源氏物語と共に

源氏物語関連

京都風俗博物館 春の展示 道長の娘三女 威子の立后 と、源氏物語 明石姫の裳着

2023-03-29 10:27:14 | 紫式部

 

京都風俗博物館の春の展示

道長の三女 威子の立后(後一条天皇)の様子

これで、道長の娘3人が皇后になりました。

彰子は一条天皇、妍子は三条天皇のいずれも中宮(皇后)です。

扇子を持つ道長 御簾の中の威子

宮中より道長の土御門邸に使者。

 

↑黄色の着物を着ている紫式部。

=この世をば我が世と思ふ

望月の欠けたること無しと思へば=

平安貴族サバイバル本によれば、

道長はこのところ、怨霊に悩まされていた。

しかし、この日は上機嫌でした。

お酒をふるまいます。

詳しくはまた調べてください。

 

 

 

 

さて、こちらは源氏物語。

明石姫の裳着の様子。

白い装束の明石姫は秋好中宮に紐を結んでもらっています。

 

秋好中宮は、あの六条御息所の娘。しかも中宮。

六条御息所亡き後は、光源氏の邸宅が里となり、

中宮ながら、臣下の里に来るとはおそれ多い。

まるで藤原道長のようですね。

この時、明石の上はどこにいたのか、

本文を忘れてしまいました(笑)

 

紫の上と、明石の上の対面は、

たしか明石の姫が宮中に上がる時だったと思います。

明石の上が宮中に一緒について行き、

その後に万事控えめにして、素晴らしい!という事が書かれていたように思います。

 

明石姫の入内のために本を作る様子も展示されていました。

 

 



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