Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

2010年を振り返って

2010年12月30日 | 代表羽沢のG雑感
今年もありがとうございました

 今年もあとわずか。おかげさまで今年もゴジラを中心にたくさんの商品を発売させていただきました。ありがとうございました。

 毎年この時期になりますと、一年が早く感じます。
 弊社のゴジラたちをお求めいただいた皆様のおかげで次の商品の発売ができます。ご意見・感想を下さった皆様のおかげで次の企画のアイディアの参考になったり「次もがんばろう」と励みになります。その他、制作・販売にお力添え下さった方々や業者、関係者の皆様のおかげでこうして振り返る事ができます。いろんな方々に育てていただいている羽沢組、Gメモリーズセレクションです。本当にありがとうございました。来年も皆さんのおかげでソフビ作りを続けられます。
 今年は新規造形では「ファイナルゴジラ」「モスラ幼虫」を発売させていただき、その他の部分ではカラーバリエーションの充実を図るべく展開させていただきました。
 来年はGメモリーズセレクションの中で新規プロジェクトを企画し、それを中心に展開していくつもりでおります。大掛かりなものではないのですが、その中では今までにできなかった企画もいくつかありますので、楽しみにしていただきたいと思います。2月には新規造形商品を発売予定です。こちらもぜひお楽しみに!!

2010年Gメモリーズセレクション発売商品
(は今日現在の発売中商品です。※はあとわずかです)
1月 モスゴジ 電撃A作戦バージョン(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 モスゴジ 電撃B作戦バージョン(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 GMKゴジラ 熱戦バージョン2(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 未塗装品ゴジラ5種類(新春ゴジラ福袋2010在中)
2月 決戦ゴジラ レトログリーン
3月 ファイナルゴジラ ブラックバージョン
4月 GMKゴジラ 横浜激戦バージョン(追加販売)
4月 ファイナルゴジラ エリアGバージョン
6月 モスラ幼虫 誕生バージョン
6月 モスラ幼虫 岩島戦バージョン
7月 ギドゴジ ギドラ撃退バージョン
7月 ギドゴジ 電撃拘束バージョン
7月 ファイナルゴジラ 南極戦バージョン
9月 GMKゴジラ クライマックスバージョン
9月 GMKゴジラ 熱戦ダメージバージョン
9月 モスゴジ 倉田浜出現バージョン
12月 大戦争ゴジラ グリーンバージョン

 こうして振り返ると今までで一番多くの種類を発売した年でした(今頃気がついてびっくり……笑)。ゴジラが大好きな皆様にお求めいただいて、さらにはご支援いただく方々のおかげであることが改めて実感です。幸せな羽沢組です。
 本年は本当にありがとうございました。2011年もよろしくお願い致します。大好きなゴジラで一緒に盛り上がりましょう!!
 それではよいお年をお迎えください。

大戦争ポスタープレゼント終了

2010年12月30日 | 特典・プレゼント


 現在発売中の「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」を年内購入の方に限定でプレゼントしていました特製非売品ミニポスタープレゼントの受付は終了いたしました。ありがとうございました。
 予備として用意した分が少しだけまだ残っていますので、これがなくなり次第終了となります。

 なお、「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」は引き続き発売中です。ご希望の方は1月6日以降にお電話にてお申し込みください。

スーフェス55に出店します

2010年12月29日 | イベント参加情報


1月9日スーパーフェスティバル55に
出店致します


 2011年1月9日(日)東京・科学技術館で開催される「スーパーフェスティバル55」に出店致します。ディーラースペースの番号が確定しましたのでお知らせ致します。

 A-29 です。

 今回もいつもと同じAホール(入場後すぐ右側の入り口のホールです)で、ほぼ中央に弊社のスペースがあります。前回と同じ所です。

■「新春ゴジラ福袋2011」発売予定!!
 これまで告知してありますように、この日から「新春ゴジラ福袋2011」(詳細は新作情報を!)を発売する予定です。予約受付は1月6日より電話にて受付し、当日スーフェスに行かれる予定の方へはこの日に直接受け渡しができますので、予約の際にスーフェスに行かれる方はお申し出ください。
 予約の段階で販売予定数に達していた場合、この日の予約なしの販売はありません。お求めになりたい場合は、できる限り1月6日~8日の間にご予約いただければと思います。
 イベントの開場は10:30ですが、各メーカーの当日限定品・先行品等の早朝発売が8:30より会場入口横で始まります。が、今回はその早朝販売に弊社が参加するかどうかは現在未定です。予めご了承下さい。

■他の発売商品について
 いつものようにこの日は発売中の他のソフビ商品も全種類持っていく予定です。送料抜きでお求めいただけますので、これらもこの機会によろしくお願いします。
 12月から通販で発売を開始した「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」のイベントでの販売はこの日が最初となります。
 発売中の他商品の中には残りの数が少なくなってきたものもいくつかあります。現在、あとわずか表示のものにつきましては、「通販情報」をご覧頂きご確認下さい。スーフェス当日の展示ではその日時点でのわずかの明記もしてありますので、不明な点はお気軽にお尋ね下さいませ。

 久しぶりのイベント参加ですし、2011年最初の参加でもあります。ぜひ皆さんに新年のご挨拶をさせていただきたいと思いますので、お馴染みの方も初めての方もぜひお気軽に弊社スペースまでお越し下さい。
 可能になりましたら2月参加予定のワンダーフェスティバルでの販売商品の告知もさせていただく予定です。
 たくさんの皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

●スーパーフェスティバルの詳細はこちらまで
http://artstorm.co.jp/sufes.html

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

サイキックバージョンのこだわり その4

2010年12月28日 | 新作商品情報


Part.4 お求めの皆様へ



■新春ですのでやっぱり明るく!!
 絶対と決めている訳ではありませんが、例年、新春の「福袋」在中の商品はなるべく地味な色にしたくないと考えています。年の初めですので、明るく迎えていただきたいという思いです。そんな中で毎回それぞれのテーマに沿った企画を考えています。
 今回の「サイキックバージョン」もまた、赤中心で明るくなるように作る事ができました。
 連日お伝えしてきましたように、このような配色になった訳ですが、テーマとなっている三枝未希とゴジラの精神感応のシーンの表現、解釈は人それぞれだと思いますし、カラーバリエーションとしても他の方法も考えられると思います。商品化するかしないかは別にして、弊社としても実はネタはまだあるのです。
 しかし、今回は劇中シーンの映像での色を基本としたいためシンプルに仕上げる事にしました。
 ぜひ商品を手にしていただき、あのシーンを思い浮かべられるようであれば嬉しく思います。もしかするとあの劇中シーンでのゴジラの赤い発光を忘れておられた方もいらっしゃるかもしれません。これをきっかけに思い出していただければとも思います。
 弊社のソフビ商品ではイメージカラーやシチュエーションカラーで配色を決める場合が多いので、なかなか赤系のゴジラというのはまれです。これまで「デスゴジ」以外で弊社で発売してきた赤系のゴジラというのは「ミレゴジ ファイアーバージョン」だけしかありません。そういう意味では珍しい赤いゴジラの商品となります。ぜひその辺も他のゴジラたちと比較していただいて楽しんでいただければ幸いです。

「ビオゴジ サイキックバージョン」が在中する「新春ゴジラ福袋2011」は、1月9日発売予定です。1月6日より先行予約を受付致しますので、「新作情報」をご覧いただきお申し込みくださいませ。いつもより発売個数は少なめになってしまいますが、ぜひお求めいただき楽しんで下さい。心よりお待ちしております。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

サイキックバージョンのこだわり その3

2010年12月27日 | 新作商品情報


Part.3 彩色のこだわり



■このシーンのゴジラの背面は白ですが……
 今回のテーマであるゴジラと三枝未希の対峙するシーンのゴジラの表現では、ゴジラ全体が赤く点滅するような演出がなされているのですが、その際のゴジラの背面は白く光っています。
 背びれ自体が光っているのではなく、ゴジラの後ろ全体が白く同時に発光されている表現がなされています。
 やはりこちらも光学合成の処理で映像が作られているのがわかります。

 この表現をするべく、商品では背びれ部分をシルバーで塗装しています。あえて後ろ全体ではなく、背びれの先だけにしています。
 劇中シーンのような色にするには、本来は白の方が当然近いし、背びれやボディ後部全体に塗装した方が良いのですが、ラメ入りのクリアレッドの成型ボディにこれをしてしまうとかなり浮いてしまい、白だけが目立つ配色となってしまいます。
 確かに白にしてしまうと、正月の「福袋」在中なので、紅白でめでたいのですが(笑)、フィギュアですから単独で飾られる場合を考えるとやはりかっこよさは必要です。全体の配色のバランスを考えた時、成型の赤は生かしたいので、それを殺さない色としてシルバーが最適で、しかも背びれの先だけにスプレーした方が違和感がないと判断しました。

 他の部分についても、本来劇中シーンのような色にするのには何も色を塗らない状態、つまり成型のクリアレッドのままの方が近いのです。やはりそれでは面白みにも欠けるし、物足りないので、キバやツメは背びれにあわせてシルバーに、目はゴールドとブラックにしています。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

サイキックバージョンのこだわり その2

2010年12月26日 | 新作商品情報


Part.2 全体の配色について



■あえてシンプルな赤い「ビオゴジ」に!
 今回のテーマとなる三枝未希との精神感応(テレパシー)のシーンでのゴジラ。
 その時の全身の赤い発光を表現するために、ラメ入りクリア成型にモールを内蔵という弊社のお馴染みのパターンで企画しました。
 クリア成型の色はシンプルなレッド。以前にも「デスゴジ」の際に使用した事のある赤い色とほぼ同じものです。
 そのクリア成型に混入されているラメはいつもの他の商品に比べて抑え気味に見せたく、きめの細かいタイプのものを使用しています。その分もしかしたら「いつもよりラメが少ない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。量的には確かに少なめではありますが、他のゴジラ商品に比べれば大差はないのです。それだけ細かいものを使用したと思っていただいてかまいません。
 もしラメそのものを多めにしたり、粒を大きくしたりすると、キラキラが目立ちすぎて劇中シーンの雰囲気を壊してしまいます。ゴジラそのものがキラキラと輝くシーンではなく、全体的にゴジラそのものが赤く発光して見えるようなシーンです。その赤を殺さずに見せるためのラメの量とサイズなのです。
 しかし、そうなると深みとしては物足りないので、内部にシルバーのモールを内蔵。モールがないとかなり軽い感じの赤ゴジラになってしまうのです。モール内蔵はたしかに発光の雰囲気のためという事もありますが、むしろゴジラとしての深みを出す効果としても役立っているのはぜひ実物をご覧いただいて確認していただきたいと思います。

 また、これらの成型全体には、目、キバ、ツメ、背びれ以外一切塗装はしておりません。
 劇中シーンを思い出していただければご理解いただけると思いますが、あのシーンは演出効果として赤い発光をゴジラ全体に合成でムラなく加えているものです。そのため、赤の濃度は均一で表現されています。ですから今回の商品では、ラメ入りのクリア成型とモールだけで充分劇中の赤のゴジラの表現ができると判断しました。
 そういう意味でも商品でお確かめいただきたいと思います。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

サイキックバージョンのこだわり その1

2010年12月25日 | 新作商品情報


Part.1 シチュエーションシーン

 今日から1月9日発売予定の「新春ゴジラ福袋2011」に在中する「ビオゴジ サイキックバージョン」の詳細、こだわった所について書きます。
 購入の際の参考にして下されば幸いです。




■赤いゴジラは「デスゴジ」だけじゃない!!
 今回の「ビオゴジ」は、最初の告知でお知らせしましたように、『ゴジラVSビオランテ』劇中において、物語中盤のゴジラが海中から再び日本上陸を目指している最中の、海上での超能力少女三枝未希との精神感応(テレパシー)のシーンをイメージしたものです。
 このシーンは、海上の関西国際空港建設予定地に立つ三枝未希の前に姿を見せたゴジラが、攻撃をする訳でもなくじっと構えて対峙しました。未希の特殊能力によってゴジラは彼女の思念を感じ、全身を点滅するかのように何度か赤く発光する様子が描かれています。
 歴代のいくつかあるゴジラと人間の絡みのシーンの中でも、ゴジラが人間の意思を感じて外見的変化を見せた非常に珍しいシーンです。後々続く各VSシリーズで、ゴジラ(リトルやジュニアも含む)を未希が直接目の前にして感じるシーンの最初でもあるのです。
 赤いゴジラというと多くの方が「デスゴジ」を思い浮かべると思いますし、「ビオゴジ」となると主なイメージカラーとしては黒を中心に暗い色を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、はっきりと全身が赤で表現されているゴジラは「ビオゴジ」でもあるのです。その全身真っ赤な表現のゴジラとしては、ゴジラ映画全体としても珍しい事です。
 ほんの数秒のシーンではありますが、物語の要素としては重要なものであり、劇中において「ビオゴジ」だけではなく三枝未希を語る上でも不可欠なシーンといえるでしょう。

 今回それを表現するべく、この「サイキックバージョン」を企画しました。
 ぜひあのシーンを思い浮かべていただけたら幸いです。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

三枝未希

2010年12月23日 | お遊びイラスト


私のゴジラヒロインは三枝未希

 1月発売予定の「新春ゴジラ福袋2011」に在中の「ビオゴジ サイキックバージョン」。
 ふざけてる訳ではないのですが、私の中では「ビオゴジ 三枝未希ちゃんと心が通じちゃったバージョン」なんです。
 私にとってゴジラヒロインの中のNo.1は三枝未希。小高恵美ちゃんのファンだからです。
 彼女をテレビで初めて見たのはドラマ「花のあすか組」。すぐにファンになりました。
 後にゴジラ映画に出演を知り、嬉しくなったのはいう間でもありません。続けてVSシリーズに出演されたのは本当に良かったと思います。
 VSシリーズは三枝未希の成長ストーリーにもなっていると勝手に思っているぐらいです。

 私の世代で、あこがれのゴジラ映画のヒロインとなると水野久美さんとか星由里子さん等をあげられる方も多いと思いますが、10代の頃の私は「あこがれのお姉さん」をゴジラ映画に感じた事はなかったのです。
『ゴジラVSビオランテ』は成人になってからでしたから、むしろアイドルとしてのヒロインとして彼女のファンになったという事です。
 ゴジラソフビを作るようになって三枝未希と関係のあるバージョンを作りたいというのはずっとありましたので、今回実現できたという訳です。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

ヤマトファンに接して

2010年12月22日 | 代表羽沢のG雑感
好きな事への愛情と情熱

 今日もまたゴジラではなく、ヤマトの話です。

 12月10日、亡くなった「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー西崎義展氏のお別れ会に参列させていただきました。
 会場には「ヤマト」の映像や、音楽が流れ、遺影を目の前にするといろいろな思いが甦ってきました。
 久しぶりに関係者の方々にお会いできるかと思いましたが、多くは大人の事情(?)でお見えにならず寂しい気持ちにもなりました。
 私は氏に対しては、いちヤマトファンとして残念な気持ちになった事はありますが、仕事をする上では強いてあげるほどの嫌な思いはした事はありません。
 氏がいたからこそヤマトが生まれたのは事実ですし、そのヤマトは日本のアニメーション文化の大きな分岐点になったのは確かです。
 私自身ファンとしては「完結編」で一区切りついていましたし、ヤマト絡みの仕事はその後にさせていただいたものです。ですからこの日は複雑な思いでした。
 今は心からご冥福を祈るだけです。

 この日は式典後、たくさんのヤマトファンの方と久しぶりにお話しさせていただきました。いろいろと同人活動していた事やFC本部の仕事をしていた事もあって、私の事を覚えて下さっていたり、名前は知っていたという方々からお声をかけていただきました。
 ほとんどは50代から40代、私とほぼ同じ世代の方々のようですが、そんな皆さんは今でも熱く、それぞれのスタンスでファン活動をされているのがわかりました。
「こんなに長く変わらず熱い気持ちを続けているんだ」と、たくさんの方々のヤマトへの深い愛情を持ち続けておられる様子に少し驚きました。
 好きな事への愛情や情熱をずっと持ち続けられる事はとても幸せな事だと思うし、贅沢な事でもあるのだと気づかされました。そして外からは見えないだけでエネルギーもきっと必要でしょう。
 というのも正直、ここ数日私は精神的にへこんでいたのです。年末の忙しさ、デザイン業務でやらなくちゃいけない事が多すぎた事、来年からのGメモリーズセレクションでの新規プロジェクトの準備等で、心が折れかかっていました。
 ゴジラも、ソフビ作りも、デザインも、全部自分が好きでしている事。時間が足りなかったり、思うように進まなかったりする事の積み重ね、ストレスがたまっての体調不良等いろいろあったここ数日ではありますが、全部自分が好きで始めた事。
 自分でやろうと決めて、贅沢で幸せな事をしているんだからへこたれていてはだめだとヤマトファンの人たちに気がつかされました。

 実写版「ヤマト」を見て元気ももらったし、もうひとふんばりできそうです。
 ゴジラや仕事への愛情はまだまだ維持できそうです。
 余談ですが、来年は時間ができたら何らかの形で「ヤマト」への恩返しもしなくちゃという気持ちにもなりました。


▲「お別れ会」会場外に展示されていた巨大なヤマト。でかいとさすがに見入ってしまいます。

新春ゴジラ福袋2011内容変更のお知らせ

2010年12月21日 | 新作商品情報


新春ゴジラ福袋2011
一部内容の変更のお知らせです


 1月9日発売予定の「新春ゴジラ福袋2011」につきましては、ここで告知させていただいてきましたが、一部内容の変更がございます。

「新春ゴジラ福袋2011」は、「ビオゴジ サイキックバージョン」、シークレットの塗装済み完成品ゴジラ、シークレットの未塗装品ゴジラの3点の在中を予定しております。
 そのうちの未塗装品ゴジラは、3種類用意し、その中の1点が入る予定でした。が、生産上の都合により用意できるのは2種類だけとなりました。用意できなくなったものは、気泡や小さな穴が目立つものがあり、商品として提供できるレベルにないと判断したためです。
 ですから「福袋」には、2種類(各15ずつ用意する予定です)のうちのどちらか1つが入る事となります。
 変更となりました事をお詫びするとともにご理解のほどよろしくお願い致します。
 特に未塗装品全種類をご希望し、複数セット購入の検討をされている方がいらっしゃいましたら、お間違いのないよう重ねてお願い申し上げます。

 これから発売される雑誌各誌の一部には、すでに最終の校正が済んだ後の変更となったため、「未塗装品ゴジラは、3種類用意し、その中の1点が入る」と掲載されます。各誌の編集者様には責任は一切ございません。弊社側に責任がございますので、その点もご理解いただきたいと思います。
 また、今回の変更に伴い、東宝様の担当者様にはご理解いただき、お手数をおかけ致しました。この場を借りて深く感謝致します。

 購入予定の皆様、各方面にご迷惑をおかけしました事を深くお詫び致します。

■予約は1月6日から
 何人かの方々からすでに「今から予約したい」と、もしくはシークレットの内容についてのお問い合わせをいただいております。
 予約につきましては、申し訳ありませんが1月6日からとさせていただきます。
 シークレットの内容につきましては「開けてみてからのお楽しみ」にさせて下さい。
 それぞれ、ご理解のほどよろしくお願い致します。

 今回だけの購入特典につきましては、こちらもスケジュール的にギリギリになる事もありますが、「福袋」という事で、こちらも「開けてみてからのお楽しみ」にさせていただきたく現在準備しております。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

ソフビ制作裏話 その218

2010年12月18日 | 制作裏話


Part.5 お客様の反応

■プレッシャーと皆様のお声
 弊社商品を続けてお求めいただいている皆さんを見ていると、勝手ながら「ゴジラやゴジラソフビへの愛情が濃い人が多いなぁ」と感じる事が多々あります。知識や記憶では人それぞれ違ようですが、「想い」「好き」と言う部分では皆さんディープなんです。
 レトロ、ノスタルジックを表現する上では、その濃い皆さんの中にさらに当時をリアルタイムに覚えておられる方々も当然いらっしゃるので「違う!」と言われないか商品化の前にプレッシャーを感じる時があります。こちら側からの勝手な思い込みになっているんじゃないかという不安もあります。
 しかし、「これだよ、これこれ!」の一言をいただいた時は本当に嬉しいものです。
 この「決戦ゴジラ レトログリーン」はまさにそうでした。
 この「レトログリーン」をお求めいただいているのは、他の商品に比べて年齢層が比較的高いと思われますが、私と同じぐらいの世代の方々から少し上ぐらいの方々からは、当時を思い出せたというお言葉をいただきました。
 安心しましたし、そういった皆様には感謝しております。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

■モスラ幼虫とキングギドラと並べてみて
 ご承知の通り「決戦ゴジラ」は、劇中で初めてモスラとラドンとチームを組んでキングギドラと戦ったゴジラです。
 弊社ではモスラ幼虫とキングギドラを商品化していますので、ぜひ並べてみて楽しんでいただきたいと思っています。
 雰囲気や色合い的に「決戦ゴジラ スタンダードカラー」に合うのは「キングギドラ スタンダードカラー」「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」。でも「キングギドラ」の他のバージョンと「モスラ幼虫 誕生バージョン」と並べて似合うのは、この「レトログリーン」の方だと思っておりますが、皆さんはいかがでしょう!?
 まだ並べてみた事のない方はぜひ一度お試しください。手前味噌ですが、結構劇中の感じを思い出せると思うのですが……。
 お好きな組み合わせで、並べて飾ったり、戦わせて遊んだりしてぜひ楽しんで下されば幸いです。

「決戦ゴジラ レトログリーン」は現在発売中です。ご希望の方は弊社までお電話にてお申し込みください。

ソフビ制作裏話 その217

2010年12月17日 | 制作裏話


Part.4 ゴジラソフビでレトロを表現する事

■表現の可能性はまだまだあります!!
 この「レトログリーン」のサンプルを作ってみて思ったのは、ゴジラソフビにおいてレトロなものを表現するのには、何も一般にレトロタイプと呼ばれるソフビの造形や配色以外でもやり方次第では充分可能であるという事です。
 現在、多くのソフビメーカーさんが、ゴジラに限らずかつてのマルブル風の造形で多くの怪獣たちを発売されています。今はオリジナル怪獣等ではカラーリングにも個性的な配色で表現され、展開も豊富になってきました。その中で、ゴジラやウルトラ系の商品では今でも多くが造形だけではなく塗装自体もマルブル風な塗装で作られています。こういったタイプが多数発売されてきたという事はそれだけニーズがある事なのでしょうし、私個人もたまに欲しくなります。
 でもそのタイプだけがレトロ表現ではないと思うし、やり方はまだまだ隠されていると感じています。
 Gメモリーズセレクションは、レトロイメージばかりを目的にはしていませんが、こうしてたまにはノスタルジックな雰囲気を表現するテーマでも挑戦していこうと思っております。
 そういう意味ではこの「レトログリーン」は、やって良かったと思いますし、今後の展開をイメージさせる上でも役に立つ例となったと感じております。
 そして「緑のゴジラ」となれば、これまで弊社以外にも多くのメーカーさんが表現してきたゴジラソフビです。中には出尽くしたと感じておられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、その枠の中でもこれから先、いろいろな展開がもっと広がる可能性がまだまだあるものだとも感じております。
 だってゴジラで楽しめるアイディア、まだまだありますもの。

ソフビ制作裏話 その216

2010年12月16日 | 制作裏話


Part.3 グリーンで表現するコンセプト

■ダイレクトな色の再現ではなくイメージさせる色に
 かつての印刷物で見られたベタなグリーンをソフビで再現する。
 しかしそれは容易な事ではありません。2次元で表現された色を3次元で表現するというのも理由の一つですが、統一したグリーンではないのです。そして長年イメージされている多くのファンの皆さんの思い浮かべるグリーンもまた人それぞれのはずです。
 そこで色そのものをダイレクトに再現するのてはなく、当時の懐かしさだったり、古さだったりを印象づける色にする事で見る人それぞれが当時をイメージしやすいものにした方が良いと判断しました。
 塗装済み完成品のソフビですから、基本的には成型色とそれに塗り重ねる色の配色、そしてツヤの具合を加味して決まるものです。
 何度か塗料の調合を繰り返したり、試し塗りをしてみたり、幾度となく検討し、最終的に決まったのが商品の色です。
 詳しくは以前「こだわり」に書きましたので割愛しますが、手前味噌ではありますが、スプレーした複数のモスグリーン、そしてツヤの消し具合も「カッコかわいく」の中でテーマに沿うべく表現できたと思っております。
 単純にベタなグリーンという事では、むしろ現在発売中の「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」の方が近いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。が、印刷物での印象や懐かしさの部分ではこの「レトログリーン」の方がイメージしやすいとも思っております。

 グリーンのソフビゴジラはこれまでにもいくつか作ってきましたが、ひと味違う色になったと思いますし、「決戦ゴジラ」以外でも昭和初期から中期のゴジラでは近いコンセプトでの表現が可能になるだろうという事を感じました。
 もちろん全く同じグリーンにはしませんが、それぞれのゴジラで当時の媒体で見られたグリーンを思い出させる挑戦をしてみたいと思わせてくれたのもこの「レトログリーン」でした。