大阪府大阪市平野区にあるJR西日本の加美駅は、名古屋駅から亀山駅、奈良駅を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の駅です。 もともとは国鉄の自働車(蒸気動車)専用乗降場として、1909(明治42)年4月1日に開業しました。
6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する直営駅で、1963(昭和38)年4月に建てられた橋上駅舎があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は18,222人で、これはJR西日本に属する関西本線の全31駅中10位です。
当駅から北東へ約100mの所に、2008(平成20)年3月15日に開業したおおさか東線の新加美駅があります。
<加美駅の年表>
・1909(明治42)年4月1日:国鉄の駅として開業
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定に関西本線となり、同線の駅となる
・1931(昭和6)年7月8日:当駅~平野駅間に正覚寺信号場(初代)が開設
・1939(昭和14)年10月15日:正覚寺信号場(初代)が廃止
・1941(昭和16)年7月25日:当駅~平野駅間に正覚寺信号場(2代目)が開設
・1961(昭和36)年12月10日:正覚寺信号場(2代目)が廃止
・1963(昭和38)年4月1日:現在地に移転
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2003(平成15)年11月1日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica」「TOICA」の利用が可能になる
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
・2009(平成21)年10月4日:大阪感情・大和路線運行管理システム導入
・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、大阪支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2014(平成26)年9月 :バリアフリー化工事が始まる
・2015(平成27)年11月28日:エレベーターの使用を開始
・2016(平成28)年1月13日:バリアフリー化工事がすべて完成
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
・2018(平成30)年11月30日:みどりの窓口の営業が終了
・2018(平成30)年12月1日:みどりの券売機プラスの営業を開始
(駅 名 標)
(踏切上からJR難波方面を望む)
(加美駅駅舎・南口)
(駅 舎 内)
(加美駅・北口)
撮影年月日:2019(令和元)年6月2日