国会議員の世襲制限について

自民党は２１日午前、党改革実行本部（武部勤本部長）の会合を党本部で開き、「世襲」候補の立候補制限を次の衆院選から導入する方針を決めた。
引退する議員の親族が同一選挙区から連続して出馬することを禁止する方向で調整している。
民主党は、国会議員の世襲制限に関して、「現職の３親等以内の親族が同一選挙区から引き続いて立候補すること」を党として禁止する方針。
世襲制限については、賛否両論あると思いますが、若手の政治を志す人にとっては、選挙が中選挙区制から小選挙区制にかわり、所属政党がなく、無所属で立候補する場合、世襲候補に対し、当選が難しくなったという観がします。そういった意味では、国政への立候補の機会が増えていくのではと思います。ただ、世襲制限よりも、国会議員の定年制の導入や議員数の削減のほうが国民は望んでいるのではないかと思います。