「高校生が希望しない職業」
○政治家:あんな汚い世界いやだね(北海道・女子、大短)
○政治家:政界にあまり興味がないから(大阪・男子、大短)
○政治とか見ていると、本当に嫌な社会だと思うから(静岡・女子、就職)
リクルートや全国高等学校PTA連合会などが高校生とその保護者を対象にしたアンケート調査『高校生と保護者の進路に関する意識調査2007』
を見ると、その中に、『希望する職業』と『希望しない職業』という調査結果が載っている。
『希望する職業』では、全体では「公務員」「看護士」「教師」が上位を占めている。男子では「製造・加工・組立などのモノづく」「技術者・研究者」女子では「保育士・幼稚園教」が上位だった。
逆に、『希望しない職業』では、男子では「フリーター」「教師」「政治家」が上位に。男子も女子にも共通して『希望しない職業』の上位に入ってきているのが、「政治家」だ。
現に政治をしている自分としては、これからの未来を担う若者に政治という職業に夢を抱いてもらっていないことはとても寂しいこと。
でも、それも当然かと思え。
いつまでたっても絶えない、政治汚職のニュース。
実態が見えてきたからこそわかってきた、政治が経済的にも大変な仕事だという事実。いまだに政治家の平均年齢が高く、若い人の参入が難しい現実。
そして何よりも、「かっこいい」というイメージがない。
高校生に目指す人はと聞くと「イチロー」
○イチロー:考えがすばらしいから(福岡・男子、大短)
どんな職業にも、カリスマ的な、かっこいい存在がいる。
だけど、政治の世界だけには、「かっこいい」人はいないのかも。
だからこそ、僕がなってやろう、って。少しでも、若い人たちに憧れてもらったり、「政治家」ってかっこいいじゃん、って思ってもらえたり、とにかく、政治という職業に夢を持ってもらいたい。
それが、僕の政治家としての一つの大きな仕事だと思っています。
しがらみや、利権、そんなの関係なく、未来のためにがんばる!だから政治は魅力的だということを最近忘れていた気がします。
『初心わするべからず』初心に立ち返り、政治に夢や希望を追及していきたいと思います。