Gosemachi, Gose City, Nara Pref.
さてさて、奈良県御所市の御所まちと呼ばれる古い町並みを散策するワタクシでありますが、
先日のブログに「観光案内書に散策マップがあるのだが、上が北になっていないので地図が見にくい」と書きました。
ただ、御所まちのエリアはさほど広くなく、道路が碁盤目に作られているので、三度目の訪問となるワタクシは
ほぼ地図を見ることなく歩くことが出来ました。碁盤目の道割りというのはわかりやすくていいですね。
さらに早朝ですので、太陽が東にあることははっきりしていますので、太陽の位置を確認すれば
自分がどの方角に歩いているのかはすぐにわかります。迷いたくても迷えないですよね。
環濠の跡が残っていました。外敵を防ぐため、周囲に用水路を兼ねた水濠を巡らせた集落は一般に環濠集落と呼ぶんです。
御所まちにはかつての環濠が、今もはっきりとした形で残っておりました。
こういう光景を見るたびに、「電柱を地下に埋められないのかなぁ」と思うんですよね。
最近は電柱の地中化が徐々に進んではいるのですが、まだまだその数は少ないのです。
ワタクシは日本で一番最初に電柱が地中化されたのは京都か東京のどこかだろうと思っていたのですが、実は違うんですよ。
兵庫県芦屋市の六麓荘町では、開発の当初からガス、水道のみならず電気、電話を地下に埋設するという構想の下に住宅地の造成が進められました。
その結果、芦屋市でも最も高級な住宅地として知られているんですよね。
電柱の地中化が「景観の保護」という観点からではなく、「高級住宅地の開発」という観点から始まったというのが、
都市景観が市民の財産だという発想が無かった日本らしいといえば日本らしいのですが、これからは景観に対する意識も変わるでしょう。
御所まちには大きな造り酒屋さんがあるのですが、玄関には立派な杉玉がぶら下げられてありました。
この杉玉は新酒ができたことの合図として、酒蔵の軒下にかけるものなんですよ。
ですので、杉玉がまだ緑色だと新酒が出来て間もないということですね。
ワタクシは古い町並みが好きなのですが、観光用に作られた町並みには興味がありません。
そこに人が暮らし、人々の営みが感じられる古い町並みが好きなんですよ。
「おはようございます」…当たり前のように交わすその挨拶が、ワタクシにはとても嬉しいのです。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
電柱や電線が町の景観を損ねているのは事実ですが、それ以上にひどいのが無秩序な看板だと思うんですよ。
看板というのは「目立ってなんぼや」という感じのものが多く、派手な色彩、でかい文字…そういう看板が氾濫しています。
電柱以上に「なんとかならないものか」と思うのですが、どうにもならないのですかねぇ。
写真日記ランキングへ
ランキングに参加しています。励みになるので、愛犬の紋を「ポチッ」と押してやってください
さてさて、奈良県御所市の御所まちと呼ばれる古い町並みを散策するワタクシでありますが、
先日のブログに「観光案内書に散策マップがあるのだが、上が北になっていないので地図が見にくい」と書きました。
ただ、御所まちのエリアはさほど広くなく、道路が碁盤目に作られているので、三度目の訪問となるワタクシは
ほぼ地図を見ることなく歩くことが出来ました。碁盤目の道割りというのはわかりやすくていいですね。
さらに早朝ですので、太陽が東にあることははっきりしていますので、太陽の位置を確認すれば
自分がどの方角に歩いているのかはすぐにわかります。迷いたくても迷えないですよね。
環濠の跡が残っていました。外敵を防ぐため、周囲に用水路を兼ねた水濠を巡らせた集落は一般に環濠集落と呼ぶんです。
御所まちにはかつての環濠が、今もはっきりとした形で残っておりました。
こういう光景を見るたびに、「電柱を地下に埋められないのかなぁ」と思うんですよね。
最近は電柱の地中化が徐々に進んではいるのですが、まだまだその数は少ないのです。
ワタクシは日本で一番最初に電柱が地中化されたのは京都か東京のどこかだろうと思っていたのですが、実は違うんですよ。
兵庫県芦屋市の六麓荘町では、開発の当初からガス、水道のみならず電気、電話を地下に埋設するという構想の下に住宅地の造成が進められました。
その結果、芦屋市でも最も高級な住宅地として知られているんですよね。
電柱の地中化が「景観の保護」という観点からではなく、「高級住宅地の開発」という観点から始まったというのが、
都市景観が市民の財産だという発想が無かった日本らしいといえば日本らしいのですが、これからは景観に対する意識も変わるでしょう。
御所まちには大きな造り酒屋さんがあるのですが、玄関には立派な杉玉がぶら下げられてありました。
この杉玉は新酒ができたことの合図として、酒蔵の軒下にかけるものなんですよ。
ですので、杉玉がまだ緑色だと新酒が出来て間もないということですね。
ワタクシは古い町並みが好きなのですが、観光用に作られた町並みには興味がありません。
そこに人が暮らし、人々の営みが感じられる古い町並みが好きなんですよ。
「おはようございます」…当たり前のように交わすその挨拶が、ワタクシにはとても嬉しいのです。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
電柱や電線が町の景観を損ねているのは事実ですが、それ以上にひどいのが無秩序な看板だと思うんですよ。
看板というのは「目立ってなんぼや」という感じのものが多く、派手な色彩、でかい文字…そういう看板が氾濫しています。
電柱以上に「なんとかならないものか」と思うのですが、どうにもならないのですかねぇ。
写真日記ランキングへ
ランキングに参加しています。励みになるので、愛犬の紋を「ポチッ」と押してやってください
わが家にある古い京都の地図は、上が東になっています。
その地図は横位置の形なのでそうなったのでしょう。
ポチ♪
そうか、太陽の位置か。
私は方向音痴なので
お店に入ってでただけで
どっちから来たかわからなくなります^^;;
チョット出掛けたら歩けない位の風でした
今日は男性料理教室の忘年会です
楽しんできますね
ポチ(*^^*)
木でできた壁
子供の頃に住んでた場所この木の壁の家が沢山あったな。
応援ポチ!
看板に訴求力を感じます
海外旅行をあまりしない私は、ウィーンで
ちっとも看板力を感じず、改めて日本語の凄さを感じました
おっしゃるとおり大阪の看板は下品だと思います
ザルツブルクで撮影しようとしたとき、
電線の多さにがっかりしました
>迷いたくても迷えないですよね
なんて私が生涯使ったことない、これからも絶対使わない言葉です(^^ゞ
本当に観光の為に作られた区域ってあり、
何処も同じような作りで、同じようなお店が並び
ちょっとがっかりします。
そうそう、看板でなく張り紙ですが、
よく通る道で、しかも信号待ちの角にある、見るからに
古い雑貨屋さんの店先にある手描きの張り紙。。。
(便所紙あります)
いつも見てしまい、クスッと笑ってしまいます。
お店にしっくりとなじんでいるのも可笑しい。。。
その土地に暮らす人たちの
温かさを感じながらの散策
そんな時間も癒されることでしょう(*^。^*)
☆~
杉玉は新酒ができたことの合図なんて洒落ていますね
自転車にのったおばさんがとても良い感じをかもしだしています
応援ポチ!
確かに景観を損ねていますね。
電柱の似合う街並みなんて、ないだろうし。。
我が家のほうでは、メイン通りだけ電柱がありません。
我が家の庭の隅に立っています。
わずかな借地料をいただいていますが、地下にもぐっていただけたら
ありがたいです。
応援シマス♪
風情があります。
好きですね、こういう町並み。