

一週間待っても状況は変わらなかったため、楽天に電話してみました。


楽天カスタマーセンターに電話


「どういう理由でこうなっているのか、説明してくれますか?」

「理由が分からないのに、こっちとしてはどうしようもないじゃないですか?」

「これ、待ってればいつか使えるようになるんですか?」

「なぜこうなったかの理由も分からない、いつまで待てば使えるようになるのかも分からない、全く話になりませんよ。 同じこと言ってるユーザーはわたしだけじゃないですよね?」

「こんなの、セキュリティチェックでも何でもない、ユーザーに不利益を与えてるだけですよ、二段階認証も未だに対応してないのに、こんな下らないことでセキュリティチェックだとか言ってユーザーに迷惑かけて、本末転倒だと思いませんか?」


・・・・・・ セキュリティチェックが発動中の一週間は、Edy アプリを起動してメッセージが出るたびに ↑ このような感じでわたしも内心キレまくっていたのですが、カスタマーセンターの電話で応対してくれたお姉さんは、丁寧で腰が低く、↑ のような怒りの罵詈雑言を実際に浴びせようという気にはなりませんでした。

電話して氏名住所等を告げると、「あ~、確かにセキュリティチェックの状態ですね」とお姉さんは言い、「それでは、担当者に解除の手続きに入るように手配しますので、2~3日後に再度確認してみてください」 と言われて、それで終わりとなりました。


翌日、サクッと解決

電話した翌日の夕方頃、Edy アプリを起動してみると、「チャージ設定 → チャージ方法」で設定中のチャージ方法(△△銀行)が見れる状態に戻っており、セキュリティチェックの解除を確認できました。
カスタマーセンターに電話して約8時間後に解決した、とネットで調べて出てきた体験談記事と同じく、わたしのケースも楽天のカスタマーセンターに電話して解決に至ることができました。

「確かに鬱陶しいことに違いはないが、PayPay みたいにセキュリティがザルなのに比べれば良しと考えるべきだ」という意見もあり、それはそうかもしれません。
しかし、たぶんですが、電話しなければずっといつまでもあのままだったろうと思います。
訳の分からない理由でセキュリティチェーックとか言って突然使えなくなって、こちらから電話しなければ永久にそのままだなんて(笑)、サービスとしてどうなのかと思わざるを得ません。

ただ、今後また何かの拍子にセキュリティチェックが発動したとしても、電話すればすぐに対応してもらえる、そのことを今回身をもって知ることが出来たのは収穫でした。
『2~3日後に対応します』と言っときながら、シレっと翌日に治してくるあたりの適当さは、昔の『楽●天』、『 楽 天 』の頃のズンドコさ加減を想起させられて、わたし個人的には憎めないものがありました。
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いつか誰かの心に

今から12年ほど前、県内のとある神社を訪ねたときのこと。

紅葉の写真撮影がてらの、観光目的の訪問だった。
当時使用していたソニーの主力一眼レフ α700 で、ところ構わずカメラを向け、撮りまくった。
紅葉の時期ということもあり、若いカップル連れなど、多くの参拝客で賑わっていた。

その中に混じって、一人のお婆さんが、拝殿の前で手を合わせていました。
印象的だったその後ろ姿を、一枚、写真に撮らせていただきました。



帰宅後、撮影した写真の現像を行なった。

訪問先で、バシャバシャとシャッターを切って撮影するヨロコビ。
それに加えて、撮影結果を一枚一枚チェックしながら、PC 上で現像を行なう作業。
これもまた、カメラ好きにとっては至福のひととき。

拝殿の前で手を合わせていた、お婆さんの写真。
失敗することなく、ちゃんと無事に撮れていました。

よく見ると、お婆さんは別の写真にも写っていました。
拝殿の周辺でカメラを振り回し、気付かぬうちに撮った何枚かにも、同じ姿で写っていました。
撮影時刻から、そのお婆さんは、約20分間、じっと手を合わせていたことが分かりました。



あのときの記憶が、あれから12年ほど経った今も、心の中にある。

約20分もの長い間、じっと手を合わせていた、あのお婆さん。
お孫さんの成長を祈っていたのか。
御先祖様への感謝を念じていたのか。
自分の想像では、そのようには見えなかった。

余命幾許もない、闘病中の家族の無事を祈る。
どうすることもできない、運命の非情に、せめて抗わんとする、
最後に残された手段としての、神頼み。
そのような痛切な一心を、背負っているように見えました。



人が生きていくとは、様々なものを失う苦しみの中を、通り過ぎていくこと。
ではないかと思います。

あのお婆さんは、その瀬戸際で、じっと手を合わせていました。
かなしいほどに小さく、かなしいほどに一生懸命な、人間の営み。
もしかしたら、その願いは、叶わなかったのかもしれません。

しかし、その祈りの姿は、一人の男に届いた。

心のどこかに残っていた、あの素朴な後ろ姿の残像が、
自分に負けそうな心を、良き方向に押し戻してくれた。
そんなことも、ありました。

物事に一心に打ち込む、人間の姿。
悩み、苦しみ、一生懸命に生きる、人間の姿。
それは、不思議な magic を帯びるもの。
誰かがどこかで、必ず見ている。
誰かの心に、いつか必ず、きっと届く。


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