ここでは何度もお話していることなのですが
東洋医学的な側面ではなく
遺伝子学的にもこのような研究をされていることがわかり
嬉しくなってしまいましたのでアップします。
心と遺伝子研究会 http://www.bbweb-arena.com/users/e-kokoro/index.html
この中で糖尿病の患者さんに退屈な講義と漫才を聞いてもらって
その後の血糖値を測るという実験がされたようなのですが
断然楽しく笑っていた患者群のほうが血糖値が下がって
いたというのですね。こちらの研究会では心と遺伝子という
視点で『笑い』を捉えて研究されていたのですが
まさしく東洋医学でいうところの『氣』と共通していると思います。
東洋医学では『笑い』は『心(しん)』を養うとされており
ここでいう『心』とは心臓ということを意味しています。
この『心』は『神気』(しんき)にも通ずるとされていて
この『神気』は喜びにつながっていると解釈されているのです。
もっと詳しくお知りになりたい方はこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD%E4%BA%94%E8%A1%8C
ここでは省略させていただきますね。
楽しいからとか可笑しいから笑うということも当然なのですが
笑うことによって楽しくなるということがありますが
これが『神気』の仕業だったりするわけですね。
またまたお話が長くなってしまうのですがよく
〈精神のバランス〉などという表現をしますが
この『精』はいつものお話に出てくる臍下丹田のことで
『神』は先ほどの心を指しています。ですからこの両者の
バランスをとることによって健康につなげていくという
とらえ方を東洋医学ではしています。
『治らない』とか『痛くなるかもしれない』とかいう気持ちは
ますます症状を悪化させてしまうことになります。
まさしく『病は氣から』なのですね。気持ちがふさいでしまうことも
時として仕方がありませんが、上手に切り替えて気のバランスを
ご自身でも調整なさって病気も逃げていってしまうような
心で過ごせると一番ですね。