兵庫県丹波市市島町中竹田字中嶋にあるJR西日本の丹波竹田駅は、尼崎駅と山陰本線の福知山駅とを結んでいる福知山線(106.5km)の駅です。 もともとは阪鶴鉄道の一般駅である竹田駅として、1899(明治32)年7月15日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
1960(昭和35)年7月に建てられた駅舎が1番線ホーム側にあり、2番線ホームへは跨線橋で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は298人で、これは起終点駅を除く福知山線の全28駅中26位です。
丹波竹田駅が属する福知山線は、大阪と北近畿、さらに山陰地方とを結ぶルートの一つであり、大阪駅~篠山口駅間は「JR宝塚線」の愛称が付けられています。そして同線は篠山口駅を境に南側の都市近郊路線と、北側の地方幹線とに雰囲気が分かれ、日中は普通列車の運転系統も分離されており、篠山口駅以南は複線、以北は単線です。
<丹波竹田駅の年表>
・1899(明治32)年7月15日:阪鶴鉄道の一般駅である竹田駅として開業
・1907(明治40)年8月1日:鉄道国有法により阪鶴鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄阪鶴線となり、同線の駅となる
・1911(明治44)年11月1日:駅名が丹波竹田駅に改称される
・1912(明治45)年3月1日:阪鶴線の福知山以南が福知山線に改称され、同線の駅となる
・1960(昭和35)年7月 :駅舎改築
・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1973(昭和48)年4月 :駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1992(平成4)年4月1日:篠山口鉄道部の発足により、その管轄となる
・2009(平成21)年6月1日:篠山口鉄道部の廃止に伴い福知山支社直轄に変更され、篠山口駅の被管理駅となる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年8月16日:京都府北部での集中豪雨で線路が冠水したり、道床が流出するなどの被害を受けて篠山口駅~福知山駅間が不通となったことにより、営業休止
・2014(平成26)年8月27日:石生駅~福知山駅間が運転再開されたことにより、営業再開
(駅 名 標)
(篠山口方面を望む)
(福知山方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(丹波竹田駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年12月4日