旅行に夢中です

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フッセンのホテルヒルッシュ

2011年08月19日 | 旅行

 ホテルのオーナーの親日振りは半端ではありませんでした。まず、到着してすぐにロビーではなく、ロビー脇の小部屋に通されました。地元のテレビ局が取材に来ているから協力せよとの事で、撮影が始まりました。私達は入り口のそばに座ったからと娘が一番年少(本当は違ったけれど、他のお嬢さんはとても大人びていて・・・(@_@))に見えたせいか、ホテルのオーナーが「名前は?」とか「どこから来たか?」とか片言の日本語で聞くのです。「さいたま」と答えると「おー!さいたま、のりたま~」って。その取材が何だったのか、番組を見られないので解りませんが、とにかく親日家のオーナーは、日本のツアーの取材をしたかったようなはしゃぎ振りでした。
 ところで、このホテル有名らしく、私の友人でノイシュバンシュタイン城に行った人は殆ど泊まっています。部屋のデザインがそれぞれ違っていて素敵ですが、残念ながらエレベーターがありません。重いスーツケースは運んでもらいましたが、3階の部屋は結構な運動量でした。
 親日振りの極みは、食事でした。カレーライス。ここまでは納得。らっきょう、福神漬け、ふりかけの「のりたま」、ご飯茶碗、お箸、翌朝の納豆、味付け海苔。よく日本に来られるようで、そのたびに日本から運んで来られるとか。おもしろい人です。
 日本に帰ってから、スポット番組でこのオーナーを発見しました。ノイシュバンシュタイン城の近辺にワーグナーにちなんだ劇場を作っていると紹介する番組でした。ヘルメット被って指揮するオーナーが・・・。なるほど、ただ者ではなかったわけです。
 取材班は、翌日のノイシュバンシュタイン城に向かうバスまで付いてきました。どんな番組だったのか見てみたいとホントに思いましたが、叶いませんでした。ドイツの心残り。

コメント
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