京都風俗博物館の春の展示
道長の三女 威子の立后(後一条天皇)の様子
これで、道長の娘3人が皇后になりました。
彰子は一条天皇、妍子は三条天皇のいずれも中宮(皇后)です。
扇子を持つ道長 御簾の中の威子
宮中より道長の土御門邸に使者。
↑黄色の着物を着ている紫式部。
=この世をば我が世と思ふ
望月の欠けたること無しと思へば=
平安貴族サバイバル本によれば、
道長はこのところ、怨霊に悩まされていた。
しかし、この日は上機嫌でした。
お酒をふるまいます。
詳しくはまた調べてください。
さて、こちらは源氏物語。
明石姫の裳着の様子。
白い装束の明石姫は秋好中宮に紐を結んでもらっています。
秋好中宮は、あの六条御息所の娘。しかも中宮。
六条御息所亡き後は、光源氏の邸宅が里となり、
中宮ながら、臣下の里に来るとはおそれ多い。
まるで藤原道長のようですね。
この時、明石の上はどこにいたのか、
本文を忘れてしまいました(笑)
紫の上と、明石の上の対面は、
たしか明石の姫が宮中に上がる時だったと思います。
明石の上が宮中に一緒について行き、
その後に万事控えめにして、素晴らしい!という事が書かれていたように思います。
明石姫の入内のために本を作る様子も展示されていました。