嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

自虐の走馬燈

2003年08月22日 23時08分38秒 | 駄文(詩とは呼べない)
なんて長い走馬燈なのだろう
僕は何年かけて自分の不幸を思い出してるんだろう
痛みを感じている時だけが
時を刻んでいる感じがする
次々と自分の体が崩壊していくのに
心は今もゆっくりと自分の過去を思い出している
もう今にも死んでしまいそうなのに
走馬燈は まだ終わらない

いつになったら終わるんだろう
いつになったら死ぬんだろう
いつになったら救われるだろう

僕は人の心を思い出している
僕は誰かの心を思い出している
誰かの心に繋がった時には
きっと僕は死ぬんだろう

僕は他者を知ってしまう
僕は僕で居られなくなる
僕は人を知るたびに
死に続けている感じがする

どうにもならない孤独
決して救われない心
死へ近付くとわかっていても
僕は心を求めてしまう

今はまだわからない
今は手に入らない
明日は決して訪れない

今日を死に続ける事だけが
痛みを知る昨日の僕

今日を死に続ける事だけが
明日を願う昨日の僕

今日も苦痛にのたうちまわる
不幸を求めて俺は生きる

不幸こそが俺の生き甲斐