昼下がりの駅舎-滋賀県日野町：近江鉄道 日野駅

Hino Station, Hino Town, Shiga Pref.

さてさて、滋賀県日野町を訪ねて「日野ひな祭り紀行」をワタクシ達は満喫いたしました。


名残惜しい日野の町並みですが、ぜひとも5月3日の日野祭の日には再訪したいものです。
ワタクシ達は日野の古い町並みを後にいたしました。


日野の町はずれに近江鉄道の日野駅がありまして、ワタクシ、この駅が大好きなのでちょっと立ち寄ることにいたしました。


滋賀県のローカル私鉄である近江鉄道には、趣のある古い駅舎が残っている駅がけっこうあるんですよ。
この日野駅も何度か紹介いたしましたが、日野駅以外にも新八日市駅、鳥居本駅などを紹介いたしました。


明治33年に造られた駅舎が今も使われている日野駅は、昼下がりののんびりした時間帯でありました。
利用客の大半は通学の高校生と通勤客でしょうから、朝夕を除くと駅は閑散としているのでしょうね。


「あれっ」と思ったのは以前(一年半ほど前ですが)に来た時には、駅員さんがいたんですよ。
今回は無人駅になっておりました。やっぱり人員削減、合理化が進んでいるのでしょうね。


ワタクシの同行者である二人は、鉄道好きというわけではありません。ただ、日野駅の駅舎の古さには興味が湧いたようで、
「よくこんなのが残ってたなぁ」「昔の国鉄ってこんなんやったよなぁ」と感心してくれておりました。よかったよかった。


近江鉄道の素晴らしい企業努力の一つに、サイクルトレインの運行というのがあるんですよ。
平日の９時～１６時、土日祝日には終日、持ち込み料無料（運賃のみ）で自転車を持ち込むことができるんです。


ヨーロッパなどでは当たり前の取り組みですが、日本でも広まってほしいなぁと思うんですよね。
通学や通勤にも役に立つし、サイクリングのエリアも広がりますしね。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


最近は旅行に行くときに、なにせ公共交通機関がほとんど無い、あっても数時間に一本しかバスが来ないような場所に行くことが多いので
車を利用することが多くなりました。以前は列車を使う旅が多く、地方の駅などでは次の列車を一時間以上待つのもざらでした。
待つのが嫌いな私なのに、駅で列車を待つのは少しも苦にならないのはどうしてなのか、いまだにわかりません。


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