Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

年末年始休業のお知らせ

2020年12月30日 | その他
年末年始の休業のお知らせ

 2020年12月30日から2021年1月3日まで休ませていただきます。1月4、5日は夕方以降しかいない場合があります。
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 今年はコロナ禍な一年ということで大変な年でした。
 弊社の業務にも大きな影響があり、新型コロナが蔓延し始めてからは、年頭から予定していた雑誌や書籍のデザインや編集の業務が出版各社の都合で激減、延期、未定、中止と相次ぎ、なかなかトータルの予定が立てられず、その影響でソフビの製作販売がスケジュールを立てられず、ペースも減ってしまいました。
 収入激減で会社運営そのものも年内持つのかと思うほどでした。今もその不安はないわけではありません。
 来年は少しでも早く元の業務ペースに戻れることを祈りつつ、少なからずともその努力は続けたいと思います。

 今年は書籍では「ゴジラvsキングギドラ コンプリーション」「ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル」を担当させていただき、なんとか無事に発売されました。来年もいくつか予定している書籍のお話をいただいていますので、ひとつひとつ魂を込めて皆さんに喜んでいただけるようがんばりたいと思います。
 ソフビではイベント販売をまだ検討している段階なので、スケジュールを立てるのは難しいのですが、まずは前回すぐに完売してまだご希望される方が多いと思われる「大戦争ゴジラ ターコイズブルー」の再販から進めたいと思っております。
 その他の業務も含めて、まだまだコロナ禍が続くようですので、なかなか思うようなペースでは業務を進めることが難しそうですが、ふんばって乗り越えたいと思います。

 個人的に喪中につき新年のご挨拶は遠慮させていただきます。
 ご心配、ご配慮くださった方々には御礼申し上げます。

 今年一年も多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。みなさまにとっても良い一年になりますように。



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書籍の感想をいただくこと

2020年12月29日 | 代表羽沢のG雑感
書籍の感想をいただくこと



 今月半ば、別件取材で東宝スタジオにいたのですが、久しぶりに『夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』のスタッフをされていた何人かの方々とお会いする機会がありました。

 以前にもお知らせしたことがありますが、『夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』(2019年)は現在福島県須賀川市にある円谷英二ミュージアムで常設上映されている特別映像です。ゴジラ映画に関わられた方々の多くがスタッフとして参加され、ホビージャパンから発売の書籍『円谷英二ミュージアム特別映像 夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』の編集スタッフとして私も撮影現場に数日お邪魔させていただきました。
 映像完成後に何人かのスタッフの方には、書籍取材だったり別件などで個別にお会いしていましたが、撮影時以来の再会の方もいらっしゃいました。

 雑談の中で『夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』の話も出てきます。皆さんから書籍の感想もいただき、喜んでくださっていたのがとても嬉しかったです。
 書籍ではインタビューに答えてくださった方や資料協力してくださった方には、出版サイドから見本誌が送られるのですが、現場の助手の方々など、その他の方には送られることはありません。でもそういった方々も個人で購入してくださっていて、楽しく読まれたそうです。
 インタビューにご協力いただいた方の中には、見本誌の他に個人でも数冊購入された方もいて、ご家族などにプレゼントされた方もおられました。
 ミニチュアを使用したスーツメーションでのゴジラ映像はもうないかもしれない……映像製作のスタッフの方々のそういう思いは、我々も当時の取材をして感じていましたし、我々自身も同様の思いで書籍に残しておきたいという気持ちもありましたから、ある意味同じ思いを共有していたと勝手に考えておりました。書籍をご覧になって、そういう我々の気持ちも汲み取っていただいていたのかも、とも思ったりしました。
 いずれにしても、取材して本になって、こういった形で現場のスタッフの方々に書籍を喜んでいただいていたのが本当に嬉しかった時間でした。

 これまでたくさんゴジラ関連の本に関わらせていただき、ゴジラファンの皆さんからの嬉しい感想をお聞きするのも大変幸せなのですが、撮影現場におられた方々からもお褒めをいただくのは「本を作って良かった」と格別の思いがあります。
 もちろんこれまでも各書籍で監督さんやスタッフの方々からお褒めをいただいたことがあり、その都度嬉しい思いをしてきましたが、『夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』ではガッツリ現場で取材していたこともあり、感慨深いものがあります。
 これからもゴジラファンの皆さんはもちろん、作品に関わられたスタッフの方々にも喜んでいただけるものを作らなきゃとまた改めて思いました。

 直近では、先日お知らせした『ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル』が発売されました。
 まだ実物大ゴジラの製作に関わられた方々や、現地でしか観られないアトラクション映像に関わられた方々から、この書籍の感想を聞く機会がないので不安なところがありますが、喜んでいただけていればいいなぁと思うばかりです。

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ゴジラおせち2021

2020年12月28日 | ニュース




ゴジラおせち2021

 デアゴスティーニジャパンから発売された「ゴジラおせち2021」の桐箱のデザインとイラストを担当しました。


▲写真はサンプルです。

 11月2日の記事でお知らせしたデアゴスティーニジャパンから発売された「ゴジラおせち2021」。すでに予約は終了しているので今からではお求めは間に合いませんが、報告をするのを忘れていました。
 セットのロゴ、桐箱のデザイン、その中で描かれたイラストを担当しました。もっと早くにお知らせしようと思っていたのですが、いろいろあったり忘れたりして(これらの作業をしたのが夏だったのです)今頃になってしまいました(すみません)。

 描いたイラストは第一作『ゴジラ』の、いわば初代ゴジラです。一見写真のシルエット風ですが、それをイメージさせるようなものを描きました。本当は「写真?」ともっと思わせるようにと思っていたのですが、いろいろ紆余曲折があって(聞かないで……笑)このようになりました。
 ご注文された方にはぜひ、お召しになられた後には箱を捨てないでほしいなぁなんて思ったりします。収納などの何かのお役に立てれば嬉しいです。

 次からはもっと早くこういうことは報告します(反省)。

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松坂屋と有楽町ジオラマ

2020年12月27日 | お客様のコーナー


松坂屋と有楽町ジオラマ完成!

 昨日に引き続いて三重県・山口さんのジオラマ作品の紹介です。
 今回も第一作『ゴジラ』(1954年)での名場面、ふたつです。
 まずひとつ目は松坂屋。今はすでにありませんが、映画公開当時は銀座を代表するデパートでしたからデフォルメとはいえ、立体化するのは大変だったかと思います。デフォルメ具合もさすがですね。









 続いては有楽町の代表的なポイントでもあるマリオン(当時の外観)と電車の高架。
 スチール写真でも有名な箇所でもあるので、こちらもマリオンも高架も新規に作られて立体感が強調されて雰囲気バッチリです。
 この場所は84年の『ゴジラ』などでも登場していますから、ゴジラファンには思い入れのあるところです。私も東宝本社が近くなので仕事柄わりと多く通るところですから感慨深いです。









 これまで初代ゴジラ関連で、山口さんは昨日の大戸島、勝鬨橋や和光ビルなどいろいろ作られてきました。
 そのうち銀座有楽町周辺をまとめるとすごい大きさになっちゃうんじゃないかと、嬉しくなる心配をしてしまいます。
 今回も素敵な作品で楽しませていただきありがとうございます。
 またよろしくお願いします!!

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ゴジラ、大戸島に出現!

2020年12月26日 | お客様のコーナー


ゴジラ、大戸島に現る!!



 Gメモリーズセレクションのゴジラに合わせて、デフォルメでジオラマをこれまでたくさん作られている三重県・山口さん。
 今回も「おおっ!」という作品を作られました。

 今回紹介するのは、第一作『ゴジラ』(1954年)のゴジラの出現シーンです。大戸島の山陰から顔を覗かせる有名なシーンですね。
 劇中のような山を作られただけではなく、その裏側にはしっかりと劇中でゴジラの足跡があった浜辺まで作られています。思わずニヤリとしてしまいますね。
 これまでビルや建物が比較的多い山口さんの作品ですが、こういう自然の山や海岸もGメモリーズのゴジラのデフォルメ具合にピッタリでお見事です。
 ありがとうございました!

 だいぶ前に頂いたものでしたが、いろいろあって紹介が遅くなってすみませんでした。
 明日も山口さんの作品を紹介します。











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ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル

2020年12月25日 | ニュース




ゴジラ迎撃作戦
オペレーションマニュアル

本日発売!!



 本日12月25日、かねてから告知をしていた「ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル」が発売されました。弊社で構成、執筆、デザインを担当させていただきました。見どころを詳しくお知らせいたしますので購入の際の参考にしていただければ幸いです。

【見どころ1】
「ゴジラ迎撃作戦」は淡路島ニジゲンノモリ内にある、実物大ゴジラを中心としたゴジラのアトラクション&展示の施設です。実物大のゴジラが作られたのは前代未聞と言っていいほど大きなプロジェクトでもあります。その迫力と巨大さは、現地で直接目にして頂かなくては体感できるものではありません。少しでもそれに近い雰囲気や情報を本書で感じていただければと思い、編集をしました。
 まだ行かれていない方には「ぜひ行ってみたい」、一度行かれた方にも「また行きたい」と思っていただければ嬉しいです。

【見どころ2】
 ニジゲンノモリに鎮座する実物大ゴジラを撮影したさまざまな写真をオフィシャル、撮り下ろしも含めてたっぷり掲載しました。
 現地取材のも含めてたくさんの写真を用意したのですが、その中からかっこいいアングル、珍しい構図のものなどを厳選しました。昼夜それぞれの様子、細部のディテールや迫力あるゴジラの大きさを感じていただければ幸いです。

【見どころ3】
「ゴジラ迎撃作戦」にはNIGODという組織が設定されています。なぜ淡路島にゴジラなのか? NIGODとはどういう組織で歴史があるのか? そして迎撃作戦の内容は? これらの設定を理解することで、ミッション参加となるアトラクションもより楽しめるはずです。
 NIGODの設定を作る上では、関係者の方々が用意されたたくさんの資料が存在していました。かなり詳細に考えられているのです。非公開だった部分も含めて、これらの資料はすべて目を通させていただき、我々の方で時系列にまとめて読みやすくしたつもりです(たくさんNIGODの勉強をしました…笑)。NIGODの歴史の中には、年号や人名などでゴジラファンにはニヤリとしてしまうネタも!?
 また、ニジゲンノモリさんが宣材用に作られた3種の毎朝新聞も丸ごと掲載しています。

【見どころ4】
 もちろんエリア内の各施設やアトラクションのガイドブック的な役目も果たすべく、現地で徹底的に取材しました。
 実物大ゴジラに超接近できる2種類のジップライン体験(口の中に飛び込む体内監視コースと、ゴジラの側面のすぐ近くを通過する体表監視コース)や、増殖するゴジラ細胞との戦いのゲームである対ゴジラ細胞シューティング、レアなプロップやディオラマが多数展示してある世界初の常設となるゴジラミュージアムなど、各施設や参加できるアトラクションの内容もたっぷりの写真で詳細に紹介。訪れたことのある方でも見落としているポイントがあるかもしれません。

【見どころ5】
 実物大ゴジラがどうやって作られたのか。あれほど巨大なものを作るということは容易なことではありません。関わった方々の人数もかなりのものになります。
 企画・検討段階から完成に至るまで、製作工程の各パートの初出し写真&資料と、関係者の方々への徹底取材でメイキングを初公開!
 各サイズの検討用模型の造形の様子、3Dによるモデリングデータ、実物大の原型、設置や塗装の様子などetc。関係者の方々から頂いた大量の写真や資料の中から(本当は倍のページ数がほしかったぐらいです)、ポイントとなるものをチョイスしてまとめてみました。かなり凝縮して濃いページになったと思います。

【見どころ6】
 現地に行かれてご覧になった多くの方が絶賛されている、現地でしか観られない7分30秒の新作のアトラクション映像も詳細に紹介。ミッション参加の最初がこの映像の鑑賞なのです。「ゴジラ迎撃作戦」の概要とゴジラとNIGODの戦いを描いた迫力ある映像です。
 劇中の名場面をセレクトした映像ビジュアル、中川和博監督と主演の山崎紘菜さんインタビュー、シナリオや画コンテなど、ここまで見せちゃって大丈夫?なぐらい掲載しました。
 ゴジラファンでもある中川監督には資料などでもご協力いただき、撮影当時の裏話や作品への想いなどを語っていただきました。各シナリオ類や画コンテなども中川監督が書かれたものです。これらを見るだけでもゴジラ愛が伝わってきます。
 山崎さんには、ゴジラ・フェス2020に出演されて「ゴジラ迎撃作戦」をPRされた後、すぐにイタンビューさせていただいたので、役名の三枝優里の時の白衣でも写真を撮らせていただき、作品への出演の思いをお話ししていだたきました。笑顔がとても素敵でした。

【見どころ7】
 ゴジラファンビギナーの方にもぜひ本書を楽しんでいただきたく、ゴジラの歴史がわかるようにこれまでのゴジラ映画35作品もまとめて紹介しています。
 現地のゴジラミュージアムには、35作品のポスターがずらりと並んで展示されているのですが、それとリンクするようにあえて同じポスター画像を使用して掲載しましたので、あまりゴジラに詳しくない方には、ミュージアムを訪れる際に本書を片手にご覧いただければ楽しめる助けになれればとも思います。

【見どころ8】
 現地のミュージアムショップで販売中の各種ゴジラグッズ、ゴジラに関連したオリジナルコラボメニューもたっぷり紹介。今も次々に新商品、新メニューが展開されていますが、掲載しているのは取材当時の時点でのものですので、もちろんこれ以外にもありますからぜひ現地で発見して楽しんでいただければと思います。
 さらに複数あるスマホアプリで楽しめる「迎撃作戦」のミッションやバリエーション豊かな特典のポストカード各種、さらにさらにニジゲンノモリ内の「迎撃作戦」以外の施設の紹介など、細かな情報も盛り沢山。

【見どころ9】
 たくさんの方が関わられた「ゴジラ迎撃作戦」のプロジェクト。その中心となったのは、監修を担当した東宝・砂子達也氏とクリエイティブディレクターとして実物大ゴジラやミュージアムなどの指揮をされた乃村工藝社・川原正毅氏。そのおふたりに対談していただき、お話を伺いました。
 プロジェクト全体の企画から完成までのご苦労や裏話、各パートの内容の決定の経緯から、どうやって各作業が進められたのか、おふたりの熱い思いなど詳しくお話ししていただきました。

【見どころ10】
 本書は全国書店、各通販サイトで絶賛発売中です。
 現地のゴジラミュージアム、ニジゲンノモリオンラインショップで本書を購入すると、限定のポストカードがもらえます。こちらも弊社でデザインを担当させていただきましたのでぜひゲットされてください。
https://shop.nijigennomori.com/items/35358500



 ゴジラ本といえばゴジラ本ですし、テーマパーク本といえばテーマパーク本でもあるわけですが、こういった新しい試みでの本作りは、大変なことも山ほどありますが、編集作業をしていても新鮮で楽しいものでした。
 いつもの癖で(笑)重箱の隅をつつくような取材や要望をしてしまうのですが、関係各社の方々には多大なご協力をしていただきました。「こういう資料やデータが欲しい」「こういう写真はないですか?」「ここがわからないので教えて欲しい」など、たくさんのわがままをお願いしたにもかかわらず、東宝さん、ニジゲンノモリさんの各担当の方々、川原氏や造形デザイナーの豊田裕基氏をはじめとする乃村工藝社さんの皆様、間に入ってくださったホビージャパン木村編集長はそれに応えてくださり、本当に感謝しております。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
 ゴジラを好きな方には一度は訪れて欲しい施設です。映像やミュージアムを見ていただきたいし、なんと言っても実物大ゴジラの迫力は近くで生で見てこそだと思います。まさに「体感」できるエリアなのだと思います。
 本書が少しでもそのお役に立てれば幸いです。

 あくまで個人的な感想ですが、エリア内にこれからもゴジラの世界を広げるべく新展開を期待してしまうし、運営を長く続けていただき、たくさんの方々にもっとゴジラを知っていただき、好きになっていだたきたい施設であって欲しいと心から思います。

「ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル」
●定価/2000円+税
●発行/ホビージャパン

http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b545242.html

TM &(C)TOHO CO., LTD.

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