圏央道県内区間はどうなるの?というコメントがありました。
わかる範囲で答えたいと思います。
現在、県内区間つくばジャンクションから阿見東ICまでは開通しており、その先、稲敷区間も開通にむけ、工事中です。これは、常総国道事務所といって、境ICから県内東の区間を統括する国道事務所です。また反対に境ICから西の区間つまり埼玉県内は北首都行動事務所の管轄となります。つまり現在工事中の川島ICから境ICまではこの事務所の管轄となります。
簡単に言うと境町は両側から進んでくるので、最後になるという状況です。ちなみに今年度秋ごろから、利根川にかかる橋梁の工事に入る予定です。現在も用地買収関係のかたからは、平成24年が完成目標であり、平成25年には間違いなく走れるということを話しているようです。
圏央道目標宣言プロジェクト
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/topics/3roundroad.htm
質問の中に暫定税率と道路特定財源の話がございました。今週末の山口補選が鍵となることはご承知のとおりですが、圏央道および境町区間の取り付け道路、つまりICが設置される国道の予算も国・県の負担が大きいといわざるを得ません。橋本茨城知事は道路財源がなくなった場合、圏央道の完成は大変遅れるだろうと予測をしております。もし一般財源化されたとしても、自治体としては助かるが、こういった道路にお金をまわせるか非常に厳しい自治体運営の中では、不透明であるといわざるをえないのではないでしょうか。
実際、揮発油税の暫定税率の法案が再議決できない場合には、自治体には混乱が生じると思います。境町でも1億2千万円(72億円の予算のうち)もの予算がなくなるのですから。