源氏物語と共に

源氏物語関連

「平安貴族サバイバル」 「ミライの源氏物語」

2023-03-22 08:42:16 | 関連本

久しぶりに源氏物語関連本を見つけて買った。

京都 大垣書店のおススメ。品揃いは流石!

2冊とも面白くてすぐに読んでしまった😊

笠間書院 木村朗子さんの「平安貴族サバイバル」は、

源氏物語以外の話も沢山あって、面白かった。

和歌、漢詩などの知性、音楽の才にすぐれて寵愛を得る、

勝ち組、負け組、呪術や信仰、同性愛など、

色々な物語や日記の例も出して説明されているのが、

興味深かった。書評を見たが、初心者ではなくかなり平安時代好きな

方におすすめかも?

私は琴が主題のうつほ物語もあったので、

興味があるので、すぐに飛びついた。知らない事もあり、大変満足です。

また、乳母としてののしあがる生き方などは源氏物語で考えた事もなかったし、

NHKのドラマ大奥を見た後だったから実感。

江戸時代ではなく、平安時代もそうなのですね。

まだまだ知らない事が沢山。

源氏物語は政治の話と言われてちょっと凹んでいた私が、

女君のふわふわした美しい物語じゃなく、権力、その背景は色々と。

私にとっては、大変面白い本でした👍

淡交社 山崎ナオコーラさんの「ミライの源氏物語」は

源氏物語の現代的な解釈。

ロリコン、マザコン、ジェンダー、トロフィーワイフとか

見出しだけでもあらー!と思ったが、

こちらはまさしくミライの源氏物語の解釈も示唆。

ナオコーラさんの現代なりの解釈をされながら、

ミライも様々な解釈が出てくると言われている。

それにしても源氏物語って奥深い。

本文だって本当に紫式部が書いた全文なのかどうかもわからないのに、

1000年以上昔の寡婦の書いた物語がいまだに伝わって読み継がれるのにも

驚く。

これからも源氏物語はミライにも語り継がれ、

ミライのコトバで色々な解釈が出てくるのでしょうね。

そんな事を感じた本でした。


廬山寺の藤袴鉢

2022-10-22 08:30:26 | 和歌

先日に京都廬山寺へ行き、藤袴鉢を見ました。

確か源氏物語にも藤袴の歌があったと思い出しました。

 

同じ野の露にやつるる藤袴 あはれはかけよかことばかりも

夕霧 -藤袴巻-

玉鬘が実姉でないとわかり、

夕霧が御簾の下から差し入れた和歌。

玉鬘に迫ります。

しかし、玉鬘はそれに応える事はありませんでした。

写真は五月の節句の時の玉鬘。先日の京都風俗博物館の写真。

薬玉を持っています。

 


京都風俗博物館 秋の展示

2022-10-13 10:07:30 | 

先日に京都風俗博物館へ行ってきましたが、その時は、あいにくの休館でした。

再び京都へ行く機会があり、HPも確認して行きました。

9月なので、重陽の節句。春の雛の節句、5月の節句、

以前に見た正月のための衣装配りの展示など。

竹取物語や奈良時代の七草の展示もありました。

 

重陽の節句

 

着せ綿

 

 

 

秋の重ね 黄菊かさね

 

 

さて、最初は春の節句

春 曲水の宴と春鶯囀

春鶯囀

 

奈良時代の春の七草 人形の写真なし

五月の節句  

 

 

 

 

正月の衣配り

 

桜かさねは、明石の姫君

 

その他色々。

 

気になった雪の下重ね

ジャパネスクの氷室冴子さんも亡くなってしまいましたね。

展示はまた休館になります。

確認してしてください。

 

 

 


朝日カルチャー 紫式部と源氏物語

2022-09-24 11:07:29 | 和歌

秋になりました。

台風が心配な日本ですが、

無事に通過しますように!

 

さて、朝日カルチャーの講座

新聞掲載がありました。

11月4日に、米田明美先生の紫式部と源氏物語講座があるようです。

オンラインもあるみたいです。

中之島なので、大阪ですが、お知らせまで。

 

 

【教室受講】紫式部と源氏物語

【教室受講】紫式部と源氏物語

『源氏物語』の作者紫式部は、宮廷生活の日々を日記に綴っています。日記には、漢籍の素養があることを他の女房に隠していたと記しています。ですが物語中では、唐の詩人白...

朝日カルチャーセンター

 

 


2024年大河ドラマ 主役は紫式部 「光る君へ」

2022-05-11 18:18:29 | 登場人物

2024年の大河ドラマは紫式部となりました。

「光る君へ」

吉高由里子さんが主役の紫式部。

大石静さん脚本 

衣装なども豪華でしょうね。

今後の配役も楽しみです☆

 

2024年大河ドラマ『光る君へ』作・大石静さん 主演・吉高由里子さん - NHK

2024年大河ドラマ『光る君へ』作・大石静さん 主演・吉高由里子さん - NHK

大河ドラマ第63作の主人公は紫式部。時代は平安。脚本は大石静さん、紫式部は吉高由里子さんが演じます!

NHKドラマ