Gangouji Temple, Nara City, Nara Pref.
さてさて、「ならまち」の散策を楽しむワタクシですが、「ならまち」は元興寺の旧境内を中心とする地域です。
となれば、元興寺に足を運ばないわけにはいきません。
元興寺なのですが、その前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺で、飛鳥の地にお寺はあったんです。
平城遷都に伴い現在地に新築移転され、名も元興寺と改められました。
かつては東大寺や興福寺などと共に南都七大寺の一つとして威勢を振るい、現在の奈良市街の南東部を占めていました。
広大な境内には、金堂・講堂・五重塔・僧房などが立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。
現在では僧坊の一角が唯一現存していますが、この極楽堂はかつての元興寺僧坊の一部で、鎌倉時代に極楽堂と禅室に改築されました。
極楽堂と禅室は「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されているんです。
世界遺産に選定されて以来、元興寺を訪れる人の数は増えました。
この日も外国人の団体さんが英語を喋るガイドさんの説明を聞きながら、熱心に参拝していました。
蓮という花は日本、中国、インドという「アジア」のイメージがあるからでしょうか。
元興寺を訪れていた欧米の団体さんは、蓮の花を興味深く眺めたり、スマホで熱心に写真を撮っていました。
右側が極楽堂(本堂)、左側が禅室になります。この二つの建物が世界遺産になるわけですね。
この写真は禅室と極楽堂の屋根をクローズアップしたものですが、わざわざ屋根などに注目したのかは理由があるんです。
実は禅室南面と極楽堂西面の屋根には、元興寺の源流に当たる法興寺創建当初の軒平瓦がいまなお使われているのです。
つまり、蘇我馬子や聖徳太子が活躍した飛鳥時代の瓦が現役で禅室や極楽堂の屋根を飾っているのです。
色褪せたような瓦が飛鳥時代の瓦です。独特の並べ方は一般に「行基葺」(ぎょうきぶき)と呼ばれていますが、
1400年前の瓦が破損もせずにいまも使われていることには驚きを感じます。
この瓦には、今の日本はどのように見えているのでしょうね。
ではでは、元興寺の境内をゆっくりと参拝するとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
7月も半ばとなりました。梅雨が明けるといよいよ夏本番です。テレビでは猛暑対策として「不要不急の外出は避けるべき」と言います。
しかし、私にとって夏の休暇を何もせずに家でジッとしているのは無理です。それは拷問に近い気がします。
もちろん暑さ対策もしっかりととして、自らの体力を過信することなく、綿密に遊びの計画を立てていきます。
六十路の夏は暑いぜ。
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さてさて、「ならまち」の散策を楽しむワタクシですが、「ならまち」は元興寺の旧境内を中心とする地域です。
となれば、元興寺に足を運ばないわけにはいきません。
元興寺なのですが、その前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺で、飛鳥の地にお寺はあったんです。
平城遷都に伴い現在地に新築移転され、名も元興寺と改められました。
かつては東大寺や興福寺などと共に南都七大寺の一つとして威勢を振るい、現在の奈良市街の南東部を占めていました。
広大な境内には、金堂・講堂・五重塔・僧房などが立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。
現在では僧坊の一角が唯一現存していますが、この極楽堂はかつての元興寺僧坊の一部で、鎌倉時代に極楽堂と禅室に改築されました。
極楽堂と禅室は「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されているんです。
世界遺産に選定されて以来、元興寺を訪れる人の数は増えました。
この日も外国人の団体さんが英語を喋るガイドさんの説明を聞きながら、熱心に参拝していました。
蓮という花は日本、中国、インドという「アジア」のイメージがあるからでしょうか。
元興寺を訪れていた欧米の団体さんは、蓮の花を興味深く眺めたり、スマホで熱心に写真を撮っていました。
右側が極楽堂(本堂)、左側が禅室になります。この二つの建物が世界遺産になるわけですね。
この写真は禅室と極楽堂の屋根をクローズアップしたものですが、わざわざ屋根などに注目したのかは理由があるんです。
実は禅室南面と極楽堂西面の屋根には、元興寺の源流に当たる法興寺創建当初の軒平瓦がいまなお使われているのです。
つまり、蘇我馬子や聖徳太子が活躍した飛鳥時代の瓦が現役で禅室や極楽堂の屋根を飾っているのです。
色褪せたような瓦が飛鳥時代の瓦です。独特の並べ方は一般に「行基葺」(ぎょうきぶき)と呼ばれていますが、
1400年前の瓦が破損もせずにいまも使われていることには驚きを感じます。
この瓦には、今の日本はどのように見えているのでしょうね。
ではでは、元興寺の境内をゆっくりと参拝するとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
7月も半ばとなりました。梅雨が明けるといよいよ夏本番です。テレビでは猛暑対策として「不要不急の外出は避けるべき」と言います。
しかし、私にとって夏の休暇を何もせずに家でジッとしているのは無理です。それは拷問に近い気がします。
もちろん暑さ対策もしっかりととして、自らの体力を過信することなく、綿密に遊びの計画を立てていきます。
六十路の夏は暑いぜ。
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奈良町には時々出かけていました、
あの辺りを歩くのが好きです、美味しいお店もありますから~
元興寺にも数回行きました丁度桔梗が咲いている時期でしたが花は少なかったです、
1400年前の瓦には驚きました。 ポチ
蓮の花の鮮やかさ!
めっちゃきれいですね^^
☆
さすがにクーラーを入れましたよ。
北海道も暑いのです^^
綺麗に咲いてますね。
うちも2年くらい鉢で育てましたが
春の株分けが大変でした。
けっこう臭いしね(^^;
美しい屋根ですね
素晴らしいです
もうすぐ梅雨明けしそうですね
猛暑が怖いです
応援です☆
そんな昔の瓦が、今も一部使われているなんて、すごいですよね。
応援ポチ。
同じようなコメントで失礼しますが、見入ってしまいました。応援ポチりです。
好きですよ。
美しいな☆
想像を超えてますね!!
見て来た時代を語って欲しいくらいですね
夏休み、楽しい計画を(^O^)/
☆!
スパニッシュ瓦に似ているような。丸い筒状の方が割れにくかったのかもしれないですね。良いもの見せてもらいました。
屋根瓦を見て
あの時いったお寺と思い出しました★
「この屋根の雰囲気、素敵!」と
思いながら見せて頂いてましたが
1400年も前の瓦でしたか!
これほどきれいに残っていることに驚きです^^
奈良も魅力的なところが多いですね🎵
☆
本当に私よりも元気で健康(笑)
元気な姿だけを覚えておきたい
って思う時もあるんですけど
やっぱりどんな姿でも可愛くて
覚えておきたいなって
思うんですよねぇ。
世界遺産に登録されているんですねー
外国人の方にも人気の場所になったんですね。
当時の瓦を今も使われているとは…
それを見るだけでも、このお寺さんに行く意味がありそうです。
いよいよ今週中にも梅雨明けしそうですねー
私はよっちんさんとは逆になるべく外出はせずに過ごしたいです😅
何しろ暑いのが苦手なので…
凸
ワタクシの向きは反対です。
水分補給して、素敵なお写真をお待ちしております。
屋根に違いがあるとはッッッ。
自分が小さいので、高さに拘ることが
わかりません…。
いずれも 美しいですねー。
派手さは なくても その 佇まいです。
現代は どこも かしこも 高さばかりを
競う建築物ばかりです。後世に何をのこせるのでしょうね~~??
私は 今から 猛暑に怯え 既に夏籠りです。最近の暑さは 想定を覆すほどですから よっちんさんも 過信せず くれぐれも ご用心くださいね。
アクティブな方なんですね。
私ならその拷問、甘んじて?受け止めますが・・=^-^=うふっ♪
1400年前の瓦が
現存しているとは素晴らしいことですね。
歴史を感じます☆~
元興寺は知りませんでした。
趣があっていいですね
飛鳥時代の瓦、すごいですね。
応援ポチ
参考になりました。
蓮もいつかは我が家でも育ててみようかなぁ~・・・ずっと育てて見たいとは思ってました・・・
でも瓦は、法興寺創建当初の物!
1400年にわたって、壊れずに現存
してるって、凄いです。
色合いにも、歴史を感じます。
本堂と禅室が、世界遺産なんですね。
勉強になります。
凸
そうそう、ならまちに行ったのは、この元興寺を見るためでした。
蓮の花の写真を撮った記憶もあります。
当時の広大な敷地に建ち並ぶ伽藍の様を見てみたいですね❗
世界遺産の1400年前の瓦が
破損することもなく今も使われてるって
ほんとにすごいです!
蓮の花は芯の形も独特ですね
梅雨明け後の暑さに負けないで
夏を楽しみましょう!!!
元興寺へはほん近くまで行くのですが
中へはいったことがないのです。
和歌山の知人が、元興寺へ定期的に
お参りに行っています。