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東京都知事選挙(2024年7月7日(日) 投開票)雑感

1947年の幕開けから第22回を数える、東京都知事選挙の投開票がいよいよ今日に迫りました。
わたしは都民でないので本来関係ないのですが、日本の将来を憂うネトウヨの立場から(笑)、明日の投開票の結果への関心は高いです。

ただ、ここ最近の都知事選挙のバラエティ化っ振りは、いかがなものかと思いますが ・・・・
1975年の第8回のときも16人が立候補するなど、昔から候補者数は多い傾向ですが、振り返ると、ドクター中松候補と内田裕也候補が登場した1991年の都知事選が分岐点だったと思います。
でもまあ、「バラエティ」は「多様性」という意味でもあると思いますし、
いろんな候補者が有権者の前に出て平等に訴えを行なえる社会は、良いことだと思います。



2016年7月の初当選から、3期目となる小池百合子都知事。
今回の選挙は、完全無風のほぼ白紙委任になるかと思われましたが、
あの蓮舫候補が名乗りをあげたことで、選挙戦は一気に風雲急を告げました。
同時に、わたしのネトウヨ脳のアンテナが「ビビッ!」と反応しました。

あ、これは自民党政治を本気で潰しにきているな、と。
わたしはそう感じました。

元はといえば、あんな裏金事件を起こした自民党が、完全に悪いのですけれど。
2009年に民主党へ政権交代して、2012年暮れに自民党に政権が戻るまでの間に、
「やっぱり自民党でないと日本を安心して任せられないよね」という、そのことを
国民が実体験で知ったことの意義は、本当に大きかった。
あのとき国民が選択した信頼を、裏切ったのだから、それは自民党が100%悪い。
安倍晋三元首相が「やめるべきだ」と提言したのに、それさえも裏切った。
あの裏金事件に関わった自民党の議員どもは、全員、本当にもう辞めちまえと。
自分は本気でそう思っている。

そういうことが背景にあって、自民党が国民からの信頼を失っている現状を、
しっかりと理解したうえで、「弱り目に祟り目」の戦法に打って出てきたのだなと。
蓮舫氏の都知事選立候補を、わたしはそのように解釈しました。



5月27日に蓮舫氏立候補のニュースを知ったときは、正直、危機感を持ちましたが、
小池百合子氏を上回る支持を集めるまでには、今一歩至っていないようです。

原因としては、一つにはやはり、蓮舫氏自身にあると思います。
都政ではなく国政の話(=自民党の批判)ばかりしているという指摘や、
共産党との共闘もそうですが、何よりも、話をしているときのあの雰囲気です。
率直に言って、あれで非常に損をしていると思います。

過去のことを思い出せば、いろいろあります。
「2番じゃ駄目なんですか?」の他にも、自民党の大臣の不祥事は徹底的に追及するのに、
自身の二重国籍の問題は適当に笑って謝罪して済ませるとか、いろんなことがありすぎて、
蓮舫氏に対しては、思い起こせばさまざまな感情があります。

ただ、今も1つ忘れられないのが、いつかの TV 討論番組で垣間見せた蓮舫氏の素顔? です。
スタジオの左サイド、つまり政権与党側ではなく野党側に居たので、まだ民主党政権になる前のことだったと思いますが、何かの討論番組に出演した蓮舫氏。
例のいつもの調子で、キャンキャンと吠え、噛み付き、好戦的な目で「キッ!」と相手を睨みつける。
あれでよく相手の人キレないな(笑)、と感心しながら見ていたら、TV の映像が切り替わり、カメラが映した引きの映像の端に小さく映った蓮舫氏が、ついさっきまで「キッ!」と睨みつけていた相手と、うつむき加減ではにかむような様子で、何事か言葉を交わしているのでした。

あれを見て以来、蓮舫氏のあのキャラクターは、TV カメラや聴衆の前だから敢えて演じているだけなのかなと、わたしはそのように想像しています。

今回の都知事選挙でも、いつものキャラクターではなく、本来の地の姿? で臨んでいれば、
また違った結果になっていたかもしれないのではと、思う次第です。



対する小池百合子都知事。
現職の強みということ以上に、何というかもう、役者が違います。

「(靖国参拝を)争点にすること自体が稚拙だと言ってるんです」

と、小泉首相の靖国参拝をどう思うかと質問してきた記者を、フフンと鼻でせせら笑った、あの記者会見の名シーンを見て、小池百合子氏はこちら側(ネトウヨ)の人だと思ってきました。

ただ、かつては小沢一郎に師事していたこともあり、曲者の一面はあります。
それが炸裂したのが、2017年9月の「希望の党」騒動でした。
「史上初の女性首相誕生」の野望があったものと推測しますが、あれはいただけなかった ・・・・

しかしその後は、ひたむきに都政に邁進して、今の地位を築くに至りました。
今回の都知事選挙での世論調査でも、小池都政を「評価する」の割合は高いです。
安倍晋三元首相の身を案じて見せた涙も、忘れられません。

もう1つ、わたしの脳裏に今でも刻まれているのが、
2016年のリオ五輪の閉会式に、和服姿で登場した小池百合子氏の出で立ちです。
あれは正直、惚れました(笑)

蓮舫氏の立候補を知って危機感を持った、と書きましたが、
それでも、あのリオ五輪閉会式の和服姿のオーラを思い浮かべるにつけて、
いやきっと大丈夫だろう、と思うことができました。
だって、あの雰囲気、貫禄を出せる女性政治家、ちょっといないですよね。

肝心の実績は、既に世論調査が物語りますが、今日改めて都民の評価がくだされます。
石原都知事に続く名首長として、御身体に気を付けて、長く御活躍いただきたく思います。


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何が天命だ、てめえの身勝手な思い込みで日本国民全員を巻き添えにしたテロリスト風情が、思い上るのもいい加減にしろ

あの悲しい事件から、もう9ヵ月が過ぎた。
思い出すのもいまだに悔しいが、忘れることはできない。
すべての日本国民が、驚愕と悲痛と怒りを持って受け止めたあの事件。

安倍さんは、通算で8年8ヵ月、憲政史上で最も長く首相を務めた。
それだけ、日本国民から厚い支持を受けていたということだ。

2020年8月、安倍さんは持病の悪化により首相辞任を表明した。
2度目の辞任だったので、批判は免れないだろうと思ったが、直後の世論調査で
「安倍政権の功績を評価する」 と答えた人の割合が70%に達した。
「長い間お疲れさまでした」 という、日本国民の気持ちのあらわれだったと思う。

安倍さん本人は否定していたが、3度目の可能性はあったと思う。
是非とも実現してほしかったと、今でもそう思っている。
首相としてでなくとも、日本の政界で、今後とも活躍する姿を見ていたかった。
日本には安倍晋三がいる、それがどれだけ、国際社会にとって重要なことだったか。

「笑っていいとも」 に出演した際に見せた、あの人懐っこい笑顔のキャラクターを、
今も覚えている日本国民は、多いのではないかと思う。
政界引退後は、昭恵夫人と過ごす穏やかな日常の日々が、待っていた筈。

それがなぜ、あのような凶悪かつ非道なテロリストに
突然命を奪われなければならなかったのか。




2022年9月27日、日本武道館において、安倍さんの国葬が執り行なわれた。
国葬について反対意見もあったようだが、岸田首相の決断は早く、
事件からわずか6日後の記者会見で、安倍さんの国葬実施を発表した。

今から約30年前、朝日新聞阪神支局の銃撃事件が起きた。
散弾銃を持って侵入してきた男に、記者二人が銃撃され一人が亡くなった事件。
あの事件が、30年以上を経てもニュースで取り上げられ、追悼がなされるのは、
言論の自由が脅かされた事件だったことが、一番大きい理由だと思う。

安倍さんの国葬も、それと同じ考え方に立つべきだ。
自由と民主主義、車の両輪であるもう1つの普遍的価値である民主主義が、
最悪の悲劇に襲われた事態を受けて、国葬を実施し、国家としての意志を示す。
そのことには重要な意味がある。

日本は自由と民主主義の国。
だから、安倍さんの国葬は行なう必要があった。
岸田さんは非常に良い決断をしてくれたと思う。




事件後、犯人の死刑囚が統一教会に対する私怨を口にしたことで、
統一教会と自民党そして安倍さんとの関係が、メディアで取り沙汰された。
長く政権与党を務め、最も長く首相を務めた立場としての責任は、もちろんある。

ただ、「宗教団体の政治活動は憲法で保障された権利だ」 と公明党の山口代表も言っていたように、この問題には 「信教の自由」 とか 「人権」 といったことが絡んでくる。
統一教会に選挙を手伝ってもらったからけしからんとか、統一教会のイベントで挨拶したからけしからんとか、それほど簡単に善悪を決められる話ではない。

報道の公平性にも疑問が残った。
いかにも自民党と安倍さんだけが統一教会と関係があるかのようにミスリードするのは、いかがなものかと言わざるを得ない。
野党だって決して統一教会と無縁ではないし、24時間テレビのボランティアの件を教会側に暴露されたことからも分かるように、マスコミだって同様。

昨年亡くなったアントニオ猪木氏も統一教会のイベントにゲスト出演したことがあったと言うし、芸能界の事例も探せばいくらでも出てくるのではないか。

霊感商法の問題とその解決を訴える声があることを認識していながら、憲法で保障された権利に基づいて活動する顔を持つ教団の存在を、黙認し、共生することを今まで続けてきたのは、何も自民党と安倍さんが旗を振ってきたからではない。
日本の各界が、社会全体が、それを何となく今まで受け入れてきたということ。

日本の舵取りをしているのだから、政権与党および首相としての責任は、当然問われる。
だが、統一教会との関係性を問うなら、日本の社会全体のこととして言わないと公平ではない。




安倍さんが、統一教会にビデオメッセージを送ったことがある。
選挙の際に、教団票の差配をし、運動を手伝ってもらった。
それが一体、安倍さんの首相在任期間の、どれくらいの比重を占めるというのか。
おそらくほんの数 % にも満たないのではないか。

安倍さんは、8年8ヵ月もの長期に渡って、24時間、日本の首相としての重責を務めた。
それが全てだ。
統一教会の繁栄のために時間と労力を使っていたわけではない。
ましてや、霊感商法を奨励していた筈がない。

それを実際に行なっていたのは、統一教会の幹部ら、組織の人間たちだ。
彼らは、彼らの活動の 100% を、教団の運営のために費やしている。

どう考えても、安倍さんが狙われるのはおかしいことは、考える頭があれば分かる。
もっとも、あの死刑囚自身 「安倍元首相は本来の敵ではない」 と言っていた。
あの死刑囚が本来狙うべきは、教団の組織の人間だったのだ。

もちろん、どんな理由があろうと、この法治国家日本でそんなことは許されないが。




統一教会とのいざこざで、不幸な生い立ちを背負ったことについては、同情しなくもない。
教団に対して、積年の恨みを募らせるのも、気持ちは分からなくもない。
しかし、あのような事件を起こすに至って、同情の余地など一切なくなる。
例え、銃口を向けた相手が教団の人間であったとしてもだ。

まずもって、世の大多数の人は、あんな霊感商法の手口に引っ掛かりはしない。

多額の献金で一家破滅に追いやられたというが、それはあくまでも 「献金」 であって、
教団が 「意に反して」「強奪」 していったわけではあるまい。
確かに線引きが難しいグレーなことをやっているのかもしれないが、既出の報道からすると、少なくともあの死刑囚のケースは母親の意志があっての献金だったことは否定できないだろう。

しかも、親族の伯父が動いて、教団側と交渉をし、母親が献金した1億円の半額の5000万円を返還することで手を打ち、教団側と一度は和解をしたという。
半額の返還で和解に応じたということは、半分は責任を認めた、つまり自分らサイドの意志で行なった献金だったことを認めたのと同義だといえるのではないか。

それにも関わらず、教団に傾倒する母親を止めることは出来なかった。
一度和解をしておきながらそうであるなら、気の毒ではあるが、もう自己責任と言うしかない。
だって、半分は自分の意志でやってることなんだから。

世の中には、もっと不幸な境遇で精一杯生きている人なんて、いくらでもいる。
本当にいくらでもいる、そういう人は。
それでも、自分の人生を少しでもより良くしようと、精一杯努力して生きている。

北朝鮮による拉致被害者だってそうだ。
拉致事件なんかはまさしく、愛する家族を 「意に反して」「強奪」 された。
解決の兆しは遅々として見えない。
だからといって、拉致被害者の家族が日本政府へ不満をぶつけて首相を襲ったりするか?
そんなことはしない。




あの死刑囚の一家のケースなんて、財産を 「意に反して」「強奪」 されたわけではなく、
半分は自分の意志で寄付したことなんだから、誰のせいでもない、半分は自分の責任。
しかも、一度は教団側と和解をした。
だったら、その時点で自分の人生を再スタートすればよかっただろうよ。

教団に恨みを抱き続け、心身を擦り減らす人生は、確かに辛く苦しいだろうよ。
でも、置かれた境遇で精一杯努力する、そうやってみんな生きているんだ。
なぜその道を選ばなかった?

教団の人間を狙っていたなら、百歩譲ってまだ筋は通っていたと思うよ。

その代わりにお前がやったことは、首相をもう一期務める可能性もあった安倍さんを狙った。
あの事件がなかったら、安倍さんは台湾を訪問することになっていた。
今を生きる、これからの未来を生きる日本人の運命を巻き添えにした。
国の指導者にテロ行為を働くとはそういうことだ。

日本人全員の未来を奪ったんだお前は。
てめえの身勝手な思い込みのせいで。
だから俺は絶対に許さない。

「次の天命は暴力ではないやり方で探しなさい、と言いたい」

つい先日、あの死刑囚の伯父が近いうちに接見するとの報道があり、
その中で 「天命」 という言葉が使われたこんな一文を見つけた。
だから今日、自分はこの記事を書いた。

あの死刑囚がもし極刑を免れ、娑婆に出られる日を迎えたとしても、
義憤に駆られた日本人の手によって、報いを受けさせられることになる。
それは間違いなく義憤であり、それこそがまさに天命。
あの死刑囚は、それだけのことをしたから。

もちろん、自分はそんなことはしない。
あんな糞野郎のせいで、人生を棒に振りたくはないから。
でも、その行動に打って出る人の気持ちは 100% 理解できる。
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「中国武漢ウイルス」 の世界デーを制定すべきだ

2019年11月、中国の武漢で新型コロナウイルス感染症が発生してから、もうすぐ3年半が経つ。

この3年半の間、地球上の全世界の国々が、一体どれだけの損害を受けたか。
どれだけ多くの人々が、愛する人を突然奪われる悲しみに突き落とされたか。
どれだけ多くの人々が、感染の後遺症で人生を台無しにされたか。

みんな、よくぞ黙っていられるものだと思う。

幸いにして、自分は感染することもなく、家族や知人の多くはみな無事でいる。
しかし、この感染症で実際に被害を受けた人々は、なぜみんな黙っていられるのか。
それが自分は不思議でしょうがない。

アメリカなんぞは、この感染症による死者が100万人を超えたという。
第二次大戦での米兵の死者数、約30万人を遥かに上回る数字だ。

9.11 のテロで復讐を誓い、オバマ大統領の「Justice has been done」の声明に国中が歓喜に沸いたあのアメリカが、これだけの被害を受けていながら、どうして黙っていられるのか。
ファーウェイやなんかに対して課しているハイテク制裁とは、また別の話だ。
この感染症に関して、アメリカはもっと中国政府を問い質す姿勢を示してもいいのではないか。


「新型コロナウイルス」 ではなく 「中国武漢ウイルス」 と呼ぶべき

その点、前任のトランプ大統領は、中国の責任を厳しく問う姿勢を鮮明に打ち出していた。
「新型コロナウイルス」 でも 「COVID-19」 でもなく、「中国ウイルス(China Virus)」 と呼称し、感染症の混乱が一段落したら中国の責任を追求するとも言っていた。

しかし、2021年1月の大統領選挙でバイデン大統領に代わってから、アメリカ政府のそうした姿勢は大きく後退しているように見えるのは、残念でならない。
「中国ウイルス(China Virus)」 の呼称くらいは、トランプ大統領から引き継いでも良かったのではないか、バイデン大統領よ。

今からでも遅くないと思う。
「新型コロナウイルス」 ではなく、「中国武漢ウイルス」 と呼ぶべきだ。
そうすることで、責任の所在を明確に示すことができる。
そうでないと、亡くなった人たちとその遺族らが浮かばれないだろう?


「今さらそんなことを言っても仕方ない」 それは絶対に違う

こういう話をすると、「今さらそんなことを言っても仕方ない」 と言われる。
でも、黙ってしまったらそれで終わり、中国政府の思う壺だ。
「今さらそんなことを言っても仕方ない」 それは絶対に違うと自分は言う。

2020年の4月5月の時期、日本では 「ステイホーム」 が奨励され、みんな移動を自粛して家で大人しく過ごしていた、あの時期のニュース報道では、欧米各国の政府関係者や大手メディアから次のような激しい怒りと糾弾の声が、連日のように飛び出していたのだから。

「中国政府が隠蔽しなければ、ここまで広がることはなかった」
「騒動が一段落した暁には、中国政府は『報い』を受けることになると警告してある」
「世界経済を台無しにしておいて、何もなかったかのように戻ってこようとする中国政府の秘密主義を許すことはできない」
「コロナ危機が意味するものは、今こそ我々は中国を敵性国家として扱わねばならないということだ」
「あたかもウイルスの被害者であるかのようなメディアキャンペーンを展開し、多大な人命が失われる世界的な公衆衛生上の危機を作った責任から逃れようとするのみならず、第二次世界大戦以来最悪の世界不況を招いた」
「中国との経済的結びつきによるメリットに目がくらんだ欧米の政治家たちのナイーブさこそが問題だったのだ」
「西洋のお人好したちによる 『とりあえず中国を信用してみようか』 などという時代は、これで完全に終わった」

あの当時、これだけの激しい怒りの声があったことを、忘れてはいけない。
あれから3年が過ぎて、喉元過ぎれば何とやら・・・・、それでは駄目だと思う。
それでは責任の所在が曖昧なまま終わってしまう。


「SARS ウイルス」のときの中国政府の対応は比較的誠実だったが ・・・・

責任の所在を明確にしたって、あの中国政府が聞くわけがない、それは分かっている。
仮にどこかの国が中国に賠償請求をしたところで、中国政府は相手にもしない筈。
あの眼つきの悪いメガネの兄ちゃん(報道官)が会見を開いて、北朝鮮ばりの強弁の捨て台詞を1つか2つ吐いて終わり、どころか、その国が G7 レベルの強国でなければ中国政府から恫喝・嫌がらせを受けることになるのも間違いない。

そういえば、あの眼つきの悪い兄ちゃん(報道官)、最近見かけないがどうしたのか。
もしかして、中国のゼロコロナ政策転換による感染爆発のときに、罹患してしまったのか ・・・・

遡れば、2002年~2004年にかけて SARS ウイルスが感染拡大したとき、中国政府は例によって当初は隠蔽工作に走ったものの、内部告発もあり、対応の遅れが感染を拡大させたと最終的には認めて、謝罪をした。
中国政府にしては、それなりの誠意を見せた対応だったと思う。

それから15年後、この度の 「中国武漢ウイルス」 での中国政府の対応はといえば、あまりにもふざけているとしか言いようがなく、話にならない。
トランプ政権時、ボンベオ国務長官が連日の会見で中国の責任論に言及したのに対して、政府系メディアの人民日報、中国中央テレビが何と言って反論したかというと、

「世界平和の敵」
「口を閉じて世界の世論に耳を傾けよ」
「毒性外交をまき散らすボンベオがどこまで行けるのか見てみよう」
「人間の最低基準すら壊してしまった最低の国務長官」
「透明人間」
「これ以上、政治ウイルスをまき散らすのはやめよ」

これが、ネットの掲示板の書き込みではなく、超大国(笑)の中国政府が公式メディアを通じて出した声明に等しい内容なのだから、恐れ入る。
日本でいえば、当時の菅官房長官あたりが、他国の要人をこんな汚い言葉で罵ったりするか?
そんなことは絶対にしない。

さらに中国政府は当時、いわゆる 「マスク外交」 も展開していて、医療用品を提供してやる代わりに中国製の5G設備を導入しろなどという、恫喝まがいのことすらやっていたらしい。

あの中国政府のことだから、何を言ったところで聞く耳を持たないのは分かっている。
それでも、世界は声を大にして言い続けなければならない。
「中国武漢ウイルス」 によって世界は甚大な被害を被り、それはまだ終わっていない。
そのことを言い続けなければならない。
それはとりもなおさず、責任の所在を明確化するために必要だからだ。


「中国の武漢で発生した感染症」 この一文を世界デーの文言に入れられればそれで良い

毎年8月6日は、広島の原爆平和記念日の式典がある。
8月15日は、終戦記念日。
3月11日は、東日本大震災の追悼式典がある。
8月12日には、1985年の日航機墜落事故の慰霊祭が今も行なわれている。

世界に目を向けると、同様に、多くの記念日(〇〇デー)がある。
例えば、国連で制定されている 「国際デー」 には、次のようなものがある(抜粋)。



1月27日 ホロコースト犠牲者を想起する国際デー
03月24日 世界結核デー
04月07日 1994年ルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー
04月25日 世界マラリア・デー
04月26日 国際チェルノブイリ原発災害想起デー
05月08日 第二次世界大戦で命を失った人たちのための追悼と和解のためのとき
06月04日 侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー
08月21日 テロ被害者想起と追悼の国際デー
08月23日 奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
11月30日 化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日
12月01日 世界エイズデー
12月09日 ジェノサイド犠牲者の尊厳を想起しその犯罪防止を考える国際デー

こうして見ると、地球規模で広がり今もなお続く 「中国武漢ウイルス」 による厄災の記憶・教訓を、風化させないための世界デーを制定すべきだと考えるのは、ごく自然な思考だと思う。

「中国武漢ウイルス終息記念世界デー」
「中国武漢ウイルスの犠牲者を追悼する世界デー」

世界デーのタイトルは、何でもいい。
COVID-19 でも、新型コロナウイルスでも、何でもいい。
但し、由来・概要の説明文言の中に 「中国の武漢で発生した感染症」 の文言を入れること。
その点だけは絶対に譲ってはいけない。

中国政府は猛反発し、あらゆる汚い手を使って妨害してくるだろうが、そんなことは関係ない。
中国の武漢で発生したのは、疑い様のない真実なのだから、何も間違ってはいない。
「中国の武漢で発生した」 この文言が入った国際デー制定の実現を、自分は強く願う。

そうすれば、新型コロナウイルス(COVID-19)が中国政府によって引き起こされた人災であることを人類史に永久に刻むことができ、それが犠牲者へのせめてもの追悼になる。

「中国武漢ウイルス」 の世界デー制定実現に向けて、国際社会は一致結束してほしい。
それを切に願う、
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総選挙2017雑感

終わってみれば自民党の圧勝で幕を閉じた、第48回衆議院議員総選挙でした。

開票が行なわれた10月22日、各局の中継で見掛けた安倍首相は決して表情を緩めませんでしたが、自民党は50議席から100議席くらい減らすという予測もあった中(=100議席減は日刊ゲンダイの予測ですがw)、公示前の284議席を維持できたのですから、万々歳の結果でしょう。

次代の日本を背負う若い人たちにとっても、これで今後もうしばらくは、安倍首相の安定政権のもとで、安心して勉学および就職活動に励むことができようというものです。
その意味で、この度の総選挙2017は、平和裏の内に幕を閉じました。



憲法9条改悪阻止だの、安保法制は違憲だの 「いやオレは違憲と言った覚えはない」 だの、果てはモリカケだのアウフヘーベンだのとw、うわべだけのキャッチコピーで数合わせの国盗りゲームに精を出す国会議員のセンセイ方の勝手な都合で、政治が不安定化し、若い人たちの未来が食い物にされてしまう、こんなバカな話があっていい筈がありません。

選挙の直前直後のドタバタを見るにつけ、心底そう思います。
野党のあんな連中に、日本を任せることなんて出来る筈がありません。


すべては前原さんのダイビングで始まった

振り返れば、この度の総選挙2017は、民進党代表・前原さんのダイビングがすべてでした。
個人的には、そう言っても過言ではないと思いますw

あのタイミングでの解散が 「大義なき解散」、「モリカケ疑惑隠し解散」 とマスゴミから一斉に非難され、さらには小池百合子・東京都知事が希望の党を立ち上げ国政に進出してきた状況は、安倍首相にとって厳しい逆風だったことは間違いありません。
裏を返せば、民進党としては、安倍政権陥落の可能性の間隙を突くチャンスでもありました。
あそこでいかにうまく立ち回るか、まさに 「ニュー前原誠司」 の腕の見せどころでした。

しかし、前原さんの取った選択は ・・・・
9月27日、2ch のニュー速+で 「民進党の前原代表、無所属での出馬を表明」 のスレタイを見つけたときは、目を疑いつつも笑ってしまいましたwww

しかもよく見ると、民進党は公認候補を出さず、全員が希望の党の公認で選挙を闘うと ・・・・
これは果たして男の決断といえるのか、甚だ疑問でしたがw、とにかく前原さんは 「どんな手を使ってでも安倍政権を終わらせる」 の一点張りで押し通し、政界の深い闇へとダイビングを敢行していったのでした。

たぶん前原さんは、こういう星の下に生まれてきた人なのでしょう。
2006年の 「偽メール事件」 のときも、同じような感じで代表辞任に追い込まれました。
あれから11年経って、民主党・民進党代表のローテーション人事の順番がようやくまわってきたと思ったら、偽メール事件のとき以上に派手に爆死してしまうとは ・・・・

9月28日の衆議院解散が、前原さんにとっては実に最悪のタイミングでもありました。
もしダイビングを思いとどまり、民進党のまま通常の選挙戦に臨んでいたとしても、惨敗は必至で、代表たる前原さんの引責辞任はどの道避けられなかった可能性は高かったと思います。

9月1日に民進党の新代表に就任してから、わずか2ヵ月。
お気の毒としか言いようがありません。


「排除いたします」 発言で希望の党は失速

前原さんのダイビング敢行によって、希望の党の陣容が一気に膨れ上がり、状況は一変。
世論調査の結果でも希望の党への期待は少なくなく、そこへさらに小池さんのポピュリズムパワーが重なれば、まさかの政権交代もありうるか?
そんな雲行きに日本中がにわかに包まれました。

その意味で、我々としては非常にヤキモキさせられた、解散から公示までの期間でした。
小池さんがもし、批判を恐れず出馬に踏み切っていたら、自公で過半数のラインも危なかった可能性もあったと思います。

しかし、9月29日、運命の都知事定例記者会見。
「排除いたします(←満面の笑みで)」 の小池さん発言がきっかけで、希望の党は失速。
巷間ではそのように言われています。
確かにあれも一因だったかもしれませんが、それ以上に、元民主の議員らが多数集結している有様が有権者から嫌われたことの方が、大きかったのではないでしょうか。

そもそも、細野さんら元民主の議員を除けば、あとは全員素人同然の候補ばかりです。
普通に考えれば、そんな希望の党に期待なんて出来るワケがありません。
いずれにしても、希望の党はあっという間に支持を失い、我々としてはホッと胸を撫で下ろして、10月10日の選挙公示日を迎えたのでした。

・・・・ そしたら、何でしょう?
立憲民主党のブームが巻き起こっている? ・・・・ (*`・ ω´・) ????


立憲民主党の大躍進に違和感と恐怖を覚える

10月2日に立憲民主党の立ち上げを表明した枝野さんの表情には、悲壮感が漂っていました。

希望の党から 「排除」 された仲間の面倒をみないといけない。
そんな責任感で立ち上がったことが、手に取るように分かりました。
その意味で、(元民主の罪云々はさておいて)枝野さんは偉いと思いました。
希望の党に逃げた人間らに比べたら、応援してあげたい気持ちになったことは確かでした。

しかし、その後の選挙戦での立憲民主党の大躍進 ・・・・ (*`・ ω´・) ????

正直、自分にはまったく理解できません。
「筋を通した」 と盛んにアピールしてるようですが、枝野さんも含めてみなさん一度は、前原さんのダイビングを全会一致で後押ししたんですよね?(笑)

新宿駅前での街頭演説に8,000人だかが集まって、大 「枝野コール(エダノンコール)」 が巻き起こったとか、そういうのを見ていると、非常に不安になります。
たぶん彼らのほとんどが無党派層ではないかと思いますが、自分ら、気は確かかと?
民主党政権のトラウマをもう忘れたのかよと?

希望の党の一難が去って、また一難。

今の枝野さんは、一時期の共産党の志位委員長みたいに、顔つきがホルホルしています(笑)
「数合わせの論理に与した瞬間に支持を失う」 と言って希望や民進との合流に慎重姿勢を示したりするなど、今のところは優等生路線で行く構えを見せています。
週刊誌でスキャンダルが報じられた翌日に、党員資格無期限停止の処分も、早い早いw

でもいずれそのうち、立憲民主党のメッキは剥がれ、元民主の地金が露わになる筈です。
そして、100% 確実なこととして、今から予言できることがあります。
次の総選挙のときが来たら、ほぼほぼ元民進に乗っ取られつつある希望の党、民進党、そして立憲民主党、この3党は必ず、選挙の直前に再び合体する。
それだけは絶対に間違いありません。


元民主の人間の最低さ加減をその目に焼き付けろ

今は優等生ぶっている立憲民主党のメッキは、いずれ剥がれる。
そして、次の総選挙の直前になったら、元民主勢は再び野合に走る。
そのように断言できる証拠を、選挙が終わった傍から、彼らは早速見せてくれています。

希望の党に移籍して比例復活で当選した元民進(元民主)のセンセイ方が、10月25日に行なわれた希望の党の両院議員懇談会で、反乱を起こし、大暴れしたそうです。

『血が流れる、ではなく、血しぶきが舞い散る選挙だった』
『仲間がこれだけ死んでいるのだから(小池代表は)責任を取るべきだ』


というような恨みつらみをぶちまけて、小池さんの責任を追求したのだそうです。
聞くところによれば、『民進党のまま闘っていたら当選していた』 とまで言ってのけている落選議員もいるそうですがw

挙句の果てには、25日の両院議員懇談会後の記者会見。
樽床伸二代表代行(=もちろん元民主の人間)は、↓こう明言したそうです。

『政策協定書の中身は民進党の考え方と齟齬がないことを懇談会で確認した』

つまり、希望の党に移ってからも我々元民主勢は、『違憲の安保法制の撤廃を求める』 の路線で活動していくことを表明したということです。

希望の党に移籍した元民進勢は、要するに元民主です。
なので、ある面では、それほど驚くには値しません。
けれど、実際に本当にこういうことをやってくるとは思わなかった(笑)
掌返しの掌返し、をやったわけですからね。

選挙が行われるキッカリ直前と直後に、それまでの主義主張(=安保法制の撤廃、憲法改悪反対)を180度掌返しして、希望の党に逃げ込んだ。
そして、当選して命拾いしたら、再び掌返しをして元の主張に戻りやがった。
こんな卑怯な真似を、国民が見ている目の前で本当にやってくるとは思わなかった。

こんなやつらが、お友達政治がどうのとか、安倍首相を偉そうに批判する資格があるか?
あるわけがない。
国会議員である資格すらないよあいつらは。


そして自民党は今日も日本の安全と安心を守る

25日の両院議員懇談会で、元民主勢からの吊し上げ攻撃を聞いていた小池さんも、さすがにそのうちキレたのか、「ハハハ」 と笑い飛ばして↓のように奴らに言い返したのだそうです。

民進党はこうやっていたんだと客観的に拝見した。
自民党の知恵は、もめにもめ、議論し、決めたら従うんですよ。
これまでのあなたがたの議論をみると、そうではないですよね。

「わたしが拾ってあげなかったらアナタたちみんな、今ここにはいられないのよ」
とも言ってくれていたら、最高だったのですが(笑)
小池さんは正直好きではないけど、元民主勢との場外バトルについては応援する。

前原さんのダイビング、小池さんの排除発言、瓢箪から駒の立憲民主党ブーム、選挙後の希望の党の内紛(=元民主勢の反乱)など、この度の総選挙2017は、これまで以上に野党のみなさんがある意味楽しませてくれました。

そんな野党のドタバタを尻目に、自民党は今日も粛々と、責任政党の努めを果たします。
この選挙戦の街頭演説で、安倍首相が終始訴え続けた通りです。
国民の命と幸せな暮らしを守り、子どもたちの未来を切り開くのは、誰なのか?

野党のママゴトに付き合っているほど、政権与党である自民党はヒマではありません。
モリカケをまだやるぞ、と野党が言ってきたら、小川榮太郎さんの書いた本、
「徹底検証 森友・加計事件 - 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」
を上から下まで熟読しろと、一蹴してやればよい。
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