先日、京都岡崎にある細見美術館へ行ってきました。
春季特別展「源氏絵と雅の系譜」です。
時間があまりなかったので、ゆっくり見られなかったのですが、とても面白かったです♪
当然、展示パンフレットがあると期待していたのですが、
何もなく、展示作品の目録もありませんでした。
館内は、作品を守るためにどうしても暗いから、
ガラスを通してでは、
ハッキリわからないも事が多いのです。
特に扇面の屏風は54帖の各場面が小さかったので、
こまかな所はパンフレットで見ようと思っていた目算が違ってしまい、
最後の売店で何もなくシマッタ!と思いました。
最初からそういってもらえたら、もっとシゲシゲと見たのにと残念でした。
時節柄、お雛さまの展示がありました。
三井美術館より大変歴史を感じました。
館に入った大正時代のお雛様は段が畳で、
三井の寝殿作りの中のお雛様と違っていたのも面白かったです。
享保内裏雛も立ち雛も衣装などが時代を感じさせるものでした。
五人ばやしも、東京で見た笙を持ったものはありません。
今回細見美術館には、はじめて行きましたが、
閑静で綺麗なこじんまりした建物のようでした。
ただし、この美術館は展示室移動に階段があり、
足の悪い人にはちょっと大変かもしれません。
最後の売店には興奮してしまいました~
源氏物語好きには嬉しい本がずらっと並んでいます\(~o~)/
他にも器・香・お茶関係の本、別冊太陽もシリーズでずらっとありました。
しかも場所柄、京都の和紙や器・香・竹製品・袱紗などもあり、
何を買おうかなとワクワクしました。
本店は敷居の高そうな染司吉岡さんの商品などもあったのですが、
草木染めの色の説明がなかったのは残念です。
あれば、好きな色を買ったのに~
また唐長さんのポストカードも綺麗でしたが、
さすがに高価でした。
竹で閉じる和紙ノートが珍しかったので、長崎さんの本と一緒に買いました。
パンフレットを頼みにしていたので、何があったかというとあまり記憶がなく、
扇面屏風に源氏絵意匠の道具類、
54帖の源氏絵と公家が書いたという詞書が心に残りました。
東京で見た伊勢物語展の岩佐又兵衛の絵もありました。
志村ふくみさんの草木染め和服も綺麗でした。
4月5日(土)は14時~勧業会館(みやこめっせ)で
「月で読み解く源氏物語抄」の講座が志村ふくみ・洋子さんであります。
桜も満開近くになってちょうど良い時期ではないでしょうか。
時間があれば、もっとゆっくり見たかったです。
京都は行きたい所がいっぱいあるので、いつも時間が足りません。
バス移動も結構時間がかかりますし、地下鉄はまだ不慣れです。
北野の梅もきっと満開で綺麗だっただろうに~と本当に残念でした。
時間の無い中、しっかりと大好きな「鍵善」で葛きりをいただきました^^
桜の開花はまだでしたが、暖かくあわただしいながらも京都を楽しんできました。
京都はこれから満開の桜のもと、多くの人達でにぎわう事でしょう