◎ローマエさんの指名馬はこちら。
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◎成績
(7-7-6-12) 11,850万
◎順位
5位/20人中
◎主な記録
・デビュー頭数 13頭(2位)
重賞勝ち馬がいない等、春のクラシック・シーズンに向けての課題は山積みですが、とりあえず前半戦5位という、過去最高位での折り返しなのは、素直に喜びたいと思います。
では、各指名馬を個別に回顧していきます。
<1位> ジュベルハフィート
(0-0-0-1) 70万
12月1日 阪神・芝1600デビュー(ルメール)
【プランドラー】の外れ1位。
「1位じゃなくても取れるだろー」と言う声も聞こえてきそうでしたが、血統的にも間違いなく今年1番欲しい馬でした。
(素直にグランアレグリアに行っとけば良かったかも。。。)
春先は馬体も小さく、2歳戦でのデビューも微妙と覚悟してました。
まさかの1番人気での出走に、「もしかして大物?」と妄想を掻き立てられましたが、世の中そんなに甘くなく、可もなく不可もなくの掲示板(5着)デビューでした。
その後は脚部不安(骨膜炎?)で休養中ですが、休みの間での成長も期待しながら、復帰戦を楽しみに待ちたいと思います。
まだまだ、気分は「目指せダービー!!」
<2位> ウーリリ
(1-0-0-0) 700万
11月25日 京都・芝1800デビュー(福永)
過去指名馬・マカヒキ(ダービー馬)の全弟。
さらに前年ダービー馬を出した【金子-友道ライン】の代表格で、ドラフト直後の頃は、結構評判の良かった1頭です。
11月初旬のデビュー直前になって、調教のトーンが下がり、デビュー延期もありましたが、見事に初戦を快勝!!
負かしたミッキーブリランテも、次走・シンザン記念(G3)で3着と好走したので、本馬の次走も楽しみです。
現状、牡馬のクラシック候補になれそうな指名馬が皆無なので、ぜひクラシックの王道路線に乗れるように祈っています。
<3位> レッドエンヴィー
(0-0-1-4) 280万
7月29日 札幌・芝1800デビュー(ルメール)
ドラフト時は、注目の新種牡馬・ジャスタウェイ産駒の早期デビュー馬として、アドマイヤジャスタに並ぶ高評価でしたが。。。
中京デビューが札幌に延び、調教時計も微妙な感じでしたが、やっぱり惨敗(6着)
3戦目からのダート変わりでも一変とはいかず、結局、2歳戦では勝ち上がれませんでした。
脚部不安で休養中ですが、もう一度、芝のレースを試して、初勝利を挙げてもらいたいですね。
<4位> オーサムウインド
(0-0-0-0) 0万
未出走
イマイチ勝ち切れない、元指名馬・スーパーフェザーの全妹です。
今期のテーマ【友道固め】の1頭として、大きな期待とともに指名しましたが、何せ馬体が小さい!!
牧場で体重を増やして入厩するも、調教に耐え切れず減量となり、放牧。。。
ようやく430キロまで体重を戻して、年明けに入厩したようなので、なんとかこのままデビューまで順調に行って欲しいですね。
<5位> ビーチサンバ
(1-1-1-0) 3,500万
9月15日 阪神・芝1600デビュー(ルメール)
2位指名と同じく【金子-友道ライン】を狙って指名したのが見事にハマり、現時点での稼ぎ頭です!!
デビュー戦は先行抜け出しの横綱相撲で完勝しましたが、その後の重賞レースは、ゴール前で抜け出したところを勝ち馬の強襲に会い、2戦連続の惜敗。
切れ味ではディープ産駒には到底かないませんが、そこは何故か東京マイル重賞にやたら強いイメージのクロフネ産駒。
そして、次走はその条件にピッタリのクイーンC(G3)に決まったようなので、ここはキッチリとモノにしたいところです。
今期の楽燕カップの成績も、この馬次第となりそう。
なので、桜花賞よりも、東京で行われるNHKマイルC(G1)優勝 ⇒ 距離の長いオークス(G1)でも好走してくれるのを期待しています!!
<6位> ドリームインパクト
(0-0-0-0) 0万
未出走
非社台の大物として期待してましたが、ダービーまでに仕上がる気配は無さそうです。
クラブ(DMM)募集の牡馬はいずれデビューすると思うので、残念ですが気長に待ってみましょう(泣)
<7位> グランデストラーダ
(1-0-0-1) 700万
9月23日 阪神・芝2000デビュー(M.デムーロ)
父ハーツクライ、母レジェンドトレイルは共に元POG指名馬です!!
牡馬混合の中距離戦でデビューし、見事に完勝したので、当然【オークス候補】と期待しました。
しかし、3ヶ月振りの昇級戦は、サトノルークスやカントルといった骨っぽいメンバーと走り、予想通りの惨敗。。。(調子に乗りすぎました?)
牡馬に勝ったとはいえ、デビュー戦のレベルにも問題は有りそうなので、やっぱり今の時期は、距離適性よりも牝馬同士のレースを選択した方が良さそうです。
まだまだ本番まで時間はあるので、頑張って欲しいですね。
<8位> マキ
(0-2-0-2) 510万
6月17日 東京・芝1400デビュー(ルメール)
早期デビュー要員にして、種牡馬・アメリカンペイトリオットの半弟という良血馬。
(おまけに、チョット珍名馬)
2歳前半を引っ張ってくれると期待していましたが、現状は未勝利で休養中。
出遅れた2戦(4着・6着)以外は、勝ち馬に僅差の2着で、芝もダートもこなしているので、このまま勝てずに終わる馬ではないと思うのですが。。。
早く復帰して、初勝利を掴んで欲しいですね。
<9位> オーロトラジェ
(0-2-0-1) 480万
9月15日 阪神・芝1600デビュー(M.デムーロ)
デビュー戦は、ビーチサンバと被って2着。
圧倒的人気で楽勝と思われた2戦目は、謎の惨敗。。。
ミッキークイーンの半妹という良血らしい素質とオルフェーヴル産駒の難しさの両方を感じさせます。
馬体の回復に時間が掛かるタイプで、3戦目もエスポワールにクビ差で惜敗した後は、放牧に出ているようです。
春の活躍を期待出来るような内容で、次走こそ勝利を決めて欲しいところです。
<10位> ダノンスプレンダー
(1-0-0-0) 700万
10月28日 京都・ダ1800デビュー(藤岡康)
安田隆厩舎のロードカナロア産駒が、まさかのダート(それも中距離)デビュー?!
しかし、心配を吹き飛ばす圧勝でしたから、これでいいのだ!!
当然芝でも期待してるし、手薄な牡馬勢なので、早く復帰して欲しいのですが、個人馬主で情報も全く無し。
ダービーとは言いませんが、オープンクラス(出来れば重賞)のレースで勝ち負け出来る素材だと期待し、復帰を楽しみにしています。
<11位> サトノエルドール
(0-1-3-0) 640万
8月25日 新潟・芝1600デビュー(北村宏)
下位で「もう1頭ディープを・・・」と思い、指名しました。
夏の新潟の長い直線を、1頭だけ目を引く鋭い脚で追い込んで来た時は、3着に負けたとは言え、すぐに勝ち上がれると思っていました。
デビューから、まさかの4戦連続の出遅れで、2歳戦は終了し、未勝利のまま。
そして、1月20日に出走した3歳初戦(中山・芝2000)も、未勝利仲間のレオンドーロにクビ差負けて2着(対レオンドーロは、何と3戦連続負け)。
「天敵の居なくなった次こそは・・・」の気持ちで、初勝利を期待しています。
<12位> アメリカンソレイユ
(0-0-1-0) 180万
11月10日 東京・芝1400デビュー(福永)
吉澤オーナー期待(dskさんも)のTapit産駒のマル外で、「ダートなら確勝」っぽい血統ですが、あえて芝デビューという事で、とても楽しみにしてました。
デビュー戦を見た感想・・・「何じゃこりゃ?」
掛かりながら走る姿は、正直、草食動物の【馬】には見えなかったです(笑)
それでいながら、馬券圏内(3着)に残ったあたりは「ただ者」では無さそうです。
時間は掛かりそうですが、気性が落ち着いて完成すれば、かなりのところまで行けそうだと思い、応援していきます。
どうか【セン馬】になりませんように(願)
<13位> ユキエチャン
(0-0-0-1) 70万
12月9日 阪神・芝1800デビュー(福永)
夏場デビューの早期手駒として指名したはずが・・・いつの間にか師走になってました。
しかも【プリンセスマイ】というヨーロピアン的な上品なお名前だったのが、古風な【ユキエチャン】に大変身(涙)
デビュー戦は、好スタートから先行集団の後ろに付け、勝負どころの4コーナーで外から先頭に並ぼうとしましたが、直線は意外なほど伸びず、5着でゴール。
まだ、フワフワとした走りで、切れる脚も見えず、正直なところ距離も長かったかもしれません。
いろいろな条件を経験して、早くベストの走りを見せて欲しいですね。
<14位> ウインゼノビア
(2-1-0-2) 2,820万
6月2日 東京・芝1600デビュー(松岡)
開幕週デビュー馬指名枠。
デビュー戦こそジョディーに逃げ切られましたが、未勝利戦を圧勝すると、返す刀でクローバー賞(OP)をゲット!!
2歳前半戦を見事に引っ張ってくれました。
中央開催になると、流石に重賞レースでは4着、13着とふるいませんでしたが、メンバー次第ではまだまだ稼いでくれると信じています。
3歳初戦も、重賞を狙わずにアネモネS(L?)を選んだのも好感が持てます(笑)
ぜひオープン特別2勝目を期待しています!!
<15位> ダノングレーター
(0-0-0-0) 0万
未出走
完全な行方不明状態。。。
まぁ、セレクトSの高馬にしては情報が少なく、元々不安は付きまとっていましたけど。
迷って切ったシュヴァルツリーゼが、11月東京の新馬戦を快勝!!
本馬も、なんとかダービーまでにデビューを迎えて欲しいですね。
<16位> アイスブラスト
(1-0-0-0) 700万
12月15日 中山・芝1800デビュー(福永)
エクストララウンド指名馬。
トレーニングセールの高額馬で、早期デビューを期待しての指名でしたが、意外にも陣営はじっくり待って、暮れの中山でデビュー。
500キロ近い雄大な馬体ですが、レースは先行集団の外で器用に立ち回り、見事デビュー戦に勝利!!
昨年のEXR馬と違い、早々にペナルティ回避&ボーナスまで獲得してくれました。
過去にペルーサ、タンタアレグリア、ルルーシュなどを指名したこともある、相性の良いゼンノロブロイ産駒なので、終わってみれば、牡馬のエースはこの馬だったという可能性もありそうです(笑)
ぜひ、王道を進んで「重賞勝ち」や「クラシック出走」まで狙って欲しいです!!
◎前半戦まとめ(と後半戦展望)
13頭がデビューし、合計32走。
指名馬がコンスタントに走ってくれた結果、前半戦5位の成績は、POGとして充分に満足出来るものです。
ただし、後半戦に向けてどうかと言われれば、非常に不安です。
2歳戦で稼いでくれ、今後の主力となりそうな手駒の父は、クロフネ(ビーチサンバ)、スクリーンヒーロー(ウインゼノビア)、そしてゼンノロブロイ(アイスブラスト)等々。
本来は、脇を固めてくれるはずの馬ばかりで、肝心の主役となるはずのディープもハーツもロードカナロアも見当たりません。
春のクラシック路線に向けて、かなり厳しい戦いが予想されます。
後半戦でもAクラス(10位以内)をキープするためには、やはり重賞レースでの好走、賞金獲得が不可欠です。
そうなると、最初のヤマ場はやっぱり、我がヒロイン・ビーチサンバが出走予定のクイーンC(G3)となりそうです。
ここで重賞制覇を達成出来れば、かなり見通しが明るくなるので、何とか勝ち切って欲しいです(願)
あとは、牡馬のエースが現れて欲しいところですが、現状ではやはりウーリリに期待するしか無さそうです。
ただし、未だ1勝馬の身分なので、トライアル前にもう1勝しておきたいところですが、なかなか帰厩の情報が聞こえてこない様子なので、調整が順調に行けてないのかも。。。
むしろ、意外にスケールが大きそうなアイスブラストの方が、早く出世してくれるかもしれません。
第一目標である「来期の参加権」を確保するためにも、未勝利・未出走馬も含め、総力戦で頑張ってくれることを期待しています!!
楽燕カップ参加者の皆様、後半戦も(もちろん来期も)よろしくお願い致します。