兵庫県神崎郡市川町にあるJR西日本の鶴居駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び、陰陽連絡路線としての役割も担っている全線単線の播但線(65.7km)の駅です。
もともとは播但鉄道の一般駅として1894(明治279年7月26日に開業しましたが、その後、山陽鉄道を経て国鉄播但線の駅となりました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
開業時の1894(明治27)年に建てられた木造駅舎が今も健在です。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は254人です。
<鶴居駅の年表>
・1894(明治27)年7月26日:播但鉄道の一般駅として開業
・1903(明治36)年6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄播但線となり、同線の駅となる
・1973(昭和48)年4月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:駅の無人化
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(駅 名 標)
(寺前方面を望む)
(姫路方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(駅舎正面)
撮影年月日:2006(平成18)年12月30日