嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

遠い朝

2003年08月23日 13時42分33秒 | 駄文(詩とは呼べない)
目隠しの音がする
神隠しの声がする
言葉隠しの味がする

風車が回る
扇風機が回る
手の指が回る

理想を超える事がある
本を読むことがある
記憶を忘れる事がある

水を飲むと癒される
水を浴びると気持ちいい
水に流すと気が狂う

寝ころんで夢を見た
寝たままで夢を見た
目を開けて夢を見た

気が付けば朝だった
目を開けば朝だった

いつの間に世界を閉じたんだろう

重複世界の滝

2003年08月23日 05時01分20秒 | 駄文(詩とは呼べない)
滝が流れる
ゴウゴウと何かが流れてる
この世界に重なるもう一つの世界
違う世界の滝が流れる

妄想の事を言ってるんじゃない
比喩表現なんかじゃない
俺には見えるんだよ

目を閉じているわけでもないのに
奇妙なものが重なって見えるんだよ

あれを見てるのは俺だけか?
これを見てるのは俺だけか?
本当に 俺だけなのか?

グルグルと回る時もある
ピカピカと光る時もある

もし 眼球が潰れて
この世界で何も見えなくなっても

あれだけは 見え続けるような気がするんだ
俺だけは 見えない何かを見続けようと思うんだ

今日も2つの世界を同時に見る

誰とも共有できずにいる