スマホケース。
日本はすごい個性的。
ちょっと不思議だなと思うことが。
昔の携帯に比べると、画面が大きいものから小さいものまで様々なラインナップがあるなと。
これらの画面サイズの大小に関係なくメーカーが追求している共通点があって、それは
「軽量化」と「薄型化」
シリーズ最軽量とか世界最薄とかっていうフレーズをよく耳にする。そして購入するときはちゃっかりそのキャッチに左右される訳で笑
端末を作るメーカー側は、その軽さや薄さを極限まで追求して製品開発に没頭している。
軽量・薄型を両立させるため、バッテリー、ディスプレイ、スピーカー、CPU、ボタンなどその他全ての構造部品を最適化している。毎日技術者が切磋琢磨して小型化最適化を考えて開発する。
スマホの場合は、電池持ちが悪いというか、すぐに充電がなくなる。バッテリーをもう一つ持つか、充電器を常に持ち歩くかしないと落ち着かない。昔はそんなもの持たずにいられたけれど。
そうはいっても、バッテリーを長寿命にしたいがために大きいバッテリーにしたら厚さも重さも増すし、かえって小さいバッテリーにしたら今度は電池持ちが悪くなる。
こういったデメリットをいかに解消するか、性能も進化させつつ本体も軽量化・薄型化しなければ新しい端末にはなり得ない。
最新機種というのは、各メーカー培ってきた技術を駆使して完成させた最高の「スマホ」である。
このように、各メーカーごとに最新の技術が製品として世に出されていくが、それと真逆かなと思えるのがこのスマホケース。
簡単なものから個性的なものまであって、ある意味その人のアイデンティティを出すツールとしてある。ある意味表札をもって歩いているのか。話せる名刺っていった方がいいのか。
スマホケースをつけることは、重さだけでなく、分厚くなるといったことになり、メーカーがこぞって開発研究してきたことと逆行する。
たくさんの種類のカバーが発売されているということは、それだけニーズもあるということだ。
結局のところ軽さってユーザーにとってはどうでもいいことなのかもしれない。
軽さも薄さも必要ではあるけれど、個性が演出できるのであればそれは重くったって分厚かったっていいんだと。
スマホを保護するためのカバー。
各メーカーは落としても壊れない・傷つかないスマホを開発する方が私は一番嬉しいが、各個性を演出するためのスマホを開発した方がいいのかもしれない。