兵庫県赤穂郡上郡町にあるJR西日本の上郡駅は、神戸駅から瀬戸内海に沿って門司駅までを結んでいる全線直流電化の山陽本線(537.1km・和田岬線を含む)の駅です。
もともとは山陽鉄道の一般駅として、1895(明治28)年4月4日に開業しました。
12両編成対応の単式ホームと島式ホームの2面4線を有する直営(有人)駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が今も健在です。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は3,002人です。
この上郡駅は、JR西日本近畿統括本部が管轄する最も西の駅で、智頭急行智頭線も接続しています。
<上郡駅の年表>
・1895(明治28)年4月4日:山陽鉄道の一般駅として開業
・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により山陽本線となり、同線の駅となる
・1972(昭和47)年3月15日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1994(平成6)年12月3日:智頭急行智頭線の乗り入れ開始
・2006(平成18)年3月18日:特急「サンライズ瀬戸・出雲」の停車駅となる
・2010(平成22)年3月13日:特急「サンライズ瀬戸・出雲」の停車駅でなくなる
(駅 名 標)
(姫路方面を望む)
(駅舎正面)
(島式ホームの西側にある智頭急行の中間改札・駅舎)
撮影年月日:2002(平成14)年12月23日