嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

誰にも捕まらないエネルギーの網の中で。

2006年07月09日 17時47分17秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕は卑怯だ。

どこへ行っても元の場所で戻ってきてしまうし
死にたいなんて言いながらも
なんとなく、どことなく、世の中でうまく渡っていく為の、
最低限の練習だけをそこはかとなく試してみたりする
もっと本当に真剣に、
死を確かめたいと思わなければ
たぶん、僕は自分がここに居ることなんて、確かめようがない。

投げやりな気持ちで、
社会に溶け込んだ透明人間のフリをする
自分の気持ちを押し隠して
いったいどれくらい、普通の人を演じられるのか、
いつもいつもみんなの前で試してしまう

ひとりっきりで居る時にしか、
僕は自分を確かめられない
だからいつも、僕は自分が居ないって思ってるし、
最初から僕が死んでいることを、
確かめる前から知っている。

その事を、ここへ記す行為にどれほど意味があるのかわからなくても、
僕はいつも、ひとりだけでここへ戻ってくる。

言葉に逃げてるって、そういう意味だったのか。
僕は馬鹿だ。

もうやめよう。
こんなこと。
誰かが僕に気付いてくれるまで、
必死で話しかけるなんて事、
もうやめよう。

ずっと黙っていればいい。
誰も僕を見なくていい。
僕だけが、僕を知っていればいい。

そんな気がして、僕は自分の人生が、とても軽くて痒いものだと思った。