源氏物語と共に

源氏物語関連

のいばら(野薔薇)

2009-05-04 09:43:00 | 

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薔薇の季節となりました。


庭でずっと薔薇らしき葉が伸びていた枝に
やっと花が咲いているのに気づきました。


これはノイバラの花ではないかと思いますが、どうでしょう。
白い花が咲いて嬉しくてたまりません♪
たまたま、朝日新聞日曜版にも、このノイバラの記事が載っていました。


ノイバラは文字通り万葉集で詠まれた「うまら」といわれる薔薇。
棘(いばら)があります。
薔薇の音読みは「そうび」、訓読みでは「うまら」「うばら」といわれます。


この枝はずっと花が咲かず、大きくなりすぎ。
枝を切ろうかと迷っていたのに、今年になってやっと咲いてくれました♪



きざはし(階)のもとのさうび(薔薇)、けしきばかり咲きて、
春秋の花盛りよりもしめやかにをかしきほどなるに・・・(賢木) 




賢木にあるこの薔薇は何だろうと思っていたのですが、
私は以前にこの薔薇をコウシンバラと決めました。
拙文薔薇1~5参照http://blogs.yahoo.co.jp/hana0101/10004596.html


もちろん万葉集でも詠まれる「うまら」というこの白い薔薇も候補です。
しかし、枝が非常によく伸びます。
「階(きざはし)のもとに」というには、少し大きすぎる咲き方のように思います。


この薔薇達は結実します。
その赤い実(営実)を漢方に使用したところから、
薔薇の木は日本に入ってきたのでしょう。


薔薇は夏の部類。ちょうどカワラ撫子の葉も出てきました。
スズランも葉の影から花が咲いているのに気づきました(ピンボケ)
夏の季節になってきたと感じます。


さて、我が家のパパメイヤンという薔薇が咲きました。
この色を見ると紫の上が着た赤みがかった蘇芳より濃い色と思います。


紫式部はどんな色の薔薇を見ていたのでしょうか?



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