Iba, Higashi Omi City, Shiga Pref.
さてさて、9月14日のことなのですが、相変わらず残暑が厳しく大阪は猛暑日になっていました。
三連休の初日だったこの日、ワタクシは滋賀県へと車で向かいました。
ワタクシが着いたのは東近江市にある伊庭(いば)という町です。コミュニティセンターの駐車場に車を停めて散策に向かいます。
地元の方がおられて「車はここに停めてくれていいですよ。地図があるので持っていってくださいね」と言ってくれました。
滋賀の方って心優しい人が多いように思います。
伊庭は湖東平野に残る水郷集落のひとつです。
その歴史は古く、保元元年(1156年)に源為義が崇徳上皇からこの地を賜った…という記録が確認されているそうです。
集落の中には伊庭川から引かれた水路が縦横に巡り、水路は内湖(伊庭内湖)と繋がっています。
ワタクシ、以前から伊庭の町を訪れてみたいと思っていたんですよ。
かつて伊庭の集落には水路が縦横に張り巡らされ、明治時代には集落内の400を超える家々の敷地のほとんどが水路に接し、
一軒に一艘の舟を所有していて、昭和30年代まで水路を往来し伊庭内湖とつながっていました。
現在も水路が残っていますが、モータリゼーションによって車が普及したために、
水路の幅の半分くらいが埋め立てられて道路が造られたんです。
今は舟(こちらでは田舟と呼びます)で水路を行き来するという光景は見られないようですね。
水路には鯉がたくさん棲んでいました。観光地じゃないんで、観光客が餌を与えることも無いのでしょう。
津和野などに比べて鯉はさほど太っていませんでした。
この水路なのですが、初夏にはホタルが飛び交う様子を見ることが出来るそうです。いい眺めでしょうね。
ではでは、伊庭内湖の方に歩いて行くとしましょうか。内湖とは、琵琶湖と何らかの形で接続している湖沼のことです。
内湖の多くが戦前に干拓されていったのですが、伊庭内湖は今も残る貴重な内湖なんです。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
美しい水郷の風景が広がる伊庭地区は、2018年国の重要文化的景観に選定されました。
そのせいもあるのか、最近は集落の見学に来たり、私のように写真撮影に来る人も少しずつ増えているようです。
この日は初めての訪問でしたが、季節を変えてまた訪れたいと思う素敵な町でした。
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さてさて、9月14日のことなのですが、相変わらず残暑が厳しく大阪は猛暑日になっていました。
三連休の初日だったこの日、ワタクシは滋賀県へと車で向かいました。
ワタクシが着いたのは東近江市にある伊庭(いば)という町です。コミュニティセンターの駐車場に車を停めて散策に向かいます。
地元の方がおられて「車はここに停めてくれていいですよ。地図があるので持っていってくださいね」と言ってくれました。
滋賀の方って心優しい人が多いように思います。
伊庭は湖東平野に残る水郷集落のひとつです。
その歴史は古く、保元元年(1156年)に源為義が崇徳上皇からこの地を賜った…という記録が確認されているそうです。
集落の中には伊庭川から引かれた水路が縦横に巡り、水路は内湖(伊庭内湖)と繋がっています。
ワタクシ、以前から伊庭の町を訪れてみたいと思っていたんですよ。
かつて伊庭の集落には水路が縦横に張り巡らされ、明治時代には集落内の400を超える家々の敷地のほとんどが水路に接し、
一軒に一艘の舟を所有していて、昭和30年代まで水路を往来し伊庭内湖とつながっていました。
現在も水路が残っていますが、モータリゼーションによって車が普及したために、
水路の幅の半分くらいが埋め立てられて道路が造られたんです。
今は舟(こちらでは田舟と呼びます)で水路を行き来するという光景は見られないようですね。
水路には鯉がたくさん棲んでいました。観光地じゃないんで、観光客が餌を与えることも無いのでしょう。
津和野などに比べて鯉はさほど太っていませんでした。
この水路なのですが、初夏にはホタルが飛び交う様子を見ることが出来るそうです。いい眺めでしょうね。
ではでは、伊庭内湖の方に歩いて行くとしましょうか。内湖とは、琵琶湖と何らかの形で接続している湖沼のことです。
内湖の多くが戦前に干拓されていったのですが、伊庭内湖は今も残る貴重な内湖なんです。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
美しい水郷の風景が広がる伊庭地区は、2018年国の重要文化的景観に選定されました。
そのせいもあるのか、最近は集落の見学に来たり、私のように写真撮影に来る人も少しずつ増えているようです。
この日は初めての訪問でしたが、季節を変えてまた訪れたいと思う素敵な町でした。
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琵琶湖と接した水のある生活はとても理にかなっているように思いました。それにしても琵琶湖があまりにも大きすぎて、その生い立ちや形成過程にとても興味があります。
時間がなくなってきたのでまたお邪魔します
ここは水路を使って行き交う町だった
のですね。
昔ながらの町ですね〜凸
家の傍に水路があるっていいですね
水も綺麗で鯉もたくさん(^^)v
子供の頃は田舎でも
鍋や野菜、洗濯物などに
家の前に水路がありましたけど
何時の間にか無くなりました
蛍が見れるって、今どき珍しく珍しくなりましたね
ここは知りませんでしたが今住んでいる旧の地域ではやはりこうした水が流れています
今はこの水を使う事はないのでしょうね
ルビが無いと、読めません(苦笑)
滋賀県の方は、優しい方が多いのね。
県民性なのかな?
源為義時代からの、水郷集落。
以前は、各家庭で舟を所有して、水路を
行き来してたんですね。
2枚目の写真の舟は、その名残ですかね。
続きも楽しみです。
凸
西の湖もあって参考になりました。
こうして
お写真を見せてもらいながら
いろいろ紹介してもらえることが嬉しいです☆彡
重要文化的景観に選定されていたのは
はじめて知りました。
またゆっくり訪ねてみたいです。
東の方はよく知りませんが、実家の近くにも
針江 生水の郷があり、身近過ぎて行かないんですが今度行ってみようかとも・・・
家の中に水路が繋がって野菜を冷やしたり鯉が泳いでたりという光景は癒されます~