旅の終わり-奈良県十津川村：十津川温泉

Totsukawa Hot Spa, Totsukawa Village, Nara Pref.

さてさて、熊野本宮大社の参拝を終え、再び奈良交通のバスに乗ったワタクシ達は、和歌山県から奈良県に入り、
十津川村で2度目の途中下車をしました。


十津川村は、奈良県の最南端に位置する村で、日本で一番大きな面積を持つ村なんです。
村内に鉄道は無く、バスだけが唯一の公共交通機関なのです。


二津野ダムのダム湖も台風の影響で水量が多く、水は泥色に濁っていました。
元々日本でも有数の降水量が多い地域なのですが、台風で相当な雨が降ったようですね。


この日（8月19日）は猛暑でした。そして、湿度がすごく高かったのです。少し歩くだけで汗が流れてきます。
となれば、汗を流してサッパリしたいですな。


バス停から少し歩けば十津川温泉がありまして、ワタクシ達はここでゆっくり温泉を楽しもうと思い、途中下車をしたんです。
「庵の湯」という公衆浴場があり、ここで汗を流すことにしました。


まだ時刻は10時20分。お風呂に入るのはワタクシ達だけでした。ゆっくりとお風呂を楽しみ、お風呂を終えた後は
少し早い昼食を食べ（もちろんビールも飲み）、12時33分発のバスに乗ります。
あとは大和八木まで約4時間のバスの旅です。


長時間のバスですので、途中で休憩を取るのですが、ここは谷瀬の吊り橋です。
川面からの高さ54メートル、長さ297.7メートル。1954年に架橋されました。
完成時より日本一長い歩道吊橋だったのですが、1994年に茨城県の竜神大吊橋が完成したことで日本一の座を譲りました。
ワタクシ、以前この橋に来たときに、おっかなびっくりヘッピリ腰で橋の真ん中くらいまで行ったところ、
地元の中学生が自転車で走って行き、地元のオッチャンが原付に乗って走っていくのにビックリしました。
なお、自転車やオートバイなどによる渡橋は、地元の住民や郵便配達員などを除いて禁止されており、
一般の観光来訪者は徒歩での通行のみとなっています。


16時24分、バスは大和八木に到着しました。2泊3日の「青春18きっぷの旅」はこれで終わりです。
昨年は青春18きっぷを使って、岡山県から鳥取県の旅を楽しみました。今年は三重県から和歌山県の旅となりましたが、
来年も青春18きっぷを使って、どこか遠くを旅したいものです。


この後は近鉄電車に乗って地元に戻り、地元の駅前の居酒屋で旅を締め括ったのでありました。


PS.我らが阪神タイガースが18年ぶりにセリーグ優勝を成し遂げました。泣きました。号泣しました。嗚咽しました。
弱くとも、勝てなくとも、「負け虎」「PL学園より弱いんちゃうか」「暗黒のトラ」などと、どんな誹謗中傷を受けようとも、
ワタクシはこのチームを愛してきてよかった。幸せです。

使用したカメラ：9枚目はiphone11。他は全てFUJIFILM X-T30


青春18きっぷは各駅停車しか乗れませんが、乗り放題の切符なので、どこで下車してどこを散策し、
どこを宿泊地にするのかを全て自分で決めることが出来るので、私のような旅のスタイルにはピッタリの切符です。
ただ、ローカル線は列車の本数が少ないので、なかなか計画を立てるのには頭を使うんですよ。


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