北海道(留萌支庁)留萌市幌糠町にあった東幌糠駅は、函館本線の深川駅から増毛駅までの66.8kmを結んでいる全線単線非電化の留萌本線の仮乗降場として、1963(昭和38)年12月1日に開業しました。
その後、旅客駅に昇格したものの、駅の利用者がほとんどいなかったため、2006(平成18)年3月18日に廃駅となりました。
板張りの短い単式ホーム1面1線のみを有する無人駅で、駅舎も待合室もありませんでした。
また、ほとんど利用者がいなかったので、普通列車でも通過する列車があり、廃止前のダイヤでは1日に下り2本・上り2本の列車しか当駅に停車しませんでした。
<東幌糠駅の年表>
・1963(昭和38)年12月1日:国鉄留萠本線の仮乗降場として開業
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に承継され、同時に旅客駅に昇格し、東幌糠駅となる
・1990(平成2)年3月10日:営業キロ設定
・1997(平成9)年4月1日:線路名が留萌本線に改称されてことに伴い、同線の駅となる
・2006(平成18)年3月18日:利用者僅少に伴い廃駅となる
・2006(平成18)年7月上旬:駅設備の撤去
(駅 名 標)
(東幌糠駅)
撮影年月日:2004(平成16)年6月18日