京都府京都市右京区御室小松野町にある御室仁和寺駅は、北野白梅町駅から帷子ノ辻駅までを結んでいる京福電鉄北野線(3.8km)の駅です。 もともとは京都電燈が経営していた嵐山電鉄北野線の御室駅として、1925(大正14)年11月3日に開業しました。
2両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する無人駅(但し、仁和寺の「さくらまつり」の時期など、特に混雑が予想される場合は、集札業務を行うことがあります)。
北野白梅町駅方面行きホームにのみ駅舎があり、お互いのホームは構内踏切で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は615人で、これは起終点駅を含む北野線の全10駅中7位です。
この御室仁和寺駅は、世界遺産である仁和寺の最寄り駅です。
御室仁和寺駅が属する京福電鉄北野線は全線が専用軌道で、住宅街の中を走っているほか、沿線には名刹が多く駅名にもなっています。 また、宇多野駅~鳴滝駅間の線路両側には桜並木があって桜のトンネルになっており、春の開花時には夜間ライトアップが行われます。
<御室仁和寺駅の年表>
・1925(大正14)年11月3日:京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線の御室駅として開業
・1942(昭和17)年3月2日:戦時中の配電統制令により、京都電燈が解散して鉄軌道事業を京福電気鉄道に譲渡したことに伴い、同鉄道の駅となる
・2002(平成14)年 :第三回近畿の駅百選に認定される
・2007(平成19)年3月19日:駅名が御室仁和寺駅に改称される
・2007(平成19)年3月19日:駅ナンバリングの導入
・2008(平成20)年4月1日:発車メロディーの導入
(駅 名 標)
(帷子ノ辻方面を望む)
(構内踏切上から北野白梅町方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(御室仁和寺駅駅舎)
撮影年月日:2019(令和元)年12月22日
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