源氏物語と共に

源氏物語関連

源氏物語関連

2008-03-29 09:43:12 | その他
TVでこんな番組の募集に目がとまりました。
NHK大阪の源氏物語クイズ番組
夜ですので、参加される方はどうぞ。(3/31締め切り)
http://www.nhk.or.jp/osaka/hall/event/genji_quiz0415.html


源氏物語千年紀で4月から色々な講座があります。
主に関西中心に集めてみました。


NHK教育「知るを楽しむ」寂聴の源氏物語
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/


源氏物語千年紀実行委員会4月分イベント情報
http://www.2008genji.jp/event/0804.html


リーガロイヤルホテルの源氏物語関連イベント
http://www.rihga.co.jp/osaka/culture/genji/index.html






他にも各大学などでもあると思いますが、キリがないので省略します。



細見美術館

2008-03-27 09:37:37 | その他

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先日、京都岡崎にある細見美術館へ行ってきました。
春季特別展「源氏絵と雅の系譜」です。


時間があまりなかったので、ゆっくり見られなかったのですが、とても面白かったです♪


当然、展示パンフレットがあると期待していたのですが、
何もなく、展示作品の目録もありませんでした。


館内は、作品を守るためにどうしても暗いから、
ガラスを通してでは、
ハッキリわからないも事が多いのです。
特に扇面の屏風は54帖の各場面が小さかったので、
こまかな所はパンフレットで見ようと思っていた目算が違ってしまい、
最後の売店で何もなくシマッタ!と思いました。
最初からそういってもらえたら、もっとシゲシゲと見たのにと残念でした。


時節柄、お雛さまの展示がありました。
三井美術館より大変歴史を感じました。
館に入った大正時代のお雛様は段が畳で、
三井の寝殿作りの中のお雛様と違っていたのも面白かったです。
享保内裏雛も立ち雛も衣装などが時代を感じさせるものでした。
五人ばやしも、東京で見た笙を持ったものはありません。


今回細見美術館には、はじめて行きましたが、
閑静で綺麗なこじんまりした建物のようでした。
ただし、この美術館は展示室移動に階段があり、
足の悪い人にはちょっと大変かもしれません。


最後の売店には興奮してしまいました~
源氏物語好きには嬉しい本がずらっと並んでいます\(~o~)/
他にも器・香・お茶関係の本、別冊太陽もシリーズでずらっとありました。
しかも場所柄、京都の和紙や器・香・竹製品・袱紗などもあり、
何を買おうかなとワクワクしました。


本店は敷居の高そうな染司吉岡さんの商品などもあったのですが、
草木染めの色の説明がなかったのは残念です。
あれば、好きな色を買ったのに~


また唐長さんのポストカードも綺麗でしたが、
さすがに高価でした。
竹で閉じる和紙ノートが珍しかったので、長崎さんの本と一緒に買いました。


パンフレットを頼みにしていたので、何があったかというとあまり記憶がなく、
扇面屏風に源氏絵意匠の道具類、
54帖の源氏絵と公家が書いたという詞書が心に残りました。
東京で見た伊勢物語展の岩佐又兵衛の絵もありました。
志村ふくみさんの草木染め和服も綺麗でした。


4月5日(土)は14時~勧業会館(みやこめっせ)で
「月で読み解く源氏物語抄」の講座が志村ふくみ・洋子さんであります。
桜も満開近くになってちょうど良い時期ではないでしょうか。


時間があれば、もっとゆっくり見たかったです。


京都は行きたい所がいっぱいあるので、いつも時間が足りません。
バス移動も結構時間がかかりますし、地下鉄はまだ不慣れです。
北野の梅もきっと満開で綺麗だっただろうに~と本当に残念でした。


時間の無い中、しっかりと大好きな「鍵善」で葛きりをいただきました^^


桜の開花はまだでしたが、暖かくあわただしいながらも京都を楽しんできました。
京都はこれから満開の桜のもと、多くの人達でにぎわう事でしょう



住吉大社

2008-03-22 14:27:28 | その他

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もう1年前になりますが、講座の皆さんと住吉大社に行ってきました。


住吉大社は、澪標の巻で須磨から帰った源氏が
御礼に住吉詣でをするという場面で有名です。


その出世した一行の様子を見て、
たまたまお参りに出てきた明石の上が
何も知らせずにそのまま帰ってしまうという涙をさそう事でも印象的な場所です。


昔の絵にも描かれていましたが、
千年前は海がすぐ近くにあり、松林が描かれていました。


今はもうその松林も道路になっていて、はるか向こうに海がありました。


帰りのニュートラム電車に乗って1番驚いたのは、
向こうの六甲山がすぐ目の前近くに見えた事です\(◎o◎)/!


大阪湾をぐるっと陸地で行くより、船の方がすぐにも着きそうでした。


船といえば、京都から淀川を下っていく船の中で、
源氏があれは遊女だからと夕霧にいうような文章もあったと思います。


船での住吉参りは案外近いのかもしれません。
須磨や明石も船で行った方が近いのでしょうか。





源氏物語の京都案内

2008-03-21 10:20:56 | 関連本
源氏千年紀という事で色々な本も講座も見かけます。


ふと目にとまった文庫本
文芸春秋編 「源氏物語の京都案内」 文春文庫


桐壺~夢浮橋までの各巻きをたずねてゆかりの名所が出てきます。
その巻にまつわる和菓子や絵・写真も素敵です。
コンパクトにまとまっているからわかりやすい。
京都に行ったら和菓子や名所を探してみたいと思いました。


寂聴さんの宇治十帖の文や、
比べてみる現代語訳に、
「あさきゆめみし」や「まろん」が載っていたのも面白い♪


チャート式性格判断で
各登場人物になぞらえてどのタイプになるかというのも、
女性が好きそうな内容です。





三井家のお雛さま

2008-03-18 17:05:56 | その他

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東京日本橋の三井記念館で、三井家のお雛さまを見学する。


お茶道具の展示の次に、お雛様と市松人形等の展示。
三井家の豪華なお雛様を堪能した。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html


雛の節句は文字通り上巳の祓いで、
紙人形として厄を川に流したのが後に豪華な雛飾りとなった。


文字通り紙の人形が桃山時代の装束で立派な雛人形となっている。


雛人形が二つにお道具の数々が並び、他にも人形があり、
段飾りの組み立てだけでも大変そう~
現代の家なら、とても飾れないと思う^^


養子が三代続いた父の実家では、
雛人形は建物の中にあって子供心にとても綺麗だったと常々父から聞いていたので、
実際にそういう雛人形も飾ってあったのには驚いた。
たぶんこういう感じだったのだろうと、当時がしのばれたのは良かった。


また市松人形も見て驚いた。
三井家よりも立派でない代物であろうが、すごく顔が似ていたものがあり、
思わず何でも鑑定団に出してみたい気がしたけれど、
恥をかくのがオチだからやめておこう(^_-)-☆


今回の雛人形は、全体に修復がされているのであろうか。
何となく着物などが現代的で、新しい感覚がした。


有職の雛人形内裏雛は、昔の宮中の姿がしのばれる髪飾りが
大変仰仰しく古めかしい感じがした。
三人官女ならぬ五人官女もあった。


また、お道具類の素晴らしい事!
明の時代の豆皿を使っているなんて、骨董好きな人には涎ものじゃないかな?
昔の風俗がしのばれる行事の人形飾り展も面白かった。


西宮甲陽園の今は無き<はり半>の雛人形や、
芦屋のヨドコウ迎賓館の雛人形もなかなか見事なものであった。


今は京都でも丸平文庫・宝鏡寺・国立博物館などで雛人形展があるようなので、
お時間と興味のある方は開催期間を確認してどうぞそちらへお越しください。