松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

海老名市情報公開審査会から、諮問についての答申がありました

2020年08月21日 | 日記

 海老名市長が令和2年1月31日付けで行った行政文書非公開決定に対する審査請求について、審査請求人(松本春男)が令和2年3月6日付けで提起した処分庁海老名市長による令和2年1月31日付け行政文書非公開決定に関する処分に関する審査請求の答申が令和2年8月19日にありました。
 審査会の結論要旨は、公開請求に係る文書の不存在を理由として非公開とした決定は妥当であり、本件審査請求は棄却とするのが妥当である。
 審査請求の理由は、①実施機関が、高座清掃施設組合職員から違反を行った事実の報告を受けたにもかかわらず、記録を残さないことは理解できない。②実施機関から文書が存在すると思われる表現での示唆があった。
 審査会への職員の弁明では、本件メモは、実施機関の職員が所有するノートに窓口対応日と思われる「●/●」、来庁者の所属及び名前と思われる「●●●●さん等」並びに来庁要件と思われる「●●●」の3文字が書かれているに過ぎず、具体的な内容の記述が一切見当たらないものである。このことから、本件メモ、実施機関の職員が単独で作成した文書であって、専ら自己の執務の便宜のためにのみ利用し、組織としての利用を予定していないものと認められる。

 付記、・・・ 当審査会は、情報公開制度がかかる目的に資するために行政文書が適時かつ適切に作成され、管理されることの重要性について改めて認識され、適正に実施されることを要望する。また、当審査会は、本件メモは条例上の行政文書には該当しないと判断したものの、情報公開条例第28条に「実施機関は、この条例の目的を達成するため、必要な情報を市民に積極的に提供するよう努めなければならない」とあり、可能な限り請求者の請求の趣旨に沿った運用に努めるべきであると考える。
 上記の文書は松本が要約した文書です。審査会からの文書は写真で掲載しています。