YOKOSUKA
ゴジラカレー発売!!
ゴジラがレトルトカレーになった!! 4月24日から神奈川県横須賀市を中心に発売中!
パッケージデザインは羽沢組です。一度は食べてみてね!
火を吹く辛さで絶賛発売中!!
キャッチフレーズの通り、ピリッと辛い辛口のゴジラカレーがレトルトで発売になりました。
故川北紘一特技監督のドリーム・プラネット・ジャパンさん監修の元、パッケージデザインは弊社が担当。
こちらは「ゴジラ滑り台」でお馴染みの「くりはま花の国」をはじめ、横須賀市、久里浜周辺の各店で発売を展開されています。
4月24日には「くりはま花の国」で発売開始イベントを開催し、じわじわとゴジラファンの間でも話題になりつつあります。
横須賀と言えば海軍カレーをはじめ、多くの名物カレーがありますがそれらに負けじとゴジラも参戦ということになります。今後も横須賀市を中心に、店舗だけではなくイベントなどでも販売されると思うので、ぜひゴジラファンなら一度はご試食あれ!!
▲写真(3枚)発売記念イベントの様子
火を吹く辛さはまさにデスゴジ!?
企画が立ち上がったのが2014年。この年といえばゴジラ60周年で、レジェンダリー「GODZILLA」が公開され、日本でも新作の製作(のちの『シン・ゴジラ』)発表された記念の年。そして忘れてはならないのが川北監督が亡くなられた年でもあります。
弊社にオファーがあったのは、川北監督が亡くなる少し前でした。
川北監督監修の商品などはこれまで多数弊社でデザインを担当させていただきました。今回カレーということで「面白そうだなぁ」とすぐに思いましたし、大まかな概要は先に聞いておりましたが、近日するだろう監督と打ち合わせも楽しみにしていたのです。
そして間もなく聞いた監督の訃報。そのことや諸事情もあって企画は保留され発売が今年になったのです。
パッケージデザインそのものは確か「お別れの会」の冊子の編集・デザインと近い時期だったと思います。入稿はまだでしたが早くに上がっていたのです。
キャッチの「火を吹く辛さ」は私ではなく先にいただいていたものです。それを聞いてすぐに思いついたのは、炎バックのデスゴジです。アイデアで悩むことは全くありませんでした。すぐにこれしかないと思いましたもの。
ご承知の通り弊社は書籍やイベント、各種商品でゴジラ関連のお仕事をさせていただくことが多いので、ゴジラの写真はたくさんあります。その中で「いい写真だけど今回は使うタイミングが…」というものも多々あります。カレーの話をいただいてすぐに思ったのは「あ、あの前に使いたかったデスゴジの写真にしよう!」と。ちょっと時間がかかったのはむしろ炎。炎の写真もわりと多く持っているのですが、どうしても特撮絡みなので爆発っぽい炎が多く、カレーの辛さにマッチした炎の写真のチョイスで迷ったぐらいですね。
決まったらあとは文字や、レイアウトとパランス。ゴジラ写真も実は色々お化粧直しさせて使用しています。いい顔してるでしょ!?(笑)
ちなみに最初はプレゼンですから、比較対象のために、炎も若干変えてモゲゴジ版も作っています。やはり選ばれたのはデスゴジの方でした。モゲゴジの方はNGですからお見せできませんが…。
デザインの実質作業は、川北監督が亡くなってからなので監督にデザインを見ていただくことはできませんでした。
いつものように監督に見ていただくつもりで作りました。亡くなってそれほど時間が経っていた時期ではなかったので、作業中、つい夜中にいつものように「おうー、どうだー、進んでるかー」と電話が来るんじゃないかと思ってしまうこともあってついホロっとしながら作業していたのを思い出します。具体的に会話まで想像できちゃうので、今でもパッケージを見るとその時のことを思い出してしまいます。
すでにお求め頂いた方々からは、パッケージが好評とたくさんお声をいただきありがとうございました。嬉しいです。
そして先日、ようやく食べました(笑)。「食べないでデザインしてたのか?」とツッコミを入れられそうですが(笑)、第一印象としては「デザイン間違ってなかったー。よかったー(笑)」。監督が聞いたらいつものように「調子のいいこと言ってんじゃないよ(笑)」と言われちゃいますね。で、二口、三口食べていて「……わっ、辛っっ」って感じです。
辛いものはわりと好きなのですが、たくさんは苦手な私(舌は喜ぶのにお腹が拒否する)。確かに辛くて、火は吹けませんでしたが、汗は出ました。ちゃんと美味しくいただきました。お腹も大丈夫でした。
辛いのが苦手な方は水よりコーヒーを飲む方が中和されていいそうです。辛いのは全然ダメという方は、黄卵を混ぜてマイルドにして食べるのもアリかもしれません。
いずれにしても一度は食べてみてくださいね。
「YOKOSUKAゴジラカレー」
●辛口 一人前 200g 税込540円
川北監督、カレー食べましたよ! 辛いけどうまいっスよ!!
掲載・写真協力/粕谷善之氏 ありがとうございます!!
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