大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

伊賀鉄道 新居駅!

2019年11月29日 | 

三重県伊賀市東高倉にある新居駅は、JR関西本線の伊賀上野駅と近鉄大阪線の伊賀神戸駅とを結んでいる全線単線の伊賀鉄道伊賀線(16.6km)の駅です。 もともとは伊賀軌道の駅として、1916(大正5)年8月8日に開業しました。

伊賀上野方面に向かって左側に配置された2両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみを有する無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形になっています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗車人員は93人で、これは伊賀鉄道伊賀線の全14駅中9位です。

かつては当駅と西大手駅との間に鍵屋辻駅がありましたが、1945(昭和20)年6月の休止を経て1969(昭和44)年5月15日に廃止されました。

新居駅が属する伊賀鉄道伊賀線は、上野盆地の城下町である伊賀市中心部と近鉄大阪線、JR関西本線を結ぶ路線で、全線が三重県伊賀市(旧上野市域)にあります。 そして赤字路線だったため、2007(平成19)年10月1日に近畿日本鉄道(近鉄)から伊賀鉄道に経営が移管されました。

  <新居駅の年表>

 ・1916(大正5)年8月8日:伊賀軌道の駅として開業
 ・1917(大正6)年12月20日:社名が伊賀鉄道(初代)に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1926(大正15)年12月19日:社名が伊賀電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1929(昭和4)年3月31日:大阪電気軌道が伊賀電気鉄道を合併したことにより、同鉄道伊賀線の駅となる
 ・1931(昭和6)年9月30日:大阪電気軌道が伊賀線を参宮急行電鉄に譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1941(昭和16)年3月15日:参宮急行電鉄が大阪電気軌道と合併して関西急行鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時統合により、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・2007(平成19)年10月1日:近畿日本鉄道(近鉄)から伊賀鉄道(2代目)に経営が移管されたことにより、同鉄道の駅となる
 ・2019(平成31)年2月22日:「忍者線」の愛称を使用開始

 
(駅 名 標)

 
(伊賀上野方面を望む)

 
(踏切上から伊賀神戸方面を望む)

 
(ホームへの入口)

 
(ホームにある待合室)


 撮影年月日:2018(平成30)年9月2日



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