鱒浦駅は、北海道網走市の網走駅と釧路市の東釧路駅とを結ぶ全線単線非電化の釧網本線(166.2km)の一般駅として、1924(大正13)年11月15日に開業しました(開業時は網走本線に所属)。
かつては単式ホーム1面1線の他に、駅舎とホームとの間に貨物積降線を有していましたが、貨物取扱い廃止後にこの積降線は撤去されました。
開業時に建てられた木造駅舎は、無人駅化後もそのままの姿で解体されずに使われていましたが、老朽化が激しかったため、2015(平成27)年1月5日にコンパクトな駅舎に建て替えられました。
<鱒浦駅の年表>
・1924(大正13)年11月15日:旧国鉄網走本線の一般駅として開業
・1931(昭和6)年9月20日:網走本線が釧網線に編入されたことにより、同線の駅となる
・1936(昭和11)年10月29日:線路名が釧網本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1960(昭和35)年10月25日:貨物・荷物取扱い廃止
・1963(昭和38)年4月1日:駅の業務委託化
・1966(昭和41)年9月1日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
・2015(平成27)年1月5日:駅舎改築
撮影年月日:2001(平成13)年6月21日