Old Yuasa Station Building, Yuasa Town, Wakayama Pref.
さてさて、湯浅町の散策を終えてワタクシ達はJR紀勢本線湯浅駅へと戻ってきました。
先日のブログに書きましたが、湯浅駅の駅舎は新しいモダンな駅舎に変わっていました。
しかし、かつての古い駅舎は解体されることなく、新たな役割へと生まれ変わっていたんです。
1927年、国鉄紀勢線が紀伊湯浅駅まで延伸した際に誕生した駅舎です。国鉄がJRに変わり、年号が令和になった2019年までの100年近く、
建築当初の姿を残しつつ、湯浅の玄関口の役割を担ってきました。駅の機能は北隣の「湯浅 えき蔵」に移転。
旧駅舎は残され、21年に湯浅町が「歴史的風致形成建造物」に指定しました。観光客や地域住民の交流の場として復活させ、
新たなにぎわいを創出する目的で改修工事を開始して2023年5月にリニューアルオープンしたんです。
ちょうど春の選抜高校野球が開催されている時でした。湯浅町にある県立耐久高校が創設119年にして初出場を達成したんですね。
他県からの野球留学生を集めた私立高校が席巻する甲子園に、地元の子ども達だけの県立高校が出場することは快挙です。
ワタクシは甲子園ではいつも公立高校を応援していますが、かつての池田高校や箕島高校のように県立高校が優勝することは、
今の時代ではもう不可能でしょうね。
ここはかつての待合室ですね。開業当時を模した窓枠、レトロな照明器具、ベンチなど、昭和の雰囲気がたっぷり。
思わず「これはええなぁ」「こんな風にリニューアルしたんや。すごいなぁ」と声を出してしまいました。
かつての駅員室は食堂に生まれ変わっていました。食堂の開店時間まで少し時間があったのですが、
ワタクシ達は「せっかくやからここで食べようや」ということを即断即決。
開店時間までの間、ゆっくりと旧駅舎を見て回ることにしました。
食堂では竈門で炊いたお米でおにぎりを作っており、そのおにぎりは待合室の売店でも販売されていました。
このおにぎり、かなりの人気のようで、お客さんが次々に来ていましたわ。
旧駅舎内では湯浅の物産が数多く販売されていました。この駅舎が湯浅の活性化につながればいいなぁ。
ワタクシは鉄道を好きなことはブログに何度も書いてきたのですが、50代の頃から特に「駅」に心惹かれるようになりました。
見ているだけで心癒されるレトロな駅、目の前に海が広がる絶景の駅、次々と列車がやって来る大都市の駅、
旅情をかき立てられる終着駅…心に残る駅はたくさんありますが、まだまだ訪れてみたい駅もいっぱいあります。
この旧駅舎に多くの観光客がやって来ることを、そして地域住民の憩いの場になることを心から願います。
使用したカメラ:2〜4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
使われなくなった駅舎、廃校になった校舎、役目を終えた役場や郵便局…そういった建物を日本各地で見てきました。
かつては多くの人で賑わった場所が、その役目を終えて朽ちていく姿には寂寞感を感じます。
ただ、この旧湯浅駅舎のような再利用が大きな成功をおさめれば、他の自治体にも影響を与えるんじゃないかと思うんですよ。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
にほんブログ村
さてさて、湯浅町の散策を終えてワタクシ達はJR紀勢本線湯浅駅へと戻ってきました。
先日のブログに書きましたが、湯浅駅の駅舎は新しいモダンな駅舎に変わっていました。
しかし、かつての古い駅舎は解体されることなく、新たな役割へと生まれ変わっていたんです。
1927年、国鉄紀勢線が紀伊湯浅駅まで延伸した際に誕生した駅舎です。国鉄がJRに変わり、年号が令和になった2019年までの100年近く、
建築当初の姿を残しつつ、湯浅の玄関口の役割を担ってきました。駅の機能は北隣の「湯浅 えき蔵」に移転。
旧駅舎は残され、21年に湯浅町が「歴史的風致形成建造物」に指定しました。観光客や地域住民の交流の場として復活させ、
新たなにぎわいを創出する目的で改修工事を開始して2023年5月にリニューアルオープンしたんです。
ちょうど春の選抜高校野球が開催されている時でした。湯浅町にある県立耐久高校が創設119年にして初出場を達成したんですね。
他県からの野球留学生を集めた私立高校が席巻する甲子園に、地元の子ども達だけの県立高校が出場することは快挙です。
ワタクシは甲子園ではいつも公立高校を応援していますが、かつての池田高校や箕島高校のように県立高校が優勝することは、
今の時代ではもう不可能でしょうね。
ここはかつての待合室ですね。開業当時を模した窓枠、レトロな照明器具、ベンチなど、昭和の雰囲気がたっぷり。
思わず「これはええなぁ」「こんな風にリニューアルしたんや。すごいなぁ」と声を出してしまいました。
かつての駅員室は食堂に生まれ変わっていました。食堂の開店時間まで少し時間があったのですが、
ワタクシ達は「せっかくやからここで食べようや」ということを即断即決。
開店時間までの間、ゆっくりと旧駅舎を見て回ることにしました。
食堂では竈門で炊いたお米でおにぎりを作っており、そのおにぎりは待合室の売店でも販売されていました。
このおにぎり、かなりの人気のようで、お客さんが次々に来ていましたわ。
旧駅舎内では湯浅の物産が数多く販売されていました。この駅舎が湯浅の活性化につながればいいなぁ。
ワタクシは鉄道を好きなことはブログに何度も書いてきたのですが、50代の頃から特に「駅」に心惹かれるようになりました。
見ているだけで心癒されるレトロな駅、目の前に海が広がる絶景の駅、次々と列車がやって来る大都市の駅、
旅情をかき立てられる終着駅…心に残る駅はたくさんありますが、まだまだ訪れてみたい駅もいっぱいあります。
この旧駅舎に多くの観光客がやって来ることを、そして地域住民の憩いの場になることを心から願います。
使用したカメラ:2〜4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
使われなくなった駅舎、廃校になった校舎、役目を終えた役場や郵便局…そういった建物を日本各地で見てきました。
かつては多くの人で賑わった場所が、その役目を終えて朽ちていく姿には寂寞感を感じます。
ただ、この旧湯浅駅舎のような再利用が大きな成功をおさめれば、他の自治体にも影響を与えるんじゃないかと思うんですよ。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
にほんブログ村
旧駅舎の食堂のおむすび、
美味しそうなものばかりですね。
えび天むすびを食べてみたいです。
JR奈良駅もこのような形で保存
されていました。
旧駅舎が取り壊されることなく
「観光客や地域住民の交流の場として復活」
外観も内部もレトロな感じがとても素敵です
竈門で炊いたご飯は、美味しかったことでしょう
いのしししぐれ?珍しいものが色々ですね
金山寺味噌が食べたいです
古い駅舎が解体される事なく、新たな
役割を。
おむすびも、美味しそうです。
駅って、いいですよね。
旧湯浅駅のように、リノベーションして
残して欲しいですね。
凸
おにぎりもちょっと買って食べたくなりそうな雰囲気~
かつての役割を終え、壊されるのでなく、新しい形に生まれ変わる。リノベーションは素晴らしいことですね❗
こちらのおにぎりは、種類豊富なこと😵
家で作るのは、ワンパターンになってしまっているので、参考になりますわ😃
素敵だなぁ!よっちんさんの駅舎写真、本当に良いです♪ここで、おむすび買って食べたいなぁ🍙🍙
近かったら行ってみたいです
鉄道の旅が少なくなっています
駅を見たくなりました
おにぎりがすごくおいしそうですね
写真を通して頑張ってる姿が想像できます。
努力と工夫が素晴らしいです。
今日は東京ビッグサイトでセブンのこれから発売される新商品の試食をしてきます
ぽち
見ていて、癒されます。
昭和の名残がいっぱいつまっています。
近かったら、毎日、ここでランチをしたいです。笑
「終着駅、鉄道員、駅」
映画のタイトルです。駅は別れと出会いの場所ですから、忘れられない場所になるのかもしれませんねー。