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チャンスを活かすコツ~運の使い方~

2009年09月07日 | 氣学&風水

今日は、二十四節氣の「白露」。

二十四節氣とは、古代中国で、農耕用に考えられた暦が元になっており、有名なものでは、春分や秋分、冬至、立春などがあります。

風水での暦も、これを使っているので、風水暦上、今日から9月ということになります。

そして「白露」とは、『陰氣ようやく重なりて露にごりて白色となれば也』という言葉が由来となっていますが、夏至を頂点とした真夏から、だんだんと氣温が下がってきて、涼風から冷風になり、早朝の草木には美しい露が見られる・・・ということです。

そんな9月を目前にした週末、TVを観ていたら、素敵なお話を聞きました。

2002年にニュートリノ研究の成果によってノーベル物理学賞を受賞された、小柴昌俊先生のお話です。

実は、この「ニュートリノ」という物質は、質量があまりに小さく、今までそのエネルギーを確認した方はいなかったそうです。

小柴先生も、始めは別の研究に使う予定で、ある装置を作ったのですが、その後、アメリカで、その数倍の規模の装置を作っていることが判明し、規模ではとうてい敵わないので、そこで、ニュートリノに研究対象を絞ったのがきっかけだったとのことでした。

その後、50億個あっても1個とらえられるかどうかというニュートリノを、11個もとらえ、ノーベル賞につながりました。


こう聞くと、「運が良かった」と思われることも多く、実際に、ご本人も「自分は運が良い」と思っているそうですが、「でも、それだけではない」ともおっしゃっています。

それは、「いかに準備をしていたか」ということです。


確かに運も良かったけど、運なんて、実は、地球に降り注ぐニュートリノ以上にあります。

そして、その運が降ってきたときに、いかにそれをうまく活用できるか、が大きな分かれ道なのだと思います。


例えば、会社で営業の仕事をしているけど、本当は経理の仕事をしたい・・・という場合、日頃から経理の勉強をして下準備が整っていれば、異動の打診やお話があってもすぐに応えられますし、自分からアピールもできます。

でも、ただ「経理に行きたいな~」と漠然と思っていても、準備がなければ、もしそういう話があったとしても、良い結果にむすびつくのは難しそうですよね。


ですから、「運が良い」と言われる方たちは、本当は『運の使い方が上手い』のかもしれません。

あなたは、どんなチャンスを、どんなふうに使いますか?

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