誰にも怒られず(´；ω；`)ｳｩｩ

　走ってバスの集合場所に到着したときは、すでに11時20分は過ぎていました。自分のバスのガイドさんを見つけることが出来ませんでしたが、トイレには行かねばなりません。
　多分、同じツアー会社の添乗員と思しき女性に、荷物を預けトイレに駆け込みました。幸い「過敏性腸症候群」にはなっていなかったようで、簡単に済ませられました。この状況で「過敏性腸症候群」ではなかったのが不思議なくらいのハプニングです。
　トイレから出て初めて、荷物を預けたのが自分の添乗員ではなかったと知りました。無事、荷物は引き継がれて、私はバスに乗ることが出来ました。
　せっかちなので、遅刻をすることはほとんどなく、却って集合時間より早く着きすぎの傾向があるのですが、この時ばかりは映像の時計と音声の時計が見事に別々の時間を私に指示してました。
　ところで、全員が「当たり」だと思っていたチケットのくじですが、バスの座席の周辺の方に聞いても誰も「当たり」ではなかっとのことです。普段から籤運はいい方ですが、こんな時まで・・(/ω＼)。
　この「当たり」景品をもらった時のスタッフさんの写真です。
　
　こんなのんびり写真なんて撮ってる場合ではなかったのです。2006年11月の出来事でした。

奈良公園大疾走

　言葉の集合時間と頭の中でイメージしている時計が違うことに、なかなか気づきません。
　チケットの「当たり」景品をもらうのに手間取ります。どこでもらえるかわからないのです。来館者全員が「当たり」なんだと思い込んでいたので、その場所はすぐに見つかると思ったのですが、いろんなスタッフに聞いてやっと見つけた場所には、あまり人はいません。並ばないで対応してもらえたのはよかったのですが、私の手に届くには少々時間がかかりました。

　この時点で、まだ気づきません。とんでもない発想をします。時間がまだあるから、何か食べようかと思うのです。幸い、そんなに時間があるわけでもないので、食べたいものは見つかりませんでした。
　そこでやっとです。やっと耳に「11時20分」がよみがえります。「えっつ？、20分？」腕時計はすでに20分。そのあとのことはあまり記憶にありません。
　走りました。奈良公園の鹿を蹴飛ばす勢い。だいたい私は走れる人ではありません。それでも、ありったけの運動能力で走りました。10年分は走ったかと思われます。鹿には危害を加えてませんので、念のため。
　

遅刻の経験

　いったい何が起こったのか？わからない遅刻は奈良でした。
　ツアーで行った正倉院展。毎年展示品が変わるのだから、マニアなら毎年行かなければならないだろうけれど、行きたい場所がたくさんある欲張りな私。でも、一度は行かなくちゃならない場所でした。
　ツアーなので、そんな待たなくても館内に入れましたが、一人で参加したのでと初めてなので時間の配分がわかりません。しかも入場券には「あたり」の文字が。みんな当たりなのかと思っていました。
　私の勘違いは、館内でも当たりくじのせいでもありません。時計が読めてない、と言う小学生以下の勘違いでした。
　添乗員とガイドには、バスの中で「バス集合は11時20分」と言われました。その言葉は耳にも記憶にも残っています。
　正倉院展を出た時、わたしの頭の中の時計は集合時間を11時40分とイメージしていました。腕の時計は11時10分。集合まで30分の余裕があると思い込んでいました。