福岡県鞍手郡小竹町にあるJR九州の小竹駅は、若松駅から原田駅までを結んでいる筑豊本線の駅です。 もともとは筑豊興業鉄道の一般駅として1892(明治25)年10月28日に開業しましたが、その後、九州鉄道を経て国鉄筑豊本線の駅となりました。
かつては相対式ホーム2面2線を有していましたが、現在は島式ホームの1面2線の業務委託駅です。
旧駅舎は、2001(平成13)年10月に橋上駅舎に建て替えられました。
この小竹駅からは二瀬駅まで全線単線非電化の幸袋線(7.6km)が分岐していましたが、1969(昭和44)年12月8日に廃止されました。
<小竹駅の年表>
・1892(明治25)年10月28日:筑豊興業鉄道の一般駅として開業
・1894(明治27)年8月15日:社名が筑豊鉄道に変更される
・1894(明治27)年12月28日:後の幸袋線が開通
・1897(明治30)年10月1日:筑豊鉄道が九州鉄道に合併され、同鉄道の駅となる
・1907(明治40)年7月1日:鉄道国有法により九州鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1969(昭和44)年12月8日:幸袋線が廃止される
・1982(昭和57)年11月15日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる
・2001(平成13)年10月6日:駅舎が橋上駅舎化される
(国鉄時代の駅名標)
(小竹駅旧駅舎)
撮影年月日:1989(平成元)年2月25日