兵庫県姫路市大津区平松外開にある平松駅は、飾磨駅から山陽網干駅までを結んでいる全線単線の山陽電鉄網干線(8.5km)の旅客駅として、1942(昭和17)年3月10日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
1959(昭和34)年9月に建てられた駅舎が下りホーム(網干行きホーム)の網干寄りにあり、上りホームへは構内踏切で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,105人で、これは山陽電鉄の全49駅中49位です。 また、網干線の駅では7駅中7位です。
平松駅が属する山陽電鉄網干線は全線にわたって兵庫県姫路市内を走り、3両編成の3000系・6000系がワンマン運転を行っています。 そして、かつては通勤時間帯などに飾磨駅でスイッチバックして電鉄姫路駅(現在の山陽姫路駅)への直通運転がありましたが、1991(平成3)年4月7日のダイヤ改正で廃止されました。
<平松駅の年表>
・1942(昭和17)年3月10日:山陽電鉄網干線の旅客駅として開業
・1959(昭和34)年9月1日:駅舎改築、列車の交換設備設置
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災により網干線が不通となり、営業休止
・1995(平成7)年1月18日:網干線の運転再開に伴って営業再開
・1999(平成11)年10月1日:「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始
・2006(平成18)年7月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年3月21日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
・2018(平成30)年12月1日:駅近くに本社がある大和工業が命名権を所得し、「大和工業グループ最寄駅」の副駅名が付く(山陽電車で初の副駅名導入)
(駅 名 標)
(網干方面を望む)
(飾磨方面を望む)
(駅舎正面)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2014(平成26)年6月1日