Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ビオゴジ スタンダードカラー明日通販受付開始

2012年03月31日 | 新作商品情報


ビオゴジ スタンダードカラー

明日より通販受付開始!!

 明日より「ビオゴジ スタンダードカラー」の通販受付を開始致します。ご希望の方は弊社までお電話にてお申し込みください。

 明日4月1日昼12時から電話にて「ビオゴジ スタンダードカラー」の申し込み受付を開始致します。
 平成ゴジラの原点でもある「ビオゴジ」の、劇中スーツカラーをイメージしたバージョンをカッコかわいく企画しました。
 購入ご希望の方は、弊社までお電話にてお申し込み下さい。
 他の業務に影響いたしますので、お申し込みのお電話は、おそれいりますが昼12時以降にお願いいたします。
 
TEL 03-5802-4316

 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。
 お申し込みの際に、ご意見、ご感想等ございましたら、お寄せいただけると今後の参考にさせていただきます。よろしくお願い致します。

■明日通販受付開始商品

G メモリーズセレクション
「ビオゴジ スタンダードカラー」

●ソフトビニール製 彩色済みの完成品
●全高約18センチメートル ノンスケール ディフォルメタイプ
 岩石のミニベース付き
●価格 4830円(税込)
●発売日 2012年4月1日通販にて発売開始
(昼12時より電話受付開始)
●登場作品 東宝映画『ゴジラVSビオランテ』1989年作品
 TM&©1989,2012 TOHO CO., LTD.

※商品の詳細は2月17日の記事を、こだわりは3月24~30日の記事をご覧下さい。


■通販希望をされる方へ
 通販希望の方は、商品代金の他に別途都道府県別に送料をいただく事になります。同時発送での他商品との同時購入も可能です。(同時購入3個以上で送料をサービスさせていただいております。)
 お申し込みをされた方は、申し込まれた日よりできる限り2週間以内のご入金をお願い致します。入金後の報告のお電話は必要ありませんが(確認は弊社の方で行ないます)、不安な方はご連絡いただいても構いません。
 電話でのお申し込み後、入金前のキャンセルや入金が遅れる場合は必ず連絡して下さい。もし入金が遅れる場合は、事前におっしゃっていただければ、取り置きしておきますのでお申し出下さい。
 入金は銀行振込み、郵便振込み、現金書留の中から、お客様のご都合のよろしいものを選択してお願いします。代金引き換え、後払いでのお求めはできませんのでご了承下さい。
 配達時間、日付けの指定を希望される方は、お申し込みの際にお知らせ下さい。
 発送は入金確認順に行う予定ですが、諸事情により早めに入金していただいても発送は4月9日からとさせていただきますので何卒ご了承下さい。またそれ以降の入金の場合でも1週間から10日ほど発送に時間がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。

●銀行振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
●郵便振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ
●現金書留での送金を希望される方(お申し込み後、以下に送金願います)
 〒113-0033
 東京都文京区本郷1-33-19グリーンハイツ本郷103号
 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
 TEL/03-5802-4316

■その他のソフビ商品について
 現在発売中の他の商品と同時購入を希望される方は、通販情報をご覧いただき、ご希望の商品をご確認下さい。
 中には一部数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在、残りが少ないものは以下の商品です。

●「GMKゴジラ クライマックスバージョン」あとわずか
●「ビオゴジ 三原山出現バージョン」あとわずか
●「キングギドラ 出現バージョン」あと3個
●「メカゴジラ ブラックバージョン」あとわずか

 上記以外の他の商品はまだございますが、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものはここ数日で変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 ではたくさんの皆さんのお申し込みをお待ちしております。
 お求めの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

■特典プレゼント実施中
 現在以下の特典プレゼントを実施しております。こちらもぜひこの機会にご利用ください。

1モスゴジ・決戦ゴジラ マグネットステッカープレゼント
「モスゴジ ブルーバージョン」と「決戦ゴジラ 出現バージョン」を同時購入の方に、非売品特製マグネットステッカー(2種類のうちどちらか一つ)をプレゼントしおります。
 詳細は2011年7月22日の記事をご覧ください。

2『モスラ対ゴジラ』ミニポスタープレゼント
「モスラ幼虫 誕生バージョン」もしくは「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」を計2点以上お求めの方に、非売品特製ミニポスター(A3プリント出力)をプレゼントしおります。
 詳細は2010年6月8・9日の記事をご覧ください。

3「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスタープレゼント!!
 ソフビ商品どれでも複数お求めの方に、特典としてA3版「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスターをプレゼント(お一人様1枚)しております。(スタート時と対象商品が変わっております。ご了承下さい。)詳細は2011年4月6日の記事をご覧ください。

ビオゴジスタンダードのこだわり その7

2012年03月30日 | 新作商品情報


Part.7 付属のミニ岩石ベース

 今日は「ビオゴジ スタンダードカラー」に付属するみに岩石ベースについて。



■もうすぐ発売です!!
 今回の「ビオゴジ」にも前回のバージョンに付属した、約直径3cmの岩石のミニベースが付属します。姿勢をより平成ゴジラらしくするためと、尻尾を浮かせたいとの意向で、これを尻尾の下に敷く事でそれができます。このアイディアは川北紘一特技監督よりいただいたものです。
 こちらの成型色はノーマルの茶色でダークブラウンとブラックで一部を塗装しています。近い色ではありますが、塗装の仕方は前と変えてありますので、前回のものをお持ちの方は比較してみて下さい。
 どの辺に配置したらベストかというのは特に決めていません。尻尾の下に敷く事で、ご自身で一番いいと思う「ビオゴジ」の姿勢を決めて楽しんで下さい。


 言うまでもなく、「ビオゴジ」は平成VSシリーズ最初のゴジラです。後の5作品のゴジラの原点にもなったと言えるものです。その分「カッコかわいく」の中でたっぷりこだわって企画しました。
 リアルではないディフォルメなのに劇中の雰囲気をどの程度まで表現できたのか、ぜひお求めいただいてご覧いただき楽しんでいただけたら幸いです。

「ビオゴジ スタンダードカラー」4月1日より通販受付開始です。たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。



ビオゴジスタンダードのこだわり その6

2012年03月29日 | 新作商品情報


Part.6 細部の塗装について

 今日は「ビオゴジ スタンダードカラー」の全身以外の各部の塗装色について。



■各部での色もこだわりました
 間に合わなかったので、ここで紹介している彩色サンプル画像では、ツメ、キバ、背びれの先端等はスチール写真での「ビオゴジ」の色に近い肌色に近いクリーム色にしてあります。
 が、商品では微妙に変えてあります。キバはほとんど映像ではこれらの色に近いのですが、ツメや背びれの先端はかなり汚れもあってかもっと黒ずんでいますので、それらに近い色にする予定です。これらの部分の実際のスーツの時の色も以前川北監督に教えていただいた事があるので、それを参考にして彩色致します。ただ、リアルタイプの商品ではないので、汚れを細かく塗装するのではなく、「カッコかわいく」から外れない程度のディフォルメらしく表現致します。

 尻尾の裏は汚れを表現すべくダークグレーよりのダークブラウンでスプレーしています。映像で尻尾裏が見えている部分はほとんど影になっているため、明確な色は確定できませんが、推測も含めて痛みや汚れでの変色を表現してみました。

 目の部分は当初、これまでの弊社の「ビオゴジ」で何度か使用してきたオレンジゴールドを予定していましたが、これも変更。実際のスーツでは瞳の部分はオレンジ近いブラウンだったそうなのですが、映像では暗いシーンが多い事や眉の部分の影で暗く見えてしまっているように、少し黒を加えたオレンジで塗装しています。

ビオゴジスタンダードのこだわり その5

2012年03月28日 | 新作商品情報


Part.5 全身の塗装について

 今日は「ビオゴジ スタンダードカラー」の全身の塗装色について。



■黒そのままを使わず黒を表現
 微妙な黒のゴジラ……。これらをどうしても表現したく、検討を重ねた結果、成型色でも塗装に使った色でもブラックそのままを使う事はあえて一切しませんでした。単なる「黒のビオゴジ」でしたら以前発売した「ブラックバージョン」で充分表現できていましたし、黒をそのまま塗装で使う事はあまりにも安易。微妙な黒が表現できないと判断したためです。

 成型色はこれまで何度か弊社商品で使用した事のあるダークグレー。それに少しだけ赤みを加えて成型色のダークグレーになじむ程度に強弱を付けて薄めにスプレー、さらに影になる部分ではこの赤みのあるダークグレー色にさらに黒を少しだけ加えてメリハリをつけてみました。ディフォルメらしく立体を強調する意味もありますが、黒そのままを使わずに部分的に黒く見えるゴジラにしたつもりです。それによって深みを感じていただけるのではないかと判断しました。おそらくはよく見ていただかないとこの塗装の微妙な加減は気がつかれないかもしれません。

 劇中スーツの色のゴジラにしたとはいえ、どのシーンの時の「ビオゴジ」という決め方をしてはいませんのでが、見方によっては微妙に違う色合いがみられるものになったと思います。
 ここでの彩色サンプルの画像ではわかりにくいかと思いますが、映像の中の「ビオゴジ」を意識していただきながら実物をご覧いただければ嬉しく思います。

ビオゴジスタンダードのこだわり その4

2012年03月27日 | 新作商品情報


Part.4 ビオゴジの色(2)

 今日も「ビオゴジ スタンダードカラー」の全身の色を決める上での「ビオゴジ」そのものの色を検討してみた話です。



■ある意味、最も「不思議な黒」のゴジラ
 真っ黒のようで実はシーンによって黒の度合いに違いが見られる「ビオゴジ」。重ねた黒の上にさらに汚れや痛みの後がまた重なって、黒ベースでありながら全体的に微妙に統一されていない事がわかります。言葉では表現しづらい色になっているのです。
 後の平成VSシリーズのスーツでは少しずつ改良・改善が加えられて形状だけではなく機能も変化していく訳ですが、まだこの「ビオゴジ」の時は前作「84ゴジラ」の頃からの継承された作りであった事はまぎれもない事実。そういったスーツの作り方にも影響はあるのかもしれません。

 夜のシーンが多い事と、濡れているシーンが多い事が影響していると思いますが、照明の当て方で明るく写っている部分と暗く影になっている部分のコントラストがはっきりしている様子が多い事がわかります。
 さらに同じ夜と言っても、芦ノ湖でのシーン、大阪上陸シーン、若狭での最終決戦のシーンと状況が違うため、それぞれに違う色合いにすら見えます。そのため、黒としてのイメージが強いゴジラでありながら、光の当たっている部分ではそれぞれに違う印象を与えているのです。
 ただ、共通している印象としては、他のゴジラ映画でのゴジラに比べて黒として感じられる部分にはシンプルなブラックにプラスした深みを強く感じさせてます。後の「ギドゴジ」では昼のシーンが多かった事もあり、黒でありながら「ダークグレー」に見えるシーンも多かったし、更に後の「ラドゴジ」「モゲゴジ」等は明るめの青をプラスしたような黒のイメージでした。しかし「ビオゴジ」については暗いと言えばそれまでですが、やや沈んだような深みのある黒である事は感じられるのです。そういう意味では、最も「不思議な黒」のゴジラでもあるのです。

 この深みのある何とも表現しづらいゴジラの色を表現すべく、いくつかの色を検討し、微妙な色合いの配色を決めて今回商品化しました。

ビオゴジスタンダードのこだわり その3

2012年03月26日 | 新作商品情報


Part.3 ビオゴジの色(1)

 今日は「ビオゴジ スタンダードカラー」の全身の色を決めるにあって、「ビオゴジ」そのものの色を検討してみた話です。



■はっきりしない統一されていない黒
 本物の「ビオゴジ」のスーツは限りなく黒に近いグレーだったそうです。
 以前発売されたいくつかの書籍やムック本等に記載されていたものや、個人的に川北監督に教えていただいた事があるのでこれらを参考にして今回の配色を決めました。

 映画の撮影開始当初はほとんど全身が黒で塗られていた劇中スーツなのですが、撮影が進むに連れて当然変化が出てきます。戦闘シーン等では各所に痛みが出ます。爆発や炎等ではもちろん、ビルを壊す、倒れる等の動きでも影響は出るのです。さらには強い照明に長時間当てられているだけでも変色は見られたのだそうです。傷等は修復されますが、その部分は色の違いでわかってしまうため、その部分だけ黒を重ねて塗られ、スケジュールに余裕がないため完全に乾く前にまた次の撮影に使われる事も多々あったそうです。ライティングのつながりや濡れたシーン等のためにも塗料が完全に乾く前に水をかけられた事も多かったらしく、それでまたシーンによっては、全身もしくは一部の色合いが全然違う状態に見えてしまっているのがわかります。

『ゴジラVSビオランテ』でのゴジラは、夜の暗いシーンか、全身が濡れているシーンが主です。濃密なストーリーの流れのせいか、明るい時間の濡れていないシーンが数える程しかないの事に気がついておられない方も多いのではないでしょうか。
 今改めて映像を見直しても、明確に全身の色がはっきりと見え、統一した「黒」で表現されているゴジラではない事がわかるのです。
「スタンダードカラー」とはいえ、この全体像として「はっきりしない統一されていない黒」を表現すべく配色を検討しました。

ビオゴジスタンダードのこだわり その2

2012年03月25日 | 新作商品情報
Part.2 配色テーマ

 今日は「ビオゴジ スタンダードカラー」の配色のテーマについて。



■映像の中のゴジラスーツの色
 劇中スーツのカラーをテーマにしたということでは、昨年同テーマで同じVSシリーズの「ギドゴジ(スタンダードカラー)」を発売させていただきました。その際に、お求めいただいたお客様方から「ビオゴジでもスタンダードカラーを!」という声をいくつかいただきました。それらにつきましては「考えていますので、近いうちに」とお応えさせていただいてきました。待っていただいた皆様に応えるべくしての企画でもあるのです。
 VSシリーズの中でも「ビオゴジ」は人気がありますし、皆様のお気持ちもありがたく受け止めさせていただきました。

 これまで弊社で発売させていただいた「ビオゴジ」は、最初の「ブラックバージョン」を平成ゴジラ全般のイメージとしてのカラーをテーマにし、それ以降のものは劇中シチュエーションをテーマにディフォルメテイストでカラーリングしてきました。
 いくつかのゴジラソフビでは行ってきたオーソドックスに劇中で見られる着ぐるみスーツ全般をイメージした「スタンダードカラー」ですが、「ビオゴジ」ではしてきませんでしたので、ようやく今回企画する事ができました。

 着ぐるみスーツの色と言っても、ダイレクトにスチール写真で見られるスーツや倉庫に眠っているゴジラスーツのそのままを再現する色ではなく、あくまで映像の中で見られる「ゴジラの色」としての「ビオゴジ」カラーをテーマにしています。

ビオゴジスタンダードのこだわり その1

2012年03月24日 | 新作商品情報


Part.1 企画意図

 今日から4月1日発売予定の「ビオゴジ スタンダードカラー」の詳細、こだわった所を書いていきます。購入の際の参考にしていただければ幸いです。



■VSシリーズの原点のゴジラを!
 根強い人気が今もなおあるゴジラ映画ですが、最後の「ファイナルウォーズ」が公開されてからすでに7年以上が過ぎてしまいました。それでも各ゴジラ作品の書籍やフィギュア等は毎月どこかで作られています。そんな中、ここ数年は「平成VSシリーズ」が見直され、書籍、フィギュアはもちろんイベントや上映等も見られるようになっています。
 弊社でもこれまで3つのVSシリーズゴジラのソフビを発売してきました。「デスゴジ」「ギドゴジ」においては、バンダイ系列メーカー以外での塗装済み完成品を発売したのは弊社が初めてです。また、書籍関連でもホビー誌記事や最近発売の「平成ゴジラパーフェクション」等、平成ゴジラ関係のデザインを担当させていただき、微力ではありますが平成ゴジラの盛り上げの手助けをしてきたつもりでおります。
 VSシリーズが公開されていた当時は、一部の昭和ゴジラ世代のファンの方々からの悪評があった事も事実です。しかし、今はどうでしょう? 批判していた昭和ゴジラファンの方々も書籍やフィギュアを求め、酷評していた編集者や自称特撮ライターの方々も作品を評価する記事を書き、「売れないよ」と鼻で笑っていたメーカーとなった方々もVSシリーズのゴジラや怪獣達を商品化しています。
 平成ゴジラ世代の方々が盛り上げた事もあり、最近ではDVDやフィギュア、書籍でもある程度の売り上げを見せるようになってきました。VSシリーズが改めて見直され、評価されているのがわかります。

 基本的に世間的な流れに合わせてタイムリーに商品を発売していく事に、強いこだわりを持たないようにしている弊社ではありますが、わずかながらとはいえ外側からそういった流れに関わってきた弊社だからこその今、平成VSシリーズの原点でもある「ビオゴジ」の劇中スーツをイメージしたカラーを作ってみようと言うことになりました。

ウルトラマンアート! その3

2012年03月20日 | 代表羽沢のG雑感


ゴジラだってやれるはず!

 グチっぽくなってしまいますが、今日も昨日の続き。

 この「ウルトラマンアート!」のようなイベントは、ゴジラでも不可能ではないと思うのです。映画が毎年作られていた頃には、いろんなイベントがあった訳ですから。
 焼き直しのような内容ではなく、新たな材料としても用意はできると思うのです。近年いくつかの書籍でも掲載されたように、発掘された未発表の資料や表に出る機会のなかった写真等も見つかっています。
 例をあげれば、先日発売した「平成ゴジラパーフェクション」の編集作業でも、ページの都合で載せられなかった未発表の写真や資料はまだまだあるんです。仮に載せたものだとしても、実物のデザイン画や資料等は現物を目にされたらまた印象は違うと思うし、東宝倉庫に眠る着ぐるみ達だって修繕すれば展示できるだろうし、小道具達も現存しているものもちゃんとある訳です。「VSシリーズ」だけでもこうしていくつもある訳です。
 準備や各方面の打ち合わせや許可、スポンサーや協賛関係からの資金、そして何よりも東宝の許諾が大変かとは思います。それでも企画・運営してくれる所、協賛してくれる所等がないものでしょうか。

「ウルトラマンアート!」を見終えてそう感じた私でした。
 そしてかなりハードワークだと思いますが、企画やデザインで関われたら幸せだろうなぁとも思ったのでした。



ウルトラマンアート! その2

2012年03月19日 | 代表羽沢のG雑感


ぜひゴジラでも!

 今日も「ウルトラマンアート!」の話。
 後日、西村さんと話した所、この「アート!」の後には、枠を広げて「ウルトラQ」から「ウルトラマン80」までのものを展示する催しで全国展開するそうです。西村さんは相当な量のコレクション、資料等をこれらを所有されているのだから驚くばかりです。
 ウルトラファンは幸せですね。

 ウルトラマンもいいけど、ゴジラファンとしてはゴジラ・東宝特撮関連でもこういった展示があればいいのにと、うらやましくなりました。
 ゴジラは今、ウルトラマンシリーズのように映画やDVD等の新作は作られていないので、こういった催しとしては開催しにくいものなのでしょう。
 最近は映像でゴジラを見た事がない子供も多くなりました。名前だけは知っているようですが「ゴモラなら知ってるけどゴジラは見た事ない」という男の子も多いらしいのです。
 寂しい!!
 怪獣に一番興味を持ち始めるだろう年齢の時にゴジラを知らない世代が増えるのは、ゴジラファンとしても残念でなりません。ですからこういったイベントがあれば、もっと子供達にもゴジラを知ってもらえると思うのです。
 そのためにはゴジラ映画の復活が一番なんでしょうね。肝心の最新映像作品が作られていないのが一番痛い所です。


▲右は併設のレストランで食べられた「ウルトラマンキーマカレー」

ウルトラマンアート! その1

2012年03月17日 | 代表羽沢のG雑感


ウルトラマンに会える

 年末年始の私の休みは1月3日の午後から4日の夜までのわずか1日半(「平成ゴジラ パーフェクション」のためなのですが…笑)でした。
 そのわずかな時間の中、水戸市内で開催されていた「ウルトラマンアート!」に行ってきました。内容は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の資料、台本、デザイン画、小道具、フィギュア等の展示です。北海道から九州まで期間を定めて今も全国の美術館を回っているので、ご存知の方も多いと思います。
 展示されているものの多くは、M1号の西村さん所有のもの。その膨大な量に圧倒されますが、ウルトラマンやウルトラセブン、怪獣達と写真が撮れるのが嬉しいのです。
 メトロン星人とちゃぶ台を挟んで座って写真が撮れたのは特に嬉しかったです。
 展示されている小道具や資料類も興味津々ですが、個人的には怪獣達のデザイン画に大いに刺激を受けました。時代背景を考えれば、斬新であり新鮮でもあるのが感じられます。
 怪獣が好きな人には嬉しい催しでした。



あれから1年

2012年03月16日 | 代表羽沢のG雑感
あれから1年

 あれから1年が経ちました。
 東日本大震災の瞬間、私は連日の泊まり込み作業で羽沢組事務所にいて一息つくためにシャワーを浴びた後でした。
 フィギュア関連以外に弊社はデザイン業務もしているのでたくさんの本があります。積み重ねておいてあるものから段ボールに入れて積んであるものまで。また、発売商品から歴代のサンプルや保管用のソフビも全て事務所にあります。さらに個人のゴジラコレクションも事務所にほとんど置いてあるのでかなり狭い場所でいつも仕事をしています。いろんなものが所狭しと積んであるのです。安全対策等はほとんどしていません。
 あの時、大きな揺れ共にたくさんのものが崩れ落ちていきました。
 私のようにあの日、あの時を覚えている方はたくさんいらっしゃると思います。

 震災は弊社のほとんどの業務にも私のプライベートにも影響しましたが、たくさんの被災された方々から見れば些細な事。未だ多くのご苦労をされている方は多いと思います。
 今もこうしてデザインの仕事ができ、ゴジラソフビを作れてご飯が食べられる事は幸せな事だと感じております。

 わずかばかりの義援金と応援ポスターぐらいしか弊社ではしておりませんが、あの日を忘れずにこれからも前向きに公私ともにがんばっていきたいと思います。
 がんばりましょう! 

そフビ制作裏話 その279

2012年03月15日 | 制作裏話




Part.2 スケジュール
 
 今日も「5周年メモリアルセット」全体について。



■スケジュールの大幅な変更
 このセットは昨年2月に発売したのですが、当初は4月頃に予定していたものでした。
 2月には「メカゴジラ」の方を先に発売する予定でスケジュールを組んでいたのです。が、原型の遅れが影響し、年末年始の休みがありましたから金型屋さんや成型屋さんも当然この期間は休みに入ります。それで2月には間に合わない事がほぼ確実となり、急きょ後に予定していたこの「メモリアルセット」を先に発売したのです。2月に発売するのは別のゴジラ商品(単品)にした方が良いかも…と言う案も検討したのですが、「メモリアルセット」がさらに先延ばしになってしまうのも厳しいので、かなりハードワークにはなってしまいますが、2月発売商品を「メモリアルセット」にしたのです。
 1月には「福袋」を発売していたので、続けてセット商品を発売するのにはどうかとも思いましたが、皆さんに喜んでいただけたので結果的には安心しました。その分「ビオゴジ サイキックバージョン」等は比較しやすかったのかもしれません。
 また、3月には震災がありましたから、もし当初の予定通りに4月以降に準備していたとしたら、記念を喜ぶような商品でしたので逆に中止にしていたかもしれません。
 いずれにしても「メカゴジラ」の影響もありましたし、続けてセット商品を発売でしたからスケジュールはとにかくめちゃくちゃでした。間に合って本当に良かったというのが当時の心境でもありました。
 さらに余裕があれば実はもう一つゴジラ(内容はまた別の機会に!)を付けようかとも思っていたのですが、スケジュール的に難しいのと価格を上げざるを得なくなるので断念したのも今だから話せる事でした。

 いつもと違うセット商品という事で、弊社にとっては不安もありましたが、また機会がありましたら皆様に喜んでいただけるような「福袋」とは違う、何かしらの記念のセットを企画してみたいと思います。