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おっさんの品格
新型 CIVIC e:HEV 綺麗に乗りたい(立体駐車場さすらい編)
わたしの新型 CIVIC e:HEV は、家(賃貸)ではビルトインのガレージに停め、会社で仕事中も付近の立体駐車場に停めている、ということをこのブログで再三ドヤ顔で自慢してきました。
納車から1年4ヵ月となりましたが、その間、青空駐車だったのは、コンビニやスーパーでちょっと買い物するときくらいのもので、それによる最大の恩恵は何かと言えば、雨風をしのげることよりも、真夏の直射日光によるダメージを大幅に免れてきたことではないかと思います。
・・・・ と、また自慢してしまいました(笑)
その一方で、立体駐車場を利用するには、固有の気苦労もあります。。。
今日は、その辺りについて書いてみたいと思います。
会社の駐車場が無料で使えるにも関わらず、わざわざ立体駐車場を利用するのは、当然理由があり、相応のメリットがあると考えているからで、わたしが思うそれらを以下に書いてみます(個人の主観が大幅に入っています)。
メリットの1つ目は、雹害を回避できる確率を高められることです。
ちょっと前までは、「雹害」など考えもしなかったと思いますが、
一昨年と昨年に関東地方を襲った雹害で、その危険性がクローズアップされました。
わたしの近所でも、被害を受けた車が続出して、それはもう悲惨でした。
あんなゴルフボールみたいなのが降ってきて、車のあちこちがボコボコに凹んでしまい、その修理代で数十万円もかかってしまうなんて、考えただけでも可哀想すぎます ・・・・
昨年7月に発生した雹害は、わたしが新型 CIVIC e:HEV を納車後のことで、新幹線で実家に帰省している最中に発生したのですが、駅近くの立体駐車場に車を入れていたおかげで、被害を免れることができました。
わたしはこれだけでも、「転ばぬ先の杖」として立体駐車場を使うメリットはあると考えます。
年間のごく限られた時期だけの話なのに、無駄ではないのかというのは、民主党の事業仕分けの考え方と同じで、そうではなく、いざというときに備えるべきです。
雹のストライクを受けて、車のどこか一ヵ所でも凹んでしまったらアウトです。
ウンコを踏むのと同じで、そうなったらもうアウトなんです(笑)
ジリジリと厳しい真夏の直射日光も、車のためには出来れば避けたいものです。。。
立体駐車場を利用するメリットの2つ目は、これを回避出来ることです。
真夏の日中に出歩いていると、人間も暑くて大変ですけれど、それ以上に、
外に青空駐車で停めている車のことが、わたしは見ていて心配になります。
これらは、ジワジワと少しずつ蓄積していくように思いがちですが、近年のちょっと異常な猛暑は、一発で重篤なダメージを受けることも十分あり得るので要注意です。
先々代の愛車である、3代目フィット(ガソリン)に乗っていた頃のことなのですが ・・・・
真夏のある日、会社の駐車場に青空駐車で停めて、夜に戻ってくると、昼間の直射日光の熱線で内装が焼け付いて、車内の匂いがすっかり変わってしまい、それの匂いがその後、完全に抜けきることはありませんでした。
そういう経験があるので、これも夏期限定のことではありますが、真夏の直射日光回避の大義名分で立体駐車場を利用することに、わたしは何のためらいもありません。
そして、年間を通して雨風をしのげること、これも何だかんだ言って大きなメリットです。
外を強い風が吹いているときに、ドアを開けて乗り降りするのは、粉塵やゴミなどが車内に侵入してくるので嫌なものですが、立体駐車場の中であればそれを抑えられます。
雨についても、なるべく雨に濡れないように出来るなら、それに超したことはありません。
雨水は水道水のような不純物を含まないので水シミが残らない、と言われますが、「雨ジミ」という言葉があるように、必ずしもそうでないことは多くの人が経験していると思います。
ガラスコーティングを施工したボディが雨ジミまみれになったという話も、よく聞きます。
立体駐車場を利用すれば、雨に濡れること自体を防げるのに加えて、道中で雨に遭って濡れた場合でも、立体駐車場に入って簡易的な拭き上げなどの措置が行なえる点でも、メリットがあります(環境にもよりますが)。
以上、わたしが思う立体駐車場のメリットを書き連ねましたが、一方で、「立体駐車場は良いことばかり」、「郵政民営化すれば全てが良くなる」というわけにはいかず、立体駐車場を利用するにはデメリットもあります。
デメリットの筆頭は、タダでは利用出来ない、つまりお金がかかることです。
ここからは、わたしが主に利用している2つの立体駐車場を比較しながら、話をしていきます。
立駐A(最大700円/日) の料金は1日最大700円、残業せず定時で帰宅した場合は400円。
立駐G(最大500円/日) は1日最大500円で、定時で帰った場合にいくらかかるかは、最近利用し始めたのでまだ不明なのですが、ほぼ同じ400円ではないかと思います。
(※朝何時に入るかによっても多少変わってきます)
月額の料金を計算すると、毎日定時で帰れた場合はどちらも約8,000円、
定退日(金曜)以外を残業した場合は、以下となります。
諸々の事情から立駐A(最大700円/日) の方をメインで利用していて、わたしが立体駐車場に支払う金額は、仕事の状況にもよりますが、毎月約 10,000 円、年間約 12万円となります。
これを高いと取るかどうかは、人それぞれの考え方があると思いますが、先に書きましたメリットを得るための投資(?)と考えて、立体駐車場の利用にわたしはこだわっている次第です。
次に考えられるデメリットは、立体駐車場に出入りするときの問題です。
立体駐車場に入るとき、精算機に車を横付けし、窓を開け、駐車券を発券します。
出るときは、精算機に車を横付けし、窓を開け、駐車券を入れ、料金を投入して精算します。
(※立体駐車場によっては当てはまらない場合もあります)
これは、車に綺麗に乗りたい我々からすると、窓を開けないといけない点が NG です。
外を舞う粉塵やゴミが車内に入ってくるのは嫌なので、出来れば窓は開けたくないですが、立体駐車場に出入りするには、窓を開けて駐車券を入れて・・・・ と毎回やらないといけません。
窓から手を伸ばし、駐車券を入れて、1000円札を入れてお釣りを受け取り・・・・ という一連の作業をやるのも、なかなか大変で、もたもたしていると窓から埃やゴミがどんどん入ってきて、雨が降っていれば雨も入ってきて、最悪です。
このデメリットについて、マイ立体駐車場の2つを比較すると、こうなります。
立駐A(最大700円/日) は、設置されたカメラで車のナンバープレートを自動的に読み取り、且つ、事前精算機もあるので、入るときも出るときも完全フリーハンドで、窓を閉め切ったままゲートを通過できるのが、実に素晴らしいです。
立駐G(最大500円/日) は、入るときは駐車券を発券する必要があり、帰りも、事前精算機はあるのですが、ゲートを出るときに駐車券だけ戻さないといけないのが、惜しいところです。
立体駐車場に出入りするときに、車体を傷付ける危険性があるのもデメリットです。
精算機に車を横付けするときに、接近し過ぎてミラーを当ててしまったり、逆に遠すぎて手が届かず、仕方なく、ドアを半分開けて身を乗り出すようにして、などとやっているとドアをぶつけてしまったり、ということが考えられます。
出入口の造りの悪さが、問題になる場合もあります。
○橋市中心部に実際にあった立体駐車場なのですが、出入口から歩道・一般道へ出るところが V の字に沈んだ段差になっていて、そこを出るときに車速を落とさないと、段差を通過するとき弾みがついてバンパー底部を地面に擦る危険性がありました(わたしは寸前で気付いてブレーキで減速したので事なきを得ましたが)。
密集した街中に割と強引な感じで作られた立体駐車場は、出入口のスペースに余裕がなく、そういう危険性をはらんでいる場合もあるので、注意が必要です。
どちらも出入り口の造り的には問題なく、立駐A(最大700円/日) は、ゲートを完全フリーハンドで通過出来るので機械に横付けする必要もなく、全く問題ありません。
立駐G(最大500円/日) は、ゲートを出入りするとき駐車券を出し入れしないといけないので、そのときにミラーやドアをぶつけてしまう危険性があります。
あと考えられるのは、立体駐車場と会社までの距離が近くない場合の問題です。
車を停めた立体駐車場と会社までの間は、当然歩かねばならず、歩く時間としては10分はちょっと長く、5分くらいが許容範囲と思います。
しかし、わたしが言いたいのは、歩くのが大変ということだけではありません。
真夏の暑い時期は、そのたった5分を歩いただけでも、汗だくになってしまいます。
朝の出勤時は問題ないですが、会社からの帰り、約5分歩いて立体駐車場に停めてある車まで辿り着き、汗だく状態のまま運転席に乗り込むことは、出来れば避けたいです。
以前の記事で、わたしは車に乗り込むとき、着ている衣服および持っている荷物に付いている埃を手でパッパと払ってから乗り込む、ということを書きました。
それに加えて、身体が汗まみれになっていると、首回りや脇の下、ベルトライン(腰周り)の背中辺りなどを団扇で扇いで乾燥させるという、余計な作業が必要になってしまいます。
ここでも立駐G(最大500円/日) は、会社からあともうちょっとだけ近ければ問題ないのが、惜しいところです。
以上、立体駐車場を利用するうえでのメリットとデメリットについて考察してみましたが、他にもいくつかポイントがあると思います。
1つは、地面が傾斜しているかどうかです。
立体駐車場の中には、螺旋階段状にグルグル回りながら建物内部を登り降りする構造になっているところもあり、その場合、地面は傾斜していて水平ではありません。
地面が傾斜したところに停めるのは、加重が偏りそうで、車にとって良くなさそうに思えます。
マンションやアパートの建物に隣接する駐車場の場合も、地面が傾斜しているのを良く見かけますが、わたしはあれも好きではありません。
車を停める場合は、なるべく水平なところに停めるのが理想だと思います。
ナンバープレート自動認識の先進設備を備える立駐A(最大700円/日) ですが、立地の都合からか螺旋構造をしているため、なるべく傾斜の緩やかな場所を選んで停める必要があります。
一方の立駐G(最大500円/日) は、広大な敷地にゆとりを持って建てられており、どの場所に停めても地面は完全に水平で、何の問題もありません。
続いては、事前精算機で精算するときに、電子マネーが使えるかどうかです。
これだけキャッシュレスということがさんざん言われ、スマホでそういうのが今は簡単に出来るのですから、立体駐車場でも現金以外の電子マネーが使えることを期待したいです。
ナンバープレート自動認識の設備費用が嵩んだためか、立駐Gよりも料金が高額な立駐Aは、残念ながら現金精算のみとなっていますが、事前精算機の電子マネー対応もやるともっと料金が高くなったかもしれず、ここが落とし所かもしれません。
一方の立駐G、事前精算機が電子マネー対応していて、立駐Aとの差別化に成功しています。
ただ、わたし個人の事情からすると、楽天 Edy が使えたら言うこと無しでした。
Suica 等の交通系の電子マネーも設定すれば使えるとは思うのですが、スマホの電子マネーはあまりいじりたくないのが正直なところです(乗り換えるときの移行が面倒そうなので)。
そして最後に、利用者がどれだけ多いか少ないか、です。
利用者が多ければ、停めた我が車の両隣に、他の車が出入りすることになります。
つまり、ドアパンの危険性が上昇し、車体が傷付くかどうかの懸念に直結します。
逆に、利用者が少なければ、変なトナラーさんでもいない限りドアパンの心配はなくなります。あまりに少なすぎても、今度は盗難の危険性があるしれませんが、防犯カメラが抑止になるだろうということで、基本的には、利用者がなるべく少ない方が好ましいと言えると思います。
立駐Aは、毎日とても利用者が多く、たくさんの車が駐車されています。
且つ、1台あたりの駐車スペースがそれほど広くないのでドアパンの危険性があり、さらに、地面がなるべく傾斜してない場所を選んで停めることも必要なので、立駐Aに車を停めるときは、ゲートを入った後の場所取りで若干苦労します。
一方の立駐Gですが、平日はほとんど利用者がいません。
もしかしたら会社で仕事中に何台も出入りしているのかもしれませんが、夜戻ってきたとき、いつ見ても他に一台も車がいないので(笑)、平日はたぶん終日貸し切り状態で駐車可能です。
朝の出勤時に雨に降られても、立駐に入った後、臨時の拭き上げ作業が自由に行なえます。
人が全く居ないので、BOSCH のブロワーで吹かしても全然問題ないです(笑)
以上、わたしが現在主に利用している2つの立体駐車場を比較しながら、メリットとデメリットの他、いくつかの観点について話をしてみました。
比較結果をまとめると次のようになります。
得点の絶妙なばらけ具合が、選ぶうえでは悩ましいところです・・・・。
重視するポイントは人それぞれでしょうが、「窓を開けたら埃やゴミが入ってくる」、「汗だくのまま運転席に入るのは嫌」というところは、普通はあまり気にしないのかと思います。
会社から歩いて5分かかるのも、それほどクリティカルではないと思います。
とすると、残る現実的な懸念はドアパンの危険性のみとなるので、いつも多くの車で埋まっている立駐Aよりは、利用者が少なくほぼ貸し切り状態で停められる立駐Gが、圧倒的有利です。
加えて、雨が降ったら誰に気兼ねなく拭き上げ作業が行なえて、料金も200円安いとくれば、普通は「立駐G一択」という結果になるのかと思います。
納車から1年4ヵ月となりましたが、その間、青空駐車だったのは、コンビニやスーパーでちょっと買い物するときくらいのもので、それによる最大の恩恵は何かと言えば、雨風をしのげることよりも、真夏の直射日光によるダメージを大幅に免れてきたことではないかと思います。
・・・・ と、また自慢してしまいました(笑)
その一方で、立体駐車場を利用するには、固有の気苦労もあります。。。
今日は、その辺りについて書いてみたいと思います。
(目次)
・メリット - 雹害の回避
・メリット - 真夏の直射日光のダメージ回避
・メリット - 雨風をしのげる
・デメリット - お金がかかる
・デメリット - 窓を開けて発券・精算しないといけない
・デメリット - 車体が傷付く危険性
・デメリット - 距離が遠いことによるデメリット
・地面が傾斜しているかどうか
・電子マネーが使えるか
・利用者が多いか少ないか
・立体駐車場対決、どっちを選ぶべきか?
・メリット - 雹害の回避
・メリット - 真夏の直射日光のダメージ回避
・メリット - 雨風をしのげる
・デメリット - お金がかかる
・デメリット - 窓を開けて発券・精算しないといけない
・デメリット - 車体が傷付く危険性
・デメリット - 距離が遠いことによるデメリット
・地面が傾斜しているかどうか
・電子マネーが使えるか
・利用者が多いか少ないか
・立体駐車場対決、どっちを選ぶべきか?
メリット - 雹害の回避
会社の駐車場が無料で使えるにも関わらず、わざわざ立体駐車場を利用するのは、当然理由があり、相応のメリットがあると考えているからで、わたしが思うそれらを以下に書いてみます(個人の主観が大幅に入っています)。
メリットの1つ目は、雹害を回避できる確率を高められることです。
ちょっと前までは、「雹害」など考えもしなかったと思いますが、
一昨年と昨年に関東地方を襲った雹害で、その危険性がクローズアップされました。
わたしの近所でも、被害を受けた車が続出して、それはもう悲惨でした。
あんなゴルフボールみたいなのが降ってきて、車のあちこちがボコボコに凹んでしまい、その修理代で数十万円もかかってしまうなんて、考えただけでも可哀想すぎます ・・・・
昨年7月に発生した雹害は、わたしが新型 CIVIC e:HEV を納車後のことで、新幹線で実家に帰省している最中に発生したのですが、駅近くの立体駐車場に車を入れていたおかげで、被害を免れることができました。
わたしはこれだけでも、「転ばぬ先の杖」として立体駐車場を使うメリットはあると考えます。
年間のごく限られた時期だけの話なのに、無駄ではないのかというのは、民主党の事業仕分けの考え方と同じで、そうではなく、いざというときに備えるべきです。
雹のストライクを受けて、車のどこか一ヵ所でも凹んでしまったらアウトです。
ウンコを踏むのと同じで、そうなったらもうアウトなんです(笑)
メリット - 真夏の直射日光のダメージ回避
ジリジリと厳しい真夏の直射日光も、車のためには出来れば避けたいものです。。。
立体駐車場を利用するメリットの2つ目は、これを回避出来ることです。
真夏の日中に出歩いていると、人間も暑くて大変ですけれど、それ以上に、
外に青空駐車で停めている車のことが、わたしは見ていて心配になります。
・ボディの塗装、コーティングへのダメージ
・無塗装樹脂、ゴム部分の劣化(白化)
・タイヤのゴムへの悪影響
・ダッシュボード等、内装の焼き付き
・無塗装樹脂、ゴム部分の劣化(白化)
・タイヤのゴムへの悪影響
・ダッシュボード等、内装の焼き付き
これらは、ジワジワと少しずつ蓄積していくように思いがちですが、近年のちょっと異常な猛暑は、一発で重篤なダメージを受けることも十分あり得るので要注意です。
先々代の愛車である、3代目フィット(ガソリン)に乗っていた頃のことなのですが ・・・・
真夏のある日、会社の駐車場に青空駐車で停めて、夜に戻ってくると、昼間の直射日光の熱線で内装が焼け付いて、車内の匂いがすっかり変わってしまい、それの匂いがその後、完全に抜けきることはありませんでした。
そういう経験があるので、これも夏期限定のことではありますが、真夏の直射日光回避の大義名分で立体駐車場を利用することに、わたしは何のためらいもありません。
メリット - 雨風をしのげる
そして、年間を通して雨風をしのげること、これも何だかんだ言って大きなメリットです。
外を強い風が吹いているときに、ドアを開けて乗り降りするのは、粉塵やゴミなどが車内に侵入してくるので嫌なものですが、立体駐車場の中であればそれを抑えられます。
雨についても、なるべく雨に濡れないように出来るなら、それに超したことはありません。
雨水は水道水のような不純物を含まないので水シミが残らない、と言われますが、「雨ジミ」という言葉があるように、必ずしもそうでないことは多くの人が経験していると思います。
ガラスコーティングを施工したボディが雨ジミまみれになったという話も、よく聞きます。
立体駐車場を利用すれば、雨に濡れること自体を防げるのに加えて、道中で雨に遭って濡れた場合でも、立体駐車場に入って簡易的な拭き上げなどの措置が行なえる点でも、メリットがあります(環境にもよりますが)。
デメリット - お金がかかる
以上、わたしが思う立体駐車場のメリットを書き連ねましたが、一方で、「立体駐車場は良いことばかり」、「郵政民営化すれば全てが良くなる」というわけにはいかず、立体駐車場を利用するにはデメリットもあります。
デメリットの筆頭は、タダでは利用出来ない、つまりお金がかかることです。
ここからは、わたしが主に利用している2つの立体駐車場を比較しながら、話をしていきます。
・立駐A(最大700円/日)
・立駐G(最大500円/日)
・立駐G(最大500円/日)
立駐A(最大700円/日) の料金は1日最大700円、残業せず定時で帰宅した場合は400円。
立駐G(最大500円/日) は1日最大500円で、定時で帰った場合にいくらかかるかは、最近利用し始めたのでまだ不明なのですが、ほぼ同じ400円ではないかと思います。
(※朝何時に入るかによっても多少変わってきます)
月額の料金を計算すると、毎日定時で帰れた場合はどちらも約8,000円、
定退日(金曜)以外を残業した場合は、以下となります。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ 約12,800円
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ 約9,600円
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ 約9,600円
諸々の事情から立駐A(最大700円/日) の方をメインで利用していて、わたしが立体駐車場に支払う金額は、仕事の状況にもよりますが、毎月約 10,000 円、年間約 12万円となります。
これを高いと取るかどうかは、人それぞれの考え方があると思いますが、先に書きましたメリットを得るための投資(?)と考えて、立体駐車場の利用にわたしはこだわっている次第です。
デメリット - 窓を開けて発券・精算しないといけない
次に考えられるデメリットは、立体駐車場に出入りするときの問題です。
立体駐車場に入るとき、精算機に車を横付けし、窓を開け、駐車券を発券します。
出るときは、精算機に車を横付けし、窓を開け、駐車券を入れ、料金を投入して精算します。
(※立体駐車場によっては当てはまらない場合もあります)
これは、車に綺麗に乗りたい我々からすると、窓を開けないといけない点が NG です。
外を舞う粉塵やゴミが車内に入ってくるのは嫌なので、出来れば窓は開けたくないですが、立体駐車場に出入りするには、窓を開けて駐車券を入れて・・・・ と毎回やらないといけません。
窓から手を伸ばし、駐車券を入れて、1000円札を入れてお釣りを受け取り・・・・ という一連の作業をやるのも、なかなか大変で、もたもたしていると窓から埃やゴミがどんどん入ってきて、雨が降っていれば雨も入ってきて、最悪です。
このデメリットについて、マイ立体駐車場の2つを比較すると、こうなります。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ ◎ 全く問題無し
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ 事前精算機はあるが、駐車券を戻して出る必要あり
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ 事前精算機はあるが、駐車券を戻して出る必要あり
立駐A(最大700円/日) は、設置されたカメラで車のナンバープレートを自動的に読み取り、且つ、事前精算機もあるので、入るときも出るときも完全フリーハンドで、窓を閉め切ったままゲートを通過できるのが、実に素晴らしいです。
立駐G(最大500円/日) は、入るときは駐車券を発券する必要があり、帰りも、事前精算機はあるのですが、ゲートを出るときに駐車券だけ戻さないといけないのが、惜しいところです。
デメリット - 車体が傷付く危険性
立体駐車場に出入りするときに、車体を傷付ける危険性があるのもデメリットです。
精算機に車を横付けするときに、接近し過ぎてミラーを当ててしまったり、逆に遠すぎて手が届かず、仕方なく、ドアを半分開けて身を乗り出すようにして、などとやっているとドアをぶつけてしまったり、ということが考えられます。
出入口の造りの悪さが、問題になる場合もあります。
○橋市中心部に実際にあった立体駐車場なのですが、出入口から歩道・一般道へ出るところが V の字に沈んだ段差になっていて、そこを出るときに車速を落とさないと、段差を通過するとき弾みがついてバンパー底部を地面に擦る危険性がありました(わたしは寸前で気付いてブレーキで減速したので事なきを得ましたが)。
密集した街中に割と強引な感じで作られた立体駐車場は、出入口のスペースに余裕がなく、そういう危険性をはらんでいる場合もあるので、注意が必要です。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ ◎ 全く問題無し
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ ゲートの機械に横付けして駐車券を出し入れする必要あり
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ ゲートの機械に横付けして駐車券を出し入れする必要あり
どちらも出入り口の造り的には問題なく、立駐A(最大700円/日) は、ゲートを完全フリーハンドで通過出来るので機械に横付けする必要もなく、全く問題ありません。
立駐G(最大500円/日) は、ゲートを出入りするとき駐車券を出し入れしないといけないので、そのときにミラーやドアをぶつけてしまう危険性があります。
デメリット - 距離が遠いことによるデメリット
あと考えられるのは、立体駐車場と会社までの距離が近くない場合の問題です。
車を停めた立体駐車場と会社までの間は、当然歩かねばならず、歩く時間としては10分はちょっと長く、5分くらいが許容範囲と思います。
しかし、わたしが言いたいのは、歩くのが大変ということだけではありません。
真夏の暑い時期は、そのたった5分を歩いただけでも、汗だくになってしまいます。
朝の出勤時は問題ないですが、会社からの帰り、約5分歩いて立体駐車場に停めてある車まで辿り着き、汗だく状態のまま運転席に乗り込むことは、出来れば避けたいです。
以前の記事で、わたしは車に乗り込むとき、着ている衣服および持っている荷物に付いている埃を手でパッパと払ってから乗り込む、ということを書きました。
それに加えて、身体が汗まみれになっていると、首回りや脇の下、ベルトライン(腰周り)の背中辺りなどを団扇で扇いで乾燥させるという、余計な作業が必要になってしまいます。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ ◎ 会社の目と鼻の先
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ 約5分歩く必要あり
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ △ 約5分歩く必要あり
ここでも立駐G(最大500円/日) は、会社からあともうちょっとだけ近ければ問題ないのが、惜しいところです。
地面が傾斜しているかどうか
以上、立体駐車場を利用するうえでのメリットとデメリットについて考察してみましたが、他にもいくつかポイントがあると思います。
1つは、地面が傾斜しているかどうかです。
立体駐車場の中には、螺旋階段状にグルグル回りながら建物内部を登り降りする構造になっているところもあり、その場合、地面は傾斜していて水平ではありません。
地面が傾斜したところに停めるのは、加重が偏りそうで、車にとって良くなさそうに思えます。
マンションやアパートの建物に隣接する駐車場の場合も、地面が傾斜しているのを良く見かけますが、わたしはあれも好きではありません。
車を停める場合は、なるべく水平なところに停めるのが理想だと思います。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ × 螺旋構造なので、地面が傾斜している
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ◎ 全く問題なし
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ◎ 全く問題なし
ナンバープレート自動認識の先進設備を備える立駐A(最大700円/日) ですが、立地の都合からか螺旋構造をしているため、なるべく傾斜の緩やかな場所を選んで停める必要があります。
一方の立駐G(最大500円/日) は、広大な敷地にゆとりを持って建てられており、どの場所に停めても地面は完全に水平で、何の問題もありません。
電子マネーが使えるか
続いては、事前精算機で精算するときに、電子マネーが使えるかどうかです。
これだけキャッシュレスということがさんざん言われ、スマホでそういうのが今は簡単に出来るのですから、立体駐車場でも現金以外の電子マネーが使えることを期待したいです。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ × 現金のみ
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ○ 一応可能だが、使用可能な電子マネーの種類が微妙(笑)
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ○ 一応可能だが、使用可能な電子マネーの種類が微妙(笑)
ナンバープレート自動認識の設備費用が嵩んだためか、立駐Gよりも料金が高額な立駐Aは、残念ながら現金精算のみとなっていますが、事前精算機の電子マネー対応もやるともっと料金が高くなったかもしれず、ここが落とし所かもしれません。
一方の立駐G、事前精算機が電子マネー対応していて、立駐Aとの差別化に成功しています。
ただ、わたし個人の事情からすると、楽天 Edy が使えたら言うこと無しでした。
Suica 等の交通系の電子マネーも設定すれば使えるとは思うのですが、スマホの電子マネーはあまりいじりたくないのが正直なところです(乗り換えるときの移行が面倒そうなので)。
利用者が多いか少ないか
そして最後に、利用者がどれだけ多いか少ないか、です。
利用者が多ければ、停めた我が車の両隣に、他の車が出入りすることになります。
つまり、ドアパンの危険性が上昇し、車体が傷付くかどうかの懸念に直結します。
逆に、利用者が少なければ、変なトナラーさんでもいない限りドアパンの心配はなくなります。あまりに少なすぎても、今度は盗難の危険性があるしれませんが、防犯カメラが抑止になるだろうということで、基本的には、利用者がなるべく少ない方が好ましいと言えると思います。
・立駐A(最大700円/日) ・・・・ × とても繁盛している
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ◎ 広々駐車場にほぼ貸し切り状態で停められる(笑)
・立駐G(最大500円/日) ・・・・ ◎ 広々駐車場にほぼ貸し切り状態で停められる(笑)
立駐Aは、毎日とても利用者が多く、たくさんの車が駐車されています。
且つ、1台あたりの駐車スペースがそれほど広くないのでドアパンの危険性があり、さらに、地面がなるべく傾斜してない場所を選んで停めることも必要なので、立駐Aに車を停めるときは、ゲートを入った後の場所取りで若干苦労します。
一方の立駐Gですが、平日はほとんど利用者がいません。
もしかしたら会社で仕事中に何台も出入りしているのかもしれませんが、夜戻ってきたとき、いつ見ても他に一台も車がいないので(笑)、平日はたぶん終日貸し切り状態で駐車可能です。
朝の出勤時に雨に降られても、立駐に入った後、臨時の拭き上げ作業が自由に行なえます。
人が全く居ないので、BOSCH のブロワーで吹かしても全然問題ないです(笑)
立体駐車場対決、どっちを選ぶべきか?
以上、わたしが現在主に利用している2つの立体駐車場を比較しながら、メリットとデメリットの他、いくつかの観点について話をしてみました。
比較結果をまとめると次のようになります。
・立駐A(最大700円/日)
◎窓を締めたままゲートを通過可能
◎ゲート通過時、機械に横付けしなくて済む
◎会社の目と鼻の先
×地面が傾斜している
×事前精算機は現金のみ利用可能
×利用者がとても多い
・立駐G(最大500円/日)
△ゲート通過時、窓を開けて駐車券を出し入れしないといけない
△ゲート通過時、機械に横付けしないといけない
△会社から約5分歩かないといけない
◎どこに停めても地面は水平
○事前精算機は電子マネーも使える(楽天 Edy が使えたら言うこと無し)
◎ほぼ貸し切り状態で駐車できる
◎窓を締めたままゲートを通過可能
◎ゲート通過時、機械に横付けしなくて済む
◎会社の目と鼻の先
×地面が傾斜している
×事前精算機は現金のみ利用可能
×利用者がとても多い
・立駐G(最大500円/日)
△ゲート通過時、窓を開けて駐車券を出し入れしないといけない
△ゲート通過時、機械に横付けしないといけない
△会社から約5分歩かないといけない
◎どこに停めても地面は水平
○事前精算機は電子マネーも使える(楽天 Edy が使えたら言うこと無し)
◎ほぼ貸し切り状態で駐車できる
得点の絶妙なばらけ具合が、選ぶうえでは悩ましいところです・・・・。
重視するポイントは人それぞれでしょうが、「窓を開けたら埃やゴミが入ってくる」、「汗だくのまま運転席に入るのは嫌」というところは、普通はあまり気にしないのかと思います。
会社から歩いて5分かかるのも、それほどクリティカルではないと思います。
とすると、残る現実的な懸念はドアパンの危険性のみとなるので、いつも多くの車で埋まっている立駐Aよりは、利用者が少なくほぼ貸し切り状態で停められる立駐Gが、圧倒的有利です。
加えて、雨が降ったら誰に気兼ねなく拭き上げ作業が行なえて、料金も200円安いとくれば、普通は「立駐G一択」という結果になるのかと思います。
・・・・ と思うのですが、立駐Gはなぜか、いつ見ても平日はガラガラに空いています(笑)
付近には立駐Aの他に普通の駐車場もあり、会社は会社で自前の駐車場を備えているのが、利用者が少ない理由なのかと推測しますが、どうなのでしょうか。
いずれにしても、朝の出勤時、今日はどちらの立駐に停めようか・・・・ とわたしはいつも悩みます。
・雨が降ったら立駐G(拭き上げ作業が行なえる)
・冬場も立駐G(5分歩いても汗だくにならない)
・定時で帰れることが確実な日は立駐A(料金400円でほぼ変わらないので)
という三原則の構想めいたものが出来つつありますが、未だ流動的です、
毎日残業が続いて心身が荒んでいるときなどは、場所が近い立駐Aにプイッと入ることも多いです。
これからもわたしは、車に綺麗に丁寧に乗りたいという基本方針のもと、立体駐車場を利用することに関して、悩みさすらうことになりそうです。
立駐最高!
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