滋賀県長浜市北船町にあるJR西日本の長浜駅は、米原駅から敦賀・福井を経て金沢駅までを結んでいる北陸本線(176,6km)の駅です。 もともとは官設鉄道の一般駅として、1882(明治15)年3月10日に開業しました。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、島式ホームの北側に切欠きホーム1線の計2面4線を有する直営駅です。
1955(昭和30)年11月に建てられた3代目の駅舎は、2006(平成18)年10月に日本最古の駅舎として知られた初代駅舎のデザインを踏襲した橋上駅舎(4代目)に建て替えられました。
この長浜駅は長浜市の代表駅で、2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は4,470人です。
1903(明治36)年まで使用された初代駅舎は、日本最古の鉄道駅舎として1958(昭和33)年に鉄道記念物に指定され、現在は「長浜鉄道スクエア」の施設として、保存・公開されています。
<長浜駅の年表>
・1882(明治15)年3月10日:官設鉄道の一般駅として開業
・1895(明治28)年4月1日:線路名が東海道本線となり、同線の駅となる
・1902(明治35)年11月1日:線路名称の改定により北陸線となり、同線の駅となる
・1903(明治36)年1月1日:新駅舎(2代目)が現在地で完成
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により北陸本線となり、同線の駅となる
・1955(昭和30)年11月3日:新駅舎(3代目)が完成
・1984(昭和59)年2月1日:貨物取扱い廃止
・1986(昭和61)年11月1日:荷物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「JR琵琶湖線」の愛称を使用開始
・1991(平成3)年9月14日:米原駅~当駅間が直流電化され、新快速の運転区間が当駅まで延長される
・1997(平成9)年4月30日:自動改札機設置
・1999(平成11)年5月26日:電光掲示板の導入
・2003(平成15)年11月1日:ICカードICOCAの利用が可能になる
・2006(平成18)年10月21日橋上駅舎(4代目)の駅舎が完成し、使用開始
・2007(平成19)年3月18日:駅自動放送を更新
・2009(平成21)年7月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2015(平成27)年3月12日:接近メロディー導入
(駅 名 標)
(米原方面を望む)
(長浜駅駅舎・東口)
(駅 舎 内)
(長浜駅駅舎・西口)
撮影年月日:2016(平成28)年12月11日