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◎成績
(7-4-6-11) 6,740万
◎順位
12位/20人中
◎主な記録
・複勝率 60.7%(2位)
全てにおいて昨年を下回る成績なので、正直あまり振り返りたくないのですが、12月に入ってオブセッションがけっこう良い内容で、待望の2勝目をあげてくれました。
少し光が見えてきた感じです。
では、各指名馬を個別に回顧していきます。
<1位> アドマイヤキング
(1-0-0-1) 700万
9月30日 阪神・芝1800デビュー(M.デムーロ)
キングカメハメハ×エアグルーヴ牝系の牡馬は、叔父・ドゥラメンテを始め、活躍馬が多数!!
ハービンジャー産駒の半姉・アドマイヤローザもそこそこ走ったので、父キンカメに変わっったら更にスケールアップ・・・するはずでした。
実際に、530キロの巨体でデビュー戦を勝った時は、「クラシック候補誕生」かと期待したんですが。。。
2戦目の萩S(OP)前の調教では、併せ馬で常に遅れを取るようになり、レースの結果も着外(6着)に沈みました。
デビュー戦の出走馬で、その後勝ち上がった馬がいないことからも、相手に恵まれたと言われても仕方がありません。
こうなったら、距離やコース、芝・ダートを問わず、いろんな条件を試しながら、2勝目を目指してコツコツ頑張って欲しいですね。
<2位> ガールズバンド
(1-0-2-0) 810万
9月17日 阪神・芝1800デビュー(M.デムーロ)
この馬、ドラフト前は確か、490キロ超の大型牝馬でしたよね??
デビュー戦(3着)の馬体重が448キロって、ダイエットし過ぎではないでしょうか。
1、2戦目は中団待機からじりじりと伸びるものの、届かずに3着。
逃げた3戦目でしぶとく勝ち上がり、予定通り(?)休養に入っています。
末脚が切れるタイプではなく、明らかに桜花賞よりオークス向きだと思うので、冬場は焦らず休養にあてて、大きく成長して戻って来て欲しいと思います。
オークスで好勝負を期待しています!!
<3位> サトノディード
(0-0-0-0) 0万
未出走
秋口に入厩してきたので、秋後半の東京か中山でデビュー出来るかと期待しましたが、その後は放牧。。。
12月中旬に帰厩したので、順調に行けば、年明けデビューが期待出来そうです!!
今年の個人的な狙いだった、母父ロベルト系のディープ産駒ですが、ダノンプレミアムが一足先に大活躍し、朝日杯FS(G1)を見事勝利しています。
ぜひとも、それに続いての大活躍を期待したいと思います。
<4位> トーセンブレイヴ
(0-0-1-3) 275万
9月24日 阪神・芝2000デビュー(ルメール)
トゥザグローリー、トゥザワールドのいとこにして同血配合、そしてセレクトセールで1億円超えの高馬!!
そりゃ「期待するな」と言う方が無理でしょう。
1位のアドマイヤキングと同様、上がり33秒台の速い脚を使えない大型馬なので、芝で好走するには条件が限られるかもしれません。
良血馬だけに、1つ勝てればキッカケを掴んで、グンと良くなるかも・・・と願いつつ、末永く見守りたいと思います。
<5位> シエラ
(0-0-1-0) 180万
12月10日 阪神・芝1800デビュー(川田)
初年度から2歳女王を出した新種牡馬・オルフェーヴルですが、早く仕上がる産駒は意外に少なく、決して初戦向きとは言えないのが現状の印象です。
事実、ドラフト時の評判馬でも、初戦を落としている馬は結構多いようですね。
この馬は当初から年末デビューを目標としていましたが、そのデビュー戦でも、まだまだ走るフォームもぎこちなく、全体的に緩い感じでした。
芯が入ってパンとするまで少し時間が掛かりそうですが、気性は素直そうなので、レース慣れすればかなり走ってきそうな雰囲気はあります。
放牧休養中ですが、次走が楽しみな1頭です!!
<6位> オブセッション
(2-0-0-0) 1,700万
10月21日 東京・芝2000デビュー(ルメール)
重馬場のデビュー戦と関西に遠征したシクラメン賞を連勝し、楽燕カップ参加2年目にして、初の2勝馬となってくれました!!
特にシクラメン賞では、芝1800Mの2歳レコードで4馬身差の圧勝と、先々期待を持てそうな内容で、嬉しい限りです。
低迷気味の今年の指名馬の中では、まさに【希望の星】となってくれそうです。
シルクレーシングで1億円で募集された高馬でしたが、全兄たちの不甲斐なさも手伝って、この順位まで残ってくれていたのは、ラッキーでした。
次走は、強敵の揃う弥生賞(G2)ですが、過去2戦と同様に、もはやキャラ化している(?)舌をベロンベロンさせながら、先頭でゴールに飛び込んで欲しいですね!!
<7位> プリモシーン
(1-1-0-0) 780万
9月17日 中山・芝1600デビュー(戸崎)
ノーザンF産のディープ産駒が早々と指名されていく中で、この馬も7順目まで残ってくれていました。
オブセッション同様に、全姉の惨敗続きが原因なのでしょうが、こちらは2番仔で馬体も大きく、夏場には入厩できるほど、デビューまで本当に順調にきてくれました。
デビュー戦は先行するも、トーセンブレスの強襲にあって2着。
舞台が東京に変わった2戦目では、後方待機から33秒2の末脚で差し切り、見事に初勝利を飾りました!!
デビュー前から気性面が心配というコメントが多く出ていますが、今のところは闘争心というか、その影響が良い方に出ているのかも。
中山のフェアリーS(G3)から再始動しますが、明らかに東京コース向きの脚質なので、NHKマイルCやオークスでの活躍を期待しています!!
<8位> クナルゲニアール
(0-0-0-0) 0万
未出走
やっぱり藤原英厩舎は難しいなぁ。。。
ハーツクライ産駒の大物候補を1頭は指名したくて、グレイルとこの馬で悩んだ結果、馬体の迫力に惚れて、本馬を選択しました(涙)
入厩したと思ったらゲート試験になかなか合格出来ず、やっとこさ合格したと思ったら放牧。。。
再び入厩し、年末(年明け)デビューに向けて順調かと思えば、バイクの音に驚いて、着地に失敗して膝を負傷・・・残念過ぎる!!
「グレイルに勝ってくれー!!」とは言いませんが、せめて春先にはデビューして、ダービートライアルを意識出来たら、それで満足です。
<9位> エアハンコック
(0-0-0-0) 0万
未出走
この馬には大いに期待してます。。。
POGを始めた20数年前と言えば、エアグルーヴ、エアシャカールなど「エア」冠の馬が大活躍し、人気ブランド化していたものです。
近年は頭数も少なく、活躍馬も減っていましたが、久々にクラシック路線を賑わして、G1級の能力を見せてくれたのが、本馬の叔父・エアスピネル(重賞3勝)でした。
本馬とエアスピネルは、同じキングカメハメハ産駒なので、3/4同血となります。
11月に入厩し、12月7日に無事ゲート試験に合格!!
デビューに向けて、そのまま順調に調整して欲しかったのですが、残念ながら放牧されてしまい、今は消息不明。
正直、春のクラシック出走は厳しいと思いますが、競走馬としても母としても末永く期待しています!!
<10位> ヘッドストリーム
(0-0-0-3) 75万
7月16日 福島・芝1800デビュー(戸崎)
この馬には大いに期待してましたが。。。
指名時は、ダイワメジャー産駒の全兄・ヒルトンヘッドや叔父・カレンブラックヒルのようなスピード豊かなマイラーを期待していました。
ですが、今のところは芝1800~2000Mの中距離を中心に使われ、3戦未勝利。。。
どうやら、遺伝子検査でスタミナ型と判定されたのと、スタートダッシュがあまり得意ではないかららしいです。
ダイワメジャー産駒特有の仕上がりの早さ、パワー、スピードといったアドバンテージが無いのは辛いですが、まずは1勝を目指して、長い目で見て行きましょう。
<11位> スワーヴエドワード
(1-0-0-2) 700万
6月25日 東京・芝1800デビュー(戸崎)
4名重複の末、見事にゲットした人気馬でした。
しかも、東京コースの中距離戦をデビュー勝ちし、前途洋々に思えました・・・が、その後の2戦では全く見せ場なしの大敗。
気性の問題もあってか、2戦連続で距離短縮しましたが、どうやら裏目に出たように思えます。
血統的には中長距離でも不安は無いですし、ここは初心に戻って、東京・芝1800に戸崎騎手で再度チャレンジして欲しいですね。
まだまだ、ダービー出走は諦めてませんよ!!
<12位> セレブリティの2015
(0-0-0-0) 0万
未出走
アイコン(馬名)が見つかりません。。。
タワーオブロンドンの活躍など、今年はなかなか順調なダーレー軍団ですが、エースと期待していた本馬は何処へ。。。
Dubawi産駒の半姉・ブルーブラッドは意外(?)に早く、秋の東京でデビュー出来たので、同じような流れを期待していたのですが、上手くいかないですね。
良血馬の宝庫・池江厩舎ということで、順番がなかなか回って来ないのかなぁ??
ウオッカの甥ですし、ダービーまでに、ぜひその雄姿を見せて欲しいですね!!
<13位> ブリュメールの2015
(0-0-0-0) 0万
未出走
慌ただしく師走も過ぎ去り、気が付けば年が明けていました。
【函館2歳S】要員として指名したのも、遠い昔。。。
かつては、ピンクのメンコで2歳序盤からクラシックまでのPOG期間を席巻した【山内厩舎】でしたが、最近は活躍馬も減って、所属馬を指名するのもご無沙汰でした。
年末に入厩したようなので、何とか無事にデビューして欲しいですね。
<14位> ディバインブリーズ
(1-3-1-1) 1,280万
6月3日 阪神・芝1600デビュー(ルメール)
2歳戦のMVP、いやMVH(ホース)を選ぶなら、この馬ですね!!
POG開幕週に阪神でデビューした後、札幌に転戦し、6週間で4回の激走・・・まさに【ミスター札幌】と呼ぶに相応しいでしょう!!
オブセッションに抜かれるまでの稼ぎ頭でしたが、札幌開催の終わり(札幌2歳S)と共に、姿を消してしまいました。
次走がまさかの今夏の札幌開催にならないように、早く出てきて、春の大舞台を狙って欲しいです。
<15位> アメリカンワールド
(0-0-1-1) 240万
10月21日 京都・芝1600デビュー(浜中)
米国生まれながら芝向きの産駒を多く出しているKitten's Joy産駒。
同父のジャンダルム(母ビリーヴ)が2歳重賞を勝っており、当たれば大きいマル外だけに、本馬も下位指名ながら期待はしています。
重馬場のデビュー戦と、続く2戦目は惜しくも勝てませんでしたが、きれいなフォームで走る馬なので、良馬場の広いコースなら、すぐに順番は回ってきそう。
早めに勝ち上がれば、安定と信頼の【dskさんの下位指名馬】ですから、重賞レースやその先の大レースへの出走も期待出来そうです!!
<16位> シャインパーミットの2015
(0-0-0-0) 0万
未出走
エクストララウンド指名馬。
昨年以上に厳しい条件の中で見つけ出した【マリームーン】を抽選で外し、本馬を指名しました。
ネット競馬のデータベースでも、いつまで待っても馬名すら決まらず、掲示板の書き込みもずっと0件のまま。。。
「これはペナルティ確定かなぁ・・・」と覚悟しつつも、すでに種牡馬を引退した名馬・タイキシャトルの【晩年の傑作】と呼ばれるような馬になって欲しいと思ってます。
そのためにも、まずは馬名決定とデビューを!!
◎前半戦まとめ(と後半戦展望)
初参加だった昨年の反省から、「多数の早期デビュー馬よりも1頭の重賞勝ち馬を取りたい」と思い、ドラフトに参加しました。
序盤は、ディバインブリーズの馬主孝行な激走や、スワーヴエドワードの早期デビュー勝ちなど、意外と順調な滑り出し!
但し、上記2頭は初勝利後、すぐに重賞に挑戦しましたが、共に惨敗と言う結果なので、やっぱり「甘くないな」という印象でした。
ワクワクしたのは、9月中~下旬の阪神開催。
2位ガールズバンド、4位トーセンブレイヴ、1位アドマイヤキングの、上位指名馬の3週連続デビュー!!
3頭出走して1勝2敗という結果はビミョーですが、上位馬の順調なデビューはかなり楽しめました。
そして、10月の東京開催で、ついにあの馬【オブセッション】がデビュー勝ち。
重馬場で、2着馬とは僅差でしたが、手応えは余裕があったので、先々期待の持てるレースっぷりでした。
2戦目に阪神・シクラメン賞を選択した時は、厩舎の事情による使い分けが見え隠れしたように思えて、正直「惨敗しなければ良し」くらいに思っていました。
ところが、直線でのあまりに見事な弾けっぷりにビックリ!!(おまけに2歳レコード)
ついに、楽燕カップ初の2勝馬、しかも重賞級の期待馬を手に入れることが出来ました!!
さて、前半戦回顧と言いながら、すでに3歳戦も始まっており、状況はかなり慌ただしく動いています。
まず、開幕週からプリモシーンで初重賞制覇(フェアリーS)をアッサリ達成!!
牡馬に続いて、牝馬でも核になりそうな馬が登場し、嬉しい限りです。
また、15位のアメリカンワールドが、未勝利戦ながら直線は持ったままでの圧勝!!
次走は、共同通信杯(G3)でグレイルに挑戦するようですが、ここで通用すれば、先がかなり楽しみになってきます。
逆に残念だったのが、3位サトノディードのデビュー戦惨敗。。。
ドラフト時は、今期一番の期待馬に挙げましたが、ここまで負ければ諦めもつきます。
そして、オブセッションの復帰戦である【弥生賞】のメンバーが日に日にスゴイことになっています。
本当にクラシック出走の権利が欲しい馬ですから、今からかなり心配ですが、逆に権利取り以上の結果が出せればG1勝ちも見えてくるので、ぜひ頑張って欲しいですね!!
楽燕カップに参加出来て、毎日、毎週末が本当に楽しみです。
残り約4ヶ月と少しですが、皆様、後半戦も(出来れば来期も)よろしくお願いします。