兵庫県西宮市神楽町にあるJR西日本のさくら夙川駅は、東京駅から名古屋駅、米原駅を経て神戸駅までを結んでいる東海道本線(589,1km・支線を含む)の駅として、2007(平成19)年3月18日に開業しました。
8両編成対応の島式ホーム1面2線を有する高架の業務委託駅です。
駅舎は、当駅の西方約200mの所を流れる夙川の流れをイメージした曲線と桜カラーを配しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は16,336人で、これはJR西日本に属する東海道本線の全54駅中42位です。
当駅は、地元の自治体などから働きかけて設置となる請願駅ではなく、鉄道事業者であるJR西日本が単独で新駅設置の方針を固めた後、地元自治体の西宮市側に新駅設置を働き掛け、設置が決まりました。
さくら夙川駅が属するJR神戸線(愛称名)は、JR西日本のアーバンネットワークの一角を形成する路線で、大阪市と神戸市・明石市・姫路市などの兵庫県内の瀬戸内海沿いの各都市とを結んでいます。
そして、神戸駅を境に東側が東海道本線、西側が山陽本線と異なってはいますが、当路線は途切れることなく一体的な運行がなされていて、多くの列車は当路線内で完結せず、JR京都線(一部はさらに琵琶湖線・湖西線)に直通するほか、JR東西線・学研都市線にも直通します。
<さくら夙川駅の年表>
・2005(平成17)年3月1日:駅舎・ホームの建設工事が開始される
・2006(平成18)年11月22日:JR西日本が正式駅名を「さくら夙川駅」に決定する
・2007(平成19)年3月18日:東海道本線(JR神戸線)の新駅として開業
・2010(平成22)年3月2日:接近メロディをコブクロの「桜」から、JR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」に変更する
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2013(平成25)年5月2日:自動改札機を新型のものに交換する
・2015(平成27)年3月2日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質見直し版に再び変更する
・2015(平成27)年5月24日:改札外に設置されていたキヨスクが閉店する
・2017(平成29)年2月16日:改札外に三井住友銀行のATMが設置され、営業を開始する
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(さくら夙川駅駅舎)
(駅 舎 内)
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